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公開日 2009/04/21 10:47
NHK、市販ヘッドホンでも22.2ch音声を再生可能なプロセッサーなどを開発
スーパーハイビジョンコンテンツの制作がより容易に
NHKは、現在研究開発を進めている「スーパーハイビジョン」の22.2ch マルチチャンネル音響についての機器を開発したことを発表した。
■22.2ch音声を、市販のヘッドホンでも再生できるヘッドホンプロセッサー
音源が耳に到達するまでの音の伝わり方(頭部伝達関数)を測定し、その値をプロセッサーに予め入力しておく。その値をもとに処理を行うことで、22.2chの音の広がりを再現できるとのことだ。
これまで22.2chマルチ音響は多数のスピーカーを配置しなければ聴けなかったため、中継現場で収音した音をその場で確認することができず、効率的な番組制作が困難だったという。NHKは、本プロセッサーを使用することで野外ロケでの番組制作なども効率的に行うことができる、とコメントしている。
■22.2ch音声を収音できる小型ワンポイント・マイクロフォン
遮音板を用いて一カ所の空間を複数に区切り、それぞれの中に小型マイクロフォンを配置することで、22.2ch音声を1箇所で効率的に収音できるマイクロフォン。隣接するマイクロフォン同士の干渉も避けることができるとのことだ。
今回発表された2つの機器を使用することにより、スーパーハイビジョンコンテンツの制作がより容易になり、幅が拡がることが予想される。
■22.2ch音声を、市販のヘッドホンでも再生できるヘッドホンプロセッサー
音源が耳に到達するまでの音の伝わり方(頭部伝達関数)を測定し、その値をプロセッサーに予め入力しておく。その値をもとに処理を行うことで、22.2chの音の広がりを再現できるとのことだ。
これまで22.2chマルチ音響は多数のスピーカーを配置しなければ聴けなかったため、中継現場で収音した音をその場で確認することができず、効率的な番組制作が困難だったという。NHKは、本プロセッサーを使用することで野外ロケでの番組制作なども効率的に行うことができる、とコメントしている。
■22.2ch音声を収音できる小型ワンポイント・マイクロフォン
遮音板を用いて一カ所の空間を複数に区切り、それぞれの中に小型マイクロフォンを配置することで、22.2ch音声を1箇所で効率的に収音できるマイクロフォン。隣接するマイクロフォン同士の干渉も避けることができるとのことだ。
今回発表された2つの機器を使用することにより、スーパーハイビジョンコンテンツの制作がより容易になり、幅が拡がることが予想される。