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公開日 2009/11/24 19:14
アキア、倍速駆動/IPSパネル搭載の42V型機など液晶テレビ5モデルを発売 - ファブレスで低価格を実現
42V型で実売99,800円
(株)アキアは、1995年に誕生したパソコンブランド「akia」を液晶テレビブランドとして復活させ、IPSパネル搭載機など5モデルを12月中旬より発売する。詳細は下記の通り。
本製品は、部品調達や製品組み立てのアウトソーシング化などを行うファブレス製造によって低価格化を実現した液晶テレビ。バイ・デザイン社との提携により製造されている。
42V型の「42FG05A-B」と32V型の「32FG08H-B」にはIPSパネルを搭載。これにより、広視野角や高コントラスト比を実現。なお、パネルは42V型がLG製で、32V型は日本製のものだという。
製造こそファブレスで行っているものの、設計は同社が独自に行っている点も特徴。32V型の「32FG08H-B」と26V型の「26HG03H-B」の2モデルは、デジタルチューナー部分も独自開発。プロセッサーを1チップ化させハードウェアの部品数を削減したことなどにより、低価格化なども実現した。
販売は、12月中旬から稼働予定の同社ECサイト(http://www.akia-direct.jp/)を中心にインターネット上で展開。基本的に一般流通に乗せた店頭販売などは行わない。なお、現在はakia公式サイト(http://www.akia.co.jp/)にて予約受付を開始している。
こうした点について、同社が本日開催した製品発表会に出席した同社代表取締役社長の多治見淑高氏は、「ダイレクト販売で中間マージンを減らし、お客様にとって価格的にも意義のある製品を提供していく」と説明。ネット販売のみという利点を活かし「将来的には、市場動向に併せて価格を柔軟に変えるようなこともあり得る」とも語った。
また、多治見氏は「26V型と32V型は最終チューニング中だが、それ以外の3機種は生産を開始しており、今日にでもお買い求め頂ける」とコメント。公式サイトの予約ページから注文すれば、すぐにでも入手可能な機種もあることを明かした。なお、最終調整中の2モデル以外は一部のパソコンショップなどで1ヶ月ほど前から展示しているという。
「akia」ブランドは、現バイ・デザイン社 代表取締役社長 飯塚克美氏が1995年11月に立ち上げたパソコンブランド。1996年1月18日に世界で最初に民生用の液晶モニターを市場投入するなどしていた。
今回、多治見氏は同ブランドを液晶テレビのブランドとして復活させるため、新たにアキア社を設立。多治見氏は「過去に液晶モニターという最新の技術を提供したのと同様に、最新の技術を使ったテレビを提供していきたい」と意気込みを語った。
以下、発表会での質疑応答の模様をお届けする。
Q.バイデザインとアキアとの差別化について聞きたい。このブランドは、高級ブランドなのかそれとも通販専門なのか。
A.高級ブランドという意味ではない。バイ・デザイン社との流通システムの違いという意味で変えている。
Q.実際に製品を見られる場所を用意するのか
A.現在はまだ見られる場所を用意するような計画はない。26V型と32V型はネット販売しか行わないが、42V型などは福岡を中心に展開する「アプライド」などの一部PCショップで1ヶ月ほど前から販売している。
Q.ECサイトの可動後、出荷はどんなタイミングになるのか。
A.出荷も同時に行える予定だ。
Q.近い仕様の製品が他社にもあったら教えて欲しい。また、そうした製品と比べてのメリットはどこにあると考えているのか。
A.シャープさんや東芝さんなど国内メーカーの製品が、ポイントなどを考慮した実勢価格で7万円を切るくらいになっている。それらと比べて低価格化を実現している。また、HDMI端子数なども多いことに加え、他社のベーシックなモデルと比べてIPSパネルの分だけ画質も良いと自信を持っている。
Q.アキアを新会社として設立した狙いについて教えて欲しい。
A.ネット販売と一般流通は価格戦略上共存しにくい。バイ・デザインの中で第2ブランドを立ち上げる実験も行ったこともあるが、単発で終わってしまう傾向にあった。ブランドを育てるということで、まったく違う会社を新たに立ち上げてやっていこうと考えた。
Q.今回のコアターゲットや広告展開をどのように考えているのか。
A.特に広告展開はしないというのはバイデザインと一緒。宣伝費ゼロで進めていく。テレビは誰でも使うもの。万人に受け入れてもらいたいと思っている。製品購入の際にブランドを見比べて検討するような人に選んでもらいたい。
また、昔のアキアのユーザーに「戻ってきた」ということをお知らせしたい。PCではないが、最先端の技術を使ったものをやった。ベンチャーではできないような画質も実現した。これを第一弾として来年はどんどん製品を出していこうと思っている。“ハイスペックを徹底的に安く”ということでやっていきたい。
Q.当面の販売目標があれば教えてほしい
A.本来なら目標がなければいけないのかもしれないが、実は現在ハッキリとどれくらいというのはない。今までの経験も含めて、シェアが数字で見える状態にできるだけ早い段階でもっていきたい。
型番 | サイズ | 解像度 | チューナー | HDMI端子 | 倍速駆動 | 光デジタル音声出力 | 価格 |
42FG05A-B | 42V型 | 1,920×1,080 | 地上/BS/110度CSデジタル | 2 | ○ | ○ | ¥OPEN(直販サイト価格99,800円) |
32FG08H-B | 32V型 | 1,366×768 | 地上/BS/110度CSデジタル | 3 (Ver. 1.3) | - | ○ | ¥OPEN(直販サイト価格49,800円) |
26HG03H-B | 26V型 | 1,366×768 | 地上/BS/110度CSデジタル | 3 | - | ○ | ¥OPEN(直販サイト価格44,800円) |
24FG00J-B | 24V型 | 1,920×1,080 | 地上/BS/110度CSデジタル | 1 (Ver. 1.3) | - | ○ | ¥OPEN(直販サイト価格44,800円) |
22HT10J-B | 22V型 | 1,440×900 | 地上デジタル | 1 (Ver. 1.2) | - | - | ¥OPEN(直販サイト価格34,800円) |
本製品は、部品調達や製品組み立てのアウトソーシング化などを行うファブレス製造によって低価格化を実現した液晶テレビ。バイ・デザイン社との提携により製造されている。
42V型の「42FG05A-B」と32V型の「32FG08H-B」にはIPSパネルを搭載。これにより、広視野角や高コントラスト比を実現。なお、パネルは42V型がLG製で、32V型は日本製のものだという。
製造こそファブレスで行っているものの、設計は同社が独自に行っている点も特徴。32V型の「32FG08H-B」と26V型の「26HG03H-B」の2モデルは、デジタルチューナー部分も独自開発。プロセッサーを1チップ化させハードウェアの部品数を削減したことなどにより、低価格化なども実現した。
販売は、12月中旬から稼働予定の同社ECサイト(http://www.akia-direct.jp/)を中心にインターネット上で展開。基本的に一般流通に乗せた店頭販売などは行わない。なお、現在はakia公式サイト(http://www.akia.co.jp/)にて予約受付を開始している。
こうした点について、同社が本日開催した製品発表会に出席した同社代表取締役社長の多治見淑高氏は、「ダイレクト販売で中間マージンを減らし、お客様にとって価格的にも意義のある製品を提供していく」と説明。ネット販売のみという利点を活かし「将来的には、市場動向に併せて価格を柔軟に変えるようなこともあり得る」とも語った。
また、多治見氏は「26V型と32V型は最終チューニング中だが、それ以外の3機種は生産を開始しており、今日にでもお買い求め頂ける」とコメント。公式サイトの予約ページから注文すれば、すぐにでも入手可能な機種もあることを明かした。なお、最終調整中の2モデル以外は一部のパソコンショップなどで1ヶ月ほど前から展示しているという。
「akia」ブランドは、現バイ・デザイン社 代表取締役社長 飯塚克美氏が1995年11月に立ち上げたパソコンブランド。1996年1月18日に世界で最初に民生用の液晶モニターを市場投入するなどしていた。
今回、多治見氏は同ブランドを液晶テレビのブランドとして復活させるため、新たにアキア社を設立。多治見氏は「過去に液晶モニターという最新の技術を提供したのと同様に、最新の技術を使ったテレビを提供していきたい」と意気込みを語った。
以下、発表会での質疑応答の模様をお届けする。
Q.バイデザインとアキアとの差別化について聞きたい。このブランドは、高級ブランドなのかそれとも通販専門なのか。
A.高級ブランドという意味ではない。バイ・デザイン社との流通システムの違いという意味で変えている。
Q.実際に製品を見られる場所を用意するのか
A.現在はまだ見られる場所を用意するような計画はない。26V型と32V型はネット販売しか行わないが、42V型などは福岡を中心に展開する「アプライド」などの一部PCショップで1ヶ月ほど前から販売している。
Q.ECサイトの可動後、出荷はどんなタイミングになるのか。
A.出荷も同時に行える予定だ。
Q.近い仕様の製品が他社にもあったら教えて欲しい。また、そうした製品と比べてのメリットはどこにあると考えているのか。
A.シャープさんや東芝さんなど国内メーカーの製品が、ポイントなどを考慮した実勢価格で7万円を切るくらいになっている。それらと比べて低価格化を実現している。また、HDMI端子数なども多いことに加え、他社のベーシックなモデルと比べてIPSパネルの分だけ画質も良いと自信を持っている。
Q.アキアを新会社として設立した狙いについて教えて欲しい。
A.ネット販売と一般流通は価格戦略上共存しにくい。バイ・デザインの中で第2ブランドを立ち上げる実験も行ったこともあるが、単発で終わってしまう傾向にあった。ブランドを育てるということで、まったく違う会社を新たに立ち上げてやっていこうと考えた。
Q.今回のコアターゲットや広告展開をどのように考えているのか。
A.特に広告展開はしないというのはバイデザインと一緒。宣伝費ゼロで進めていく。テレビは誰でも使うもの。万人に受け入れてもらいたいと思っている。製品購入の際にブランドを見比べて検討するような人に選んでもらいたい。
また、昔のアキアのユーザーに「戻ってきた」ということをお知らせしたい。PCではないが、最先端の技術を使ったものをやった。ベンチャーではできないような画質も実現した。これを第一弾として来年はどんどん製品を出していこうと思っている。“ハイスペックを徹底的に安く”ということでやっていきたい。
Q.当面の販売目標があれば教えてほしい
A.本来なら目標がなければいけないのかもしれないが、実は現在ハッキリとどれくらいというのはない。今までの経験も含めて、シェアが数字で見える状態にできるだけ早い段階でもっていきたい。
関連リンク
トピック
- ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
- ブランドAKIA
- 型番42FG05A-B
- 発売日2009年12月中旬
- 価格¥OPEN(直販サイト価格99,800円)
●サイズ:42V型 ●解像度:1,920×1,080 ●チューナー:地上・BS・110度CSデジタル ●入出力端子:HDMI入力×2(Ver.1.2)、D5入力×1、S2入力×1、ビデオ入力×1、光デジタル音声出力 他 ●外形寸法:1024W×700H×243.5Dmm(スタンド含む) ●質量:20.7kg(スタンド含む)
- ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
- ブランドAKIA
- 型番32FG08H-B
- 発売日2009年12月中旬
- 価格¥OPEN(直販サイト価格49,800円)
●サイズ:32V型 ●解像度:1,366×768 ●チューナー:地上・BS・110度CSデジタル ●入出力端子:HDMI入力×3(Ver.1.3)、D5入力×2、Sビデオ入力×1、ビデオ入力×1、光デジタル音声出力 他 ●外形寸法:788W×552H×242Dmm(スタンド含む) ●質量:12.5Kg(スタンド含む)
- ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
- ブランドAKIA
- 型番26HG03H-B
- 発売日2009年12月中旬
- 価格¥OPEN(直販サイト価格44,800円)
●サイズ:26V型 ●解像度:1,366×768 ●チューナー:地上・BS・110度CSデジタル ●入出力端子:HDMI入力×3(Ver.1.3)、D5入力×2、Sビデオ入力×1、ビデオ入力×1、光デジタル音声出力 他 ●外形寸法:650W×483H×230Dmm(スタンド含む) ●質量:10.2Kg(スタンド含む)
- ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
- ブランドAKIA
- 型番24FG00J-B
- 発売日2009年12月中旬
- 価格¥OPEN(直販サイト価格44,800円)
●サイズ:24V型 ●解像度:1,920×1,080 ●チューナー:地上・BS・110度CSデジタル ●入出力端子:HDMI入力×1(Ver.1.3)、D5入力×1、Sビデオ入力×1、ビデオ入力×1、光デジタル音声出力 他 ●外形寸法:556.7W×442.7H×216Dmm(スタンド含む) ●質量:7.2kg(スタンド含む)
- ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
- ブランドAKIA
- 型番22HT10J-B
- 発売日2009年12月中旬
- 価格¥OPEN(直販サイト価格34,800円)
●サイズ:22V型 ●解像度:1,440×900 ●チューナー:地上デジタル ●入出力端子:HDMI入力×1(Ver.1.2)、D4入力×1、Sビデオ入力×1、ビデオ入力×1 他 ●外形寸法:518W×428H×216Dmm(スタンド含む) ●質量:6.5kg(スタンド含む)