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公開日 2010/11/21 15:22

【音展】ソニーやテクニカの最新ヘッドホン・イヤホン/ティアック・ヤマハ新製品/日東紡「ANKH」

話題のモデルの音質をチェック!
ファイル・ウェブ編集部
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音展のUDXビルでは、オープンスペースに各社がブースを構え、最新製品や技術をデモしている。

■話題のモニターヘッドホン/イヤホンが体験できるソニー

ソニーは、話題のモニターヘッドホン「MDR-Z1000」、モニターイヤホン「MDR-EX1000」(関連レビュー)を出展。レファレンスシステムの再生音はもちろん、手持ちのポータブルオーディオプレーヤーと接続することも可能で、その音質を確かめることができる。

話題の「MDR-Z1000」を展示

ダイナミックタイプの高級カナル型イヤホン「MDR-EX1000」

また、ブースには「液晶ポリマーフィルム振動板」など、新製品に搭載されたパーツが置かれ、内部パーツを確認することが可能だ。

「液晶ポリマーフィルム振動板」の実物も見ることができる

なおソニーはヘッドホン関連ブース以外にも、PCMレコーダーの展示ブースを展開。PCM-D1やPCM-D50といったハイエンド機器はもちろん、最近発売された、ビジネス用途にも使えるスリムモデル「ICD-SX813」をアピールしていた。

PCMレコーダーのラインナップが勢揃い

スリムな高音質モデル「ICD-SX813」

■オーディオテクニカブースでは発売されたばかりの新製品に注目

オーディオテクニカは、発売されたばかりの新製品「ATH-CKM99」や「ATH-CKM77」、「ATH-PRO700MK2」をメインで展示。CMK99/77は筐体に異種金属を組み合わせたハイブリッド構造が特徴で、CMK99はハウジング部に切削チタンを、コードとの接続部分にはステンレスを使用している。

「ATH-CKM99」

「ATH-CKM77」

「ATH-PRO700MK2」はDJ用ヘッドホン。片耳モニターに適した50度/90度ハウジング回転機構を採用している。音質をリファインしているだけでなく、ネジ式着脱タイプのコードを採用していることも特徴だ。

もちろん「ATH-W5000」「ATH-W1000X」「ATH-AD2000」「ATH-A2000X」など、オーディオファンに人気の、同社従来製品も展示されている。


「ATH-W5000」「ATH-W1000X」も展示

■ティアックはiPodスピーカーから本格レコーダーまで幅広い展示

ティアックでは、beyerdynamicの「T1」「T5p」を置いているほか、TASCAMブランドのレコーダーも多数展示。中でも、通常の音とレベルを抑えた音を同時録音できる「デュアルレコーディング」機能搭載の「DR-2d」を大きく紹介していた。

人気のPCMレコーダー「DR-2d」やbeyerdynamicのヘッドホンを展示

またiPodスピーカーでは、LEDライト付きの「SR-LUXi」と、アーチ形状の「SR-100i-B」を展示。

SR-LUXiは2万円前後の製品で、ライトが付いていることからベッドサイドでの使用にも適している。またアーチ形状のSR-100i-Bは、上部にCDスロットも装備しているほか、USBスロットも備え、USBメモリー内の音声も再生することができる。店頭での実勢価格は3万円前後。

左がLEDライト付きの「SR-LUXi」、右がアーチ形状の「SR-100i-B」

同社説明員は、SR-100i-Bの小型版として、新製品「SR-80i」を準備していると説明。CDプレーヤー機能はないが、そのぶん小型化と低価格化を進めた製品で、おおよそ15,000円前後での販売を目途にしているという。カラーはレッド/ブラック/グレーの3色展開となる見込みだ。

■ヤマハは“POCKETRAK”シリーズ2機種を展示

ヤマハは、レコーダー“POCKETRAK”シリーズの「C24」「W24」を展示している。

“POCKETRAK”シリーズの「C24」「W24」

C24は、96/24対応のリニアPCMレコーダーとして、世界最小・最軽量を謳う製品。そのポータビリティーの高さから、楽器の演奏はもちろん、ビジネス用途でも活躍しそうだ。

W24は大口径のX-Yマイクを搭載。96/24に対応しているのはもちろん、チューナー/メトロノーム内蔵で楽器演奏の録音に適しているほか、リミッターや5バンドイコライザー機能なども備えている。

■日東紡音響エンジニアリングは「ANKH」を披露

日東紡音響エンジニアリングは、独自の思想に基づいて開発したルームチューニングアイテム“Acoustic Grove System”を展示している。

ルームチューニングアイテム“Acoustic Grove System”

同社ではこれまで、壁全体のオーダーメードと、自立式のコンパクトなスタンドタイプの「SYLVAN(シルヴァン)」を用意していたが、今年、シルヴァンよりもひとまわり大きい壁面設置タイプの新製品「ANKH(アンク)」がラインアップに加わった。縦・横に連結した配置も可能なほか、部屋の形状や使い勝手に合わせてカスタマイズすることもできる。

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