• ブランド
    特設サイト
公開日 2009/03/04 20:17

パナソニック、4アンテナ内蔵の17V型液晶テレビ“VIERA"「TH-L17F1」を発売

アンテナ端子が無くても地デジが見られる
Phile-web編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
パナソニック(株)デジタルAVCマーケティング本部は、4ダイバーシティアンテナを内蔵した17V型液晶テレビ“VIERA"「TH-L17F1」を3月20日に発売する。価格はオープンだが9万円前後での販売が予想される。本体色は「ジェットブラック」「グレイッシュシルバー」の2色を用意する。

17V型液晶テレビ“VIERA

同社は2月に、BDプレーヤーを内蔵したポータブル地上デジタルテレビ「DMP-BV100」を発表(関連ニュース)。本機にも4ダイバーシティアンテナが搭載されているが、16V型以上の据え置き型モデルとしては、「TH-L17F1」が初の4ダイバーシティアンテナー内蔵モデルとなる。

■VIERAとして初めてLEDエッジライトを採用

ディスプレイ部の画素数は1,366×768で、パネルはIPS。バックライト光源にはLEDエッジライトを採用している。バックライトはパネルの下に配置し、独自仕様の導光板や光拡散フィルムによってユニフォーミティーと筐体の薄さを両立させた。画面の視野角は上下左右178度。なお、画面は前5度、後10度の角度調整を行うこともできる。

LEDエッジライトの採用などで薄型化を実現した

本体の外形寸法は430W×390H×174Dmm。スタンド部の幅は236mm、奥行きは174mmで、同社では「B5用紙のスペースに置ける」と説明している。HDMI端子は1系統を装備し、1080/24p入力も可能。ビエラリンクにも対応している。そのほか、ビデオ入力1系統、ヘッドホン端子1系統、LAN端子などを装備している。

スピーカーは直径2cmのフルレンジユニットを2基搭載している。

■4ダイバーシティアンテナで安定した受信を可能にした

基本的に屋内で使用する製品で、4つのアンテナを使って受信した電波を、独自のアルゴリズムで強度さに応じた重みづけや合成を行い、安定した受信を実現している。カーナビなどではおなじみの機能だ。アンテナは本体の背面に装備し、透明のアクリル板が用いられている。このアクリル板は光らせることも可能で、インテリア性も高めている。

本体背面にチューナー部を装備している

4ダイバーシティアンテナにより、アンテナ端子の無い部屋に移動しても、地上デジタルテレビ放送を視聴することが可能。なお本機はワンセグ受信機能も備えており、電波状況が悪い場合は、リモコンのダイレクトボタンでワンセグ放送に切り替えることも可能。なお、ワンセグのデータ放送には対応していない。

なお、アンテナ端子も搭載しているので、アンテナケーブルを接続してテレビを受信することも可能。またチューナーは地上デジタルのみで、今回新たに開発した小型チューナーICを搭載。BS・110度CSデジタルや地上アナログには対応しない。

■リンク機能など使い勝手を高める機能も充実

使い勝手の面では、“VIERA"PZR900シリーズから採用された「らくらくアイコン」機能も搭載。リモコンの専用ボタンを押すと、「ディーガ録画一覧」「ジャンル検索」「注目番組」「スライドショー」「タイマー」の5つのアイコンが画面上に表示され、目的の機能にすばやくアクセスできる。また、対応レコーダーやSDハイビジョンムービーをGUIで操作できる「画面deリモコン」機能も搭載。さらに、対応レコーダーとHDMIで接続した状態で、少しのあいだ席を外すときなどに、スムーズに番組録画が開始できる「番組キープ」機能も備えている。

またEPGは最大7時間分の番組表が一覧できる、新「インテリジェントテレビ番組ガイド」を採用。ジャンルごとに色分け表示し視認性を高めたほか、1つのチャンネルの番組表を8日分表示することもできる。また、ユーザーが試聴した番組のジャンルや人物などを学習し、おすすめ番組を最大20タイトルまで自動選択する「インテリジェント機能」も搭載。さらにGUIのスタイルイメージは「スタンダード」「リッチ」「ポップ」「スマートリッチ」の4種類が用意され、任意に選択することが可能となっている。

リモコンは地上デジタル専用のシンプルリモコンを採用。文字を大きくし視認性を高めたほか、前述の「らくらくアイコン」「アクトビラ」、ワンセグ/フルセグを切り替えられる「受信モード」ボタンなどを装備している。

さらにEPGではGガイドの「注目番組」にも対応。最大1ヶ月先までの番組タイトルや番組内容をチェックし、ビエラリンクで接続したDIGAへ録画予約を行うことも可能。

ネットワーク機能では、「アクトビラ ベーシック」のみに対応。またSD/SDHCメモリーカードスロットも備えるが、AVCHD/AVCHD Liteの再生は行えず、JPEGの表示のみに対応している。そのほか、センサーカメラやFAX“おたっくす"の受信画像表示機能、「どこでもドアホン」との連動機能も備える。

省エネ機能では、テレビの視聴状態に応じて対応レコーダーやSTBなど接続機器の電源を自動で切る「こまめにオフ」、またテレビの電源に連動し、自動で接続機器の待機電力モードを最小に切り替える「ECOスタンバイ」などを搭載している。

【問い合わせ先】
お客様ご相談センター
TEL/0120-878-365

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック

製品スペックを見る
  • ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
  • ブランドPANASONIC
  • 型番TH-L17F1
  • 発売日2009年3月20日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格90,000円前後)
●画面サイズ:17V型 ●解像度:1,366×768 ●受信チャンネル:地上デジタル(CATVパススルー対応)/ワンセグ放送 ●接続端子:地上デジタル入力1(M3型)、HDMI端子1、ビデオ入力1、音声入力1、ヘッドホン/イヤホン端子1、LAN端子1 ●消費電力:39W ●外形寸法:430W×390H×174Dmm(スタンド含む) ●質量:約5.0kg(スタンド含む)
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 月額3万円の最強ChatGPTに「電源で音質が変わるか」と聞いたら意外な展開に
2 その男を怒らせてはいけない! “絶対に死なない”伝説の老兵がツルハシ1本で敵を討つ
3 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
4 QobuzもAmazonもこれ一台!コスパ抜群、機能も満点。ストリーマーの決定版「WiiM Ultra」を徹底ハンドリング
5 CD再生とファイル再生の架け橋に!Shanlingからリッピング機能付きトランスポート「CR60」が登場
6 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
7 AVIOT、『らんま1/2』コラボ完全ワイヤレスイヤホン。完全新録ボイス240種類以上搭載
8 水月雨、『崩壊:スターレイル』とのコラボ完全ワイヤレス。ダイナミック+環状平面駆動の同軸ドライバー搭載
9 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
10 トップウイング、ネットワークオーディオの光絶縁を手軽に試せる「OPT ISO BOX」
12/23 10:35 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX