公開日 2024/08/12 11:32
<香港ショウ>ブリスオーディオ「冨嶽」の試聴会は大人気/光城の仮想アースも大ヒット
冨嶽の試聴ブースは長蛇の列
香港オーディオショウはポータブルオーディオについても非常に大きなブースを構えている。土地が狭く人口密度が高い国だからこそ、ヘッドホン・イヤホンの需要が日本と同じく高いというのもよく分かる。ここでは、ブリスオーディオや光城精工の代理店を担当する「Soundwave audio」のブースをレポートする。
ブリスオーディオは、国内価格250万円の弩級ポータブルアンプ「冨嶽 -FUGAKU-」の最終バージョンを香港にて初披露。「Soundwave audio」という現地代理店のブースにて特別試聴会を設けていた。試聴はひとり10分と時間を区切って行われたが、長蛇の列が朝から晩まで途切れることなく続いていた。
「冨嶽」は、もともと日本のみならずアジア諸国からも引き合いが強く、過去にも台湾のイベントで試聴会を実施し大きな反響を得ていたという。今回は音質も最終まで追い込んでの試聴会ということで、現地のポータブルファンの関心も高い。
YouTubeチャンネル「耳機狂人」を運営する有名YouTuberであるCatoさんも「冨嶽は素晴らしい音です!今回試聴した製品のなかで一番印象的でした」と笑顔で大絶賛。
ブリスオーディオの岡田さんによると、これまでもポータブルアンプ「TSURANAGI」やリケーブル類は香港市場で大きな引き合いがあったとそうで、「冨嶽」でさらなる市場開拓を狙いたいと力を込める。開発担当の黒川さんも今回香港ショウには初参加となるが、「日本では見たことがないオーディオ機器をたくさん見て、音を聴いてとても参考になりました。また各社製品の“仕上げ”についても学ぶことが多くあります」と大きな刺激を受けたようだ。
「Soundwave audio」は、光城精工の代理店も担当している。同社は香港市場での仮想アースの大ヒットにも貢献した立役者でもある。
光城の土岐さんによると、「仮想アースはCrystal-Eのボックスタイプ、Crystal-Epのスティックタイプどちらも非常に注目が高く、いずれも1万台を超える実売がでています」と胸を張る。ボックスタイプで火がつき、よりお求めやすい価格のスティックが出た時には生産が追いつかないほどのヒットモデルになったという。実際に2軒の地元オーディオショップに足を伸ばしたところ、いずれも仮想アースはしっかり展示されていた。
Crystal-Epは端子の先が複数用意されているが、人気の形状についてたずねると、「やはりRCAが多いですが、3.5mmタイプ、USBタイプの引き合いも強いですね」とのこと。また電源コンセントに刺すタイプの「Crystal Eop-G」も、日本とは端子形状が異なるため、アダプターなどを介して使われていることも多いそう。「こちらの市場に合わせたコンセントタイプのものを用意することも考えなければいけませんね」と土岐さん。
Soundwave AudioはほかにもAcoustune、ドイツのViolectric、ルーマニアのMEZE Audioなどの代理店も担当しており、イヤホン・ヘッドホンに強い商社となっている。
ブリスオーディオは、国内価格250万円の弩級ポータブルアンプ「冨嶽 -FUGAKU-」の最終バージョンを香港にて初披露。「Soundwave audio」という現地代理店のブースにて特別試聴会を設けていた。試聴はひとり10分と時間を区切って行われたが、長蛇の列が朝から晩まで途切れることなく続いていた。
「冨嶽」は、もともと日本のみならずアジア諸国からも引き合いが強く、過去にも台湾のイベントで試聴会を実施し大きな反響を得ていたという。今回は音質も最終まで追い込んでの試聴会ということで、現地のポータブルファンの関心も高い。
YouTubeチャンネル「耳機狂人」を運営する有名YouTuberであるCatoさんも「冨嶽は素晴らしい音です!今回試聴した製品のなかで一番印象的でした」と笑顔で大絶賛。
ブリスオーディオの岡田さんによると、これまでもポータブルアンプ「TSURANAGI」やリケーブル類は香港市場で大きな引き合いがあったとそうで、「冨嶽」でさらなる市場開拓を狙いたいと力を込める。開発担当の黒川さんも今回香港ショウには初参加となるが、「日本では見たことがないオーディオ機器をたくさん見て、音を聴いてとても参考になりました。また各社製品の“仕上げ”についても学ぶことが多くあります」と大きな刺激を受けたようだ。
「Soundwave audio」は、光城精工の代理店も担当している。同社は香港市場での仮想アースの大ヒットにも貢献した立役者でもある。
光城の土岐さんによると、「仮想アースはCrystal-Eのボックスタイプ、Crystal-Epのスティックタイプどちらも非常に注目が高く、いずれも1万台を超える実売がでています」と胸を張る。ボックスタイプで火がつき、よりお求めやすい価格のスティックが出た時には生産が追いつかないほどのヒットモデルになったという。実際に2軒の地元オーディオショップに足を伸ばしたところ、いずれも仮想アースはしっかり展示されていた。
Crystal-Epは端子の先が複数用意されているが、人気の形状についてたずねると、「やはりRCAが多いですが、3.5mmタイプ、USBタイプの引き合いも強いですね」とのこと。また電源コンセントに刺すタイプの「Crystal Eop-G」も、日本とは端子形状が異なるため、アダプターなどを介して使われていることも多いそう。「こちらの市場に合わせたコンセントタイプのものを用意することも考えなければいけませんね」と土岐さん。
Soundwave AudioはほかにもAcoustune、ドイツのViolectric、ルーマニアのMEZE Audioなどの代理店も担当しており、イヤホン・ヘッドホンに強い商社となっている。