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公開日 2010/11/30 19:06
EIZO、独自の「Directional Backlight」方式による裸眼3D対応液晶モニターを発売
視差画像を同じ画素から時間差で表示することで3D映写
(株)ナナオは、独自技術のDirectional Backlight(指向性光源)方式による裸眼3D表示に対応した23.0型フルHD液晶モニター“DuraVision”「FDF2301-3D」を製品化。EIZOブランドより産業市場向けに2011年度上半期より発売する。価格はオープンで、実売価格は数百万円程度となる見込み。
Directional Backlight方式では、裸眼3D画像を構成する視差画像(右目用の表示と左目用の表示)を、同じ画素を時間差で表示することで3D映像を映写。視差画像ごとに液晶パネルの画素を割り振る必要がないため、液晶パネルの持つフルHDの高解像度をそのまま生かした、奥行分解能に優れるリアルな立体映像を参照することができるという。
また、ユーザーの左右それぞれの目に届く視差画像(光)の方向を、LEDを採用した液晶モニターの光源で決定しているため、他の裸眼3D方式で問題となる、バリアやレンズを用いることによるモワレや縞目の発生がないことも特徴。原理上、一定の角度で表示画像が反転して見える「逆視」の発生がなく、画面周辺部まで高精細な3D画像を安定して参照できるとしている。
パネルは倍速駆動で、もちろん2D/3D表示モードの切替が可能。3Dではサイドバイサイドやフレームシーケンシャル、アナグリフ、デュアルインプットの各表示モードも搭載している。
主にSEM(走査電子顕微鏡)や半導体検査装置などでの静止画での使用を想定した商品で、同社では「リアルタイムステレオSEMに求められる高い奥行分解能や、旧来の裸眼3Dカラー液晶モニターにおける問題点を解消した高精細表示を実現した」としている。
【問い合わせ先】
ナナオ 営業1 部 産業機器営業課
TEL/03-5715-2016
Directional Backlight方式では、裸眼3D画像を構成する視差画像(右目用の表示と左目用の表示)を、同じ画素を時間差で表示することで3D映像を映写。視差画像ごとに液晶パネルの画素を割り振る必要がないため、液晶パネルの持つフルHDの高解像度をそのまま生かした、奥行分解能に優れるリアルな立体映像を参照することができるという。
また、ユーザーの左右それぞれの目に届く視差画像(光)の方向を、LEDを採用した液晶モニターの光源で決定しているため、他の裸眼3D方式で問題となる、バリアやレンズを用いることによるモワレや縞目の発生がないことも特徴。原理上、一定の角度で表示画像が反転して見える「逆視」の発生がなく、画面周辺部まで高精細な3D画像を安定して参照できるとしている。
パネルは倍速駆動で、もちろん2D/3D表示モードの切替が可能。3Dではサイドバイサイドやフレームシーケンシャル、アナグリフ、デュアルインプットの各表示モードも搭載している。
主にSEM(走査電子顕微鏡)や半導体検査装置などでの静止画での使用を想定した商品で、同社では「リアルタイムステレオSEMに求められる高い奥行分解能や、旧来の裸眼3Dカラー液晶モニターにおける問題点を解消した高精細表示を実現した」としている。
【問い合わせ先】
ナナオ 営業1 部 産業機器営業課
TEL/03-5715-2016