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公開日 2002/06/13 19:33
ソニー、コントラスト1000対1を実現した液晶プロジェクター「VPL-VW12HT」を発売
<左>外観は11HTとほぼ同様 <右>カラーフィルターが同梱され、自由に着脱が可能 |
本機は、他社の80万円クラスのDLPプロジェクターと同等、もしくはそれ以上の性能を目標に開発された。集光率を上げるマイクロレンズアレイ付1.35型ワイドXGAパネルとワイドビューフィルムを採用し、コントラスト比1000:1を実現。暗部での微妙な色あいや質感の再現に効力を発揮する。また、カラーフィルターを同梱し、装着すると自然で柔らかな肌色やコントラスト感を強調した効果が得られる。
さらに、ガンマ調整をPCと協調して行えるのもポイントで、専用ソフト"ImageDirector"を同梱している。PCとはRS-232Cケーブルで接続し、R、G、Bそれぞれ独立して調整ができる。
高輝度(1000ANSIルーメン)や高画質化回路"DRC-MF"などの特徴は前機種「VPL-VW11HT」と同様。また、映画フィルム素材のビデオ信号を自動的に判別して信号処理を行ない、なめらかな映像を再現する「シネマモーション」も搭載している。
最終段階での試作機を見た印象では、前機種「VPL-VW11HT」と比べ、暗部の階調性や色表現性がはるかに進化していることが一目で確認できた。同社の業務用モニター「BVM」との比較視聴も行ったが、全体の雰囲気はかなり肉薄しているといった印象。DLPプロジェクター並みのコントラスト比を実現した威力が実感できた。(Phile-web編集部)
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トピック
- ブランドSONY
- 型番VPL-VW12HT
- 発売日8月1日
- 価格¥OPEN(予想実売価格55万円前後)
【SPEC】●LCDパネル:1.35型ポリシリコンTFTワイドLCDパネル、
1,049,088ドット×3(約315万ドット) ●レンズ:マニュアルフォーカス・1.2倍ズームレンズ、f44.6〜53.6mm/F2.4〜2.7 ●ランプ:200W UHP ●光出力:1000 ANSI lm(16:9時)、750 ANSI lm(4:3時)投影画面 対角線40〜300型(16:9時)、対角線40〜300型(4:3時) ●カラー方式:NTSC/PAL/SECAM/NTSC4.43/PAL-M /PAL-N/PAL60自動/手動切替 ●消費電力:最大:300W、スタンバイ時:6W ●外形寸法:395W×168H×427Dmm ●質量:約8Kg
1,049,088ドット×3(約315万ドット) ●レンズ:マニュアルフォーカス・1.2倍ズームレンズ、f44.6〜53.6mm/F2.4〜2.7 ●ランプ:200W UHP ●光出力:1000 ANSI lm(16:9時)、750 ANSI lm(4:3時)投影画面 対角線40〜300型(16:9時)、対角線40〜300型(4:3時) ●カラー方式:NTSC/PAL/SECAM/NTSC4.43/PAL-M /PAL-N/PAL60自動/手動切替 ●消費電力:最大:300W、スタンバイ時:6W ●外形寸法:395W×168H×427Dmm ●質量:約8Kg