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公開日 2009/01/07 14:59
CES Unveiled開幕 − LG、厚さ24.8mmのLED液晶テレビを発表/Shureから新機種「SE115」登場
CES2009レポート
米国時間の1月8日、いよいよInternational CES 2009が開幕する。開幕の前日となる1月7日には各社がプレスカンファレンスを開催し、注目の新製品、新技術などを披露する。
開幕の前々日となる6日、毎年恒例の“プレプレ”イベント「CES Unveiled」が開催された。例年より面積が広くなったが、会場内はCES開幕を待ちきれない各国のプレスで溢れかえり、昨年よりも来場者が多いという印象だ。世界的な経済不況が伝えられている中、CESの盛り上がりは例年とさほど変わっていない。ここでは、CES Unveiledに出展された注目の製品やテクノロジーを中心にレポートしていこう。
■LG電子が超薄型の55インチ液晶テレビを発表
LG電子は、55インチで厚さ24.8mmという超薄型液晶テレビを発表した。2009年第2四半期に北米で発売予定という。超薄型を実現しただけでなく、バックライトにLEDを採用したことも特徴で、豊かな色再現性能を持っている。国内メーカーも超薄型テレビを続々と実用化しているが、このサイズで25mmを切る市販モデルは今のところ存在しない。韓国メーカーが本格的に薄型競争に参入してきたことで、今後、さらなる技術革新が期待される。
さらに同社は、デジタルTVとPCモニター機能を一体化した製品も展示。「2in1」と謳い、その利便性をアピールしている。画面サイズは23インチで、解像度は1,920×1,080。HDMI入力を2系統備えるなど、スペックにも抜かりはない。
この2機種は、今のところ日本での発売は予定していないという。現地時間の1月7日に開催されるプレスカンファレンスで詳細が明らかにされるものと思われるので、続報をお待ちいただきたい。
■Shureが新製品「SE115」を発表
Shureは、現在開催されているMacworldとCESにおいて、新製品「SE115」を発表した。価格は99.99ドルで、2009年の4〜5月に発売を予定する。バランスド・アーマチュア型ではなく、ダイナミック型ドライバーを搭載する。カラーバリエーションとしてピンク、ブラック、ブルー、レッドの4色を用意しているのが大きな特徴となる。
なお、国内ではSEシリーズの最廉価モデルとして「SE102-K」が販売されているが、北米の同社サイトを見ると、最廉価モデルはSE110となっている。SE110はバランスド・アーマチュアドライバーを搭載し、価格はPromo Priceで99.99ドルと、ダイナミックドライバーを採用するSE115と価格はほぼ同じ。国内での展開がどうなるのか興味深いところだ。
■個性豊かな「CES Innovation Award」受賞製品たち
ここからは「CES Innovation Award」を受賞した注目の新製品を紹介していこう。
まず、JVC(日本ビクター)ブランドのカーオーディオ“EL Kameleon"「KD-AVX77」に注目したい。筐体前面を覆い尽くす、大型のワイドTFT液晶を搭載したのが最大の特徴。タッチパネル操作も行える。USB2.0端子やBluetoothにも対応する。画面の大きさを活かした表現力の高さに注目したい。
ロジテック(日本名ロジクール)は、カスタマイズリモコン「Harmony 1100」を発表。3.5インチ、QVGA解像度の液晶画面を備え、タッチ操作で様々な機器を統合的にオペレーションできる。今年2月に北米、欧州での発売を予定し、価格は499.99ドル程度を予定する。ぜひ日本での導入に期待したい。
ベルキンでは、昨年のCESやCEDIA、CEATECなどで出展していた(関連ニュース)ワイヤレスHD送受信システム「Flywire」がCES Innovation Awardを受賞した。イスラエルに拠点を置くAMIMON社が開発したHDビデオの無線伝送方式「WHDI」規格を採用し、5GHz帯の周波数を利用。HD映像を非圧縮で伝送できる。1080p/24映像にも対応し、家庭内伝送距離は約30mをカバーする。
ハーマン/カードンからは7chAVアンプ「AVR7550HD」が同賞を受賞。本機はドルビーの音量自動調整機能「ドルビーボリューム」も搭載しており、先進的な機能を搭載しているのが特徴だ。
そのほか、注目機器をフォトレポート形式でお伝えしよう。
開幕の前々日となる6日、毎年恒例の“プレプレ”イベント「CES Unveiled」が開催された。例年より面積が広くなったが、会場内はCES開幕を待ちきれない各国のプレスで溢れかえり、昨年よりも来場者が多いという印象だ。世界的な経済不況が伝えられている中、CESの盛り上がりは例年とさほど変わっていない。ここでは、CES Unveiledに出展された注目の製品やテクノロジーを中心にレポートしていこう。
■LG電子が超薄型の55インチ液晶テレビを発表
LG電子は、55インチで厚さ24.8mmという超薄型液晶テレビを発表した。2009年第2四半期に北米で発売予定という。超薄型を実現しただけでなく、バックライトにLEDを採用したことも特徴で、豊かな色再現性能を持っている。国内メーカーも超薄型テレビを続々と実用化しているが、このサイズで25mmを切る市販モデルは今のところ存在しない。韓国メーカーが本格的に薄型競争に参入してきたことで、今後、さらなる技術革新が期待される。
さらに同社は、デジタルTVとPCモニター機能を一体化した製品も展示。「2in1」と謳い、その利便性をアピールしている。画面サイズは23インチで、解像度は1,920×1,080。HDMI入力を2系統備えるなど、スペックにも抜かりはない。
この2機種は、今のところ日本での発売は予定していないという。現地時間の1月7日に開催されるプレスカンファレンスで詳細が明らかにされるものと思われるので、続報をお待ちいただきたい。
■Shureが新製品「SE115」を発表
Shureは、現在開催されているMacworldとCESにおいて、新製品「SE115」を発表した。価格は99.99ドルで、2009年の4〜5月に発売を予定する。バランスド・アーマチュア型ではなく、ダイナミック型ドライバーを搭載する。カラーバリエーションとしてピンク、ブラック、ブルー、レッドの4色を用意しているのが大きな特徴となる。
なお、国内ではSEシリーズの最廉価モデルとして「SE102-K」が販売されているが、北米の同社サイトを見ると、最廉価モデルはSE110となっている。SE110はバランスド・アーマチュアドライバーを搭載し、価格はPromo Priceで99.99ドルと、ダイナミックドライバーを採用するSE115と価格はほぼ同じ。国内での展開がどうなるのか興味深いところだ。
■個性豊かな「CES Innovation Award」受賞製品たち
ここからは「CES Innovation Award」を受賞した注目の新製品を紹介していこう。
まず、JVC(日本ビクター)ブランドのカーオーディオ“EL Kameleon"「KD-AVX77」に注目したい。筐体前面を覆い尽くす、大型のワイドTFT液晶を搭載したのが最大の特徴。タッチパネル操作も行える。USB2.0端子やBluetoothにも対応する。画面の大きさを活かした表現力の高さに注目したい。
ロジテック(日本名ロジクール)は、カスタマイズリモコン「Harmony 1100」を発表。3.5インチ、QVGA解像度の液晶画面を備え、タッチ操作で様々な機器を統合的にオペレーションできる。今年2月に北米、欧州での発売を予定し、価格は499.99ドル程度を予定する。ぜひ日本での導入に期待したい。
ベルキンでは、昨年のCESやCEDIA、CEATECなどで出展していた(関連ニュース)ワイヤレスHD送受信システム「Flywire」がCES Innovation Awardを受賞した。イスラエルに拠点を置くAMIMON社が開発したHDビデオの無線伝送方式「WHDI」規格を採用し、5GHz帯の周波数を利用。HD映像を非圧縮で伝送できる。1080p/24映像にも対応し、家庭内伝送距離は約30mをカバーする。
ハーマン/カードンからは7chAVアンプ「AVR7550HD」が同賞を受賞。本機はドルビーの音量自動調整機能「ドルビーボリューム」も搭載しており、先進的な機能を搭載しているのが特徴だ。
そのほか、注目機器をフォトレポート形式でお伝えしよう。