公開日 2016/10/01 12:51
【TIAS】ロッキー、FOCALの新旗艦ヘッドホン「UTOPIA」を発表 - 価格は58万円
米Soundsmithのカートリッジ使用でアナログ試聴も
10月2日まで東京国際フォーラムにて開催中の「2016年東京インターナショナルオーディオショウ」。ロッキーインターナショナルでは、FOCALの新ヘッドホン「UTOPIA」「ELEAR」が出展された。
展示スペースには、FOCALの新ヘッドホン「UTOPIA」と「ELEAR」をメインに出展。本製品は、8月に開催された香港AVショウでも披露されていたモデルで(関連ニュース)、日本でも10月1日に発売を開始することが今回発表された。「ヘッドホンでもスピーカーで聴いているような音作り」を目指して開発したという。価格は「UTOPIA」が58万円(税抜)、「ELEAR」が17万円(税抜)。
UTOPIAはフラッグシップスピーカーにも採用されている名前で、同社としては1つのブランドとして捉えているとのこと。本製品においてもフラッグシップモデルとして高品位な素材やパーツを厳選して採用している。
搭載する40mm口径ドライバーには、純ベリリウム振動板を採用。ボイスコイルは、ボビンケースを使用しない形状を採用し軽量化を実現したという。イヤーパッドにはラムスキンレザーを用いている。内部クッションによる吸音や、表面の穴あけ加工により音の拡散など調整し「リスニングルームで聴いているような音質」を再現するとアピールする。
その他、ヨークはカーボンファイバー素材を採用。ケーブルは着脱式で、プラグ部はレモ端子を備える。再生周波数帯域は5Hz〜50kHz、インピーダンスは80Ω。質量は490g。
下位モデルのELEARは、アルミニウム/マグネシウム合金の振動板を採用。ヨークはアルミニウム、イヤーパッドはマイクロファイバー素材を使用しており、よりカジュアルなモデルとなっている。再生周波数帯域は5Hz〜23kHz、インピーダンスは80Ω。質量は450g。
ブースの試聴システムには、仏FOCALのスピーカー“SOPRA”シリーズの「No.1(価格:1,600,000円/ペア・税抜)」、「No.2(価格:2,600,000円/ペア・税抜)」、「No.3(価格:3,600,000円/ペア・税抜)」を使用。独Acoustic Signatureのターンテーブル「NOVAM B」「THUNDER S」を用意を組み合わせて、アナログ再生の試聴デモを実施している。
カートリッジに、Soundsmith「ZEPHYR MIMC☆(価格:368,000円・税抜)」を使用。会場では、チーフエンジニアであるピーター・レダーマン氏が来日しており、自ら試聴レコードの再生も行っていた。同氏はB&Oの元エンジニアで、過去にB&Oで扱われていたカートリッジの技術を継承し、Soundsmithを立ち上げたとのこと。
ZEPHYR MIMC☆はMCタイプのカートリッジで、独自の「MI/Moving Iron」(ムービング・アイアン)方式を採用。一般的なカートリッジと比較して揺れを抑えることができ、安定した動作とナチュラルで正確な再生を可能にするという。
その他、フォノイコライザー「SG-210」やカートリッジシステム「Strain Gauge System」なども参考出展している。
展示スペースには、FOCALの新ヘッドホン「UTOPIA」と「ELEAR」をメインに出展。本製品は、8月に開催された香港AVショウでも披露されていたモデルで(関連ニュース)、日本でも10月1日に発売を開始することが今回発表された。「ヘッドホンでもスピーカーで聴いているような音作り」を目指して開発したという。価格は「UTOPIA」が58万円(税抜)、「ELEAR」が17万円(税抜)。
UTOPIAはフラッグシップスピーカーにも採用されている名前で、同社としては1つのブランドとして捉えているとのこと。本製品においてもフラッグシップモデルとして高品位な素材やパーツを厳選して採用している。
搭載する40mm口径ドライバーには、純ベリリウム振動板を採用。ボイスコイルは、ボビンケースを使用しない形状を採用し軽量化を実現したという。イヤーパッドにはラムスキンレザーを用いている。内部クッションによる吸音や、表面の穴あけ加工により音の拡散など調整し「リスニングルームで聴いているような音質」を再現するとアピールする。
その他、ヨークはカーボンファイバー素材を採用。ケーブルは着脱式で、プラグ部はレモ端子を備える。再生周波数帯域は5Hz〜50kHz、インピーダンスは80Ω。質量は490g。
下位モデルのELEARは、アルミニウム/マグネシウム合金の振動板を採用。ヨークはアルミニウム、イヤーパッドはマイクロファイバー素材を使用しており、よりカジュアルなモデルとなっている。再生周波数帯域は5Hz〜23kHz、インピーダンスは80Ω。質量は450g。
ブースの試聴システムには、仏FOCALのスピーカー“SOPRA”シリーズの「No.1(価格:1,600,000円/ペア・税抜)」、「No.2(価格:2,600,000円/ペア・税抜)」、「No.3(価格:3,600,000円/ペア・税抜)」を使用。独Acoustic Signatureのターンテーブル「NOVAM B」「THUNDER S」を用意を組み合わせて、アナログ再生の試聴デモを実施している。
カートリッジに、Soundsmith「ZEPHYR MIMC☆(価格:368,000円・税抜)」を使用。会場では、チーフエンジニアであるピーター・レダーマン氏が来日しており、自ら試聴レコードの再生も行っていた。同氏はB&Oの元エンジニアで、過去にB&Oで扱われていたカートリッジの技術を継承し、Soundsmithを立ち上げたとのこと。
ZEPHYR MIMC☆はMCタイプのカートリッジで、独自の「MI/Moving Iron」(ムービング・アイアン)方式を採用。一般的なカートリッジと比較して揺れを抑えることができ、安定した動作とナチュラルで正確な再生を可能にするという。
その他、フォノイコライザー「SG-210」やカートリッジシステム「Strain Gauge System」なども参考出展している。