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公開日 2013/05/11 17:45

【ヘッドホン祭】UE、新旗艦イヤホン「UE900」披露/オーディオテクニカはハイレゾ音源でデモ

カナルワークスは新カスタムイヤホンを会場で受注開始
ファイル・ウェブ編集部
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「春のヘッドフォン祭2013」が東京・青山の「スタジアムプレイス青山」で開催された。本記事ではUltimate Ears、オーディオテクニカ、カナルワークス、オリオスペック、日本ディックスのブースの模様をレポートする。

Ultimate Ears

Ultimate Earsは、イヤホンの新最上位モデル「UE900(関連ニュース)」や、同ブランド初のBluetoothヘッドホン「UE9000(関連ニュース)」などの新製品を早速披露していた。

UE900

「UE9000」などBluetoothヘッドホンシリーズ


ヘッドホン/イヤホンの新モデルをずらりと出展。店頭販促用の展示ディスプレイをそのまま設置してアピール
また、「18 Pro」「11 Pro」などのカスタムイヤホンも出展しており、ブースの前には試聴を希望する来場者が長い列を作っていた。

18 Pro

ブース内には同ブランド初のBluetoothスピーカーも


オーディオテクニカ

オーディオテクニカは、ハイレゾ音源を同社のヘッドホンで楽しむ試聴デモを展開。中では、PS3と組み合わせてCDのサンプリングレートを176.4kHzにアップサンプリングし、同社のヘッドホンアンプ「AT-HA26D」を通してヘッドホン「ATH-A1000」で試聴できるコーナーも設けていた。

ハイレゾ音源を同社のヘッドホンで楽しむ試聴デモを展開

PS3と組み合わせたCDからのアップサンプリング音源試聴

そのほか、ヘッドホン「ATH-M50」の限定カラーであるレッドモデルの実機や、“SOLID BASS”シリーズのヘッドホン/イヤホンも一挙に展示。オーディオテクニカのヘッドホン/イヤホンの実力を一気に体験できる精力的な試聴デモを展開していた。

「ATH-M50」の限定カラーであるレッドモデルも

“SOLID BASS”シリーズのヘッドホン/イヤホンもずらり


カナルワークス

カナルワークスは、先日発表されたばかりのカスタムイヤホン「CW-L12」「CW-L51a(関連ニュース)」を披露。試聴デモを実施するとともに、今回のヘッドフォン祭の会場で受注も行っていた。

CW-L51a

CW-L12

また、6月以降にオプション販売を予定しているイヤホン用交換ケーブルも出展。こちらはイヤホン接続部のコネクタ形状別に2種類をラインナップする予定とのことだ。

オプション販売を予定している交換ケーブル


オリオスペック

オリオスペックは、ファンレスPC「Ritmo DSDPlay」と同製品に同梱されるラトックシステムのDSD対応DAC「RAL-DSDHA1」を使用して、PCM音源をDSD変換してヘッドホンで楽しむ試聴デモを展開していた。

オリオスペックブースの様子

Ritmo DSDPlay

また、Ritmo DSDPlayから光学ドライブを省略したコンパクトモデルの試作品も参考出展。こちらもRAL-DSDHA1とのセット販売を想定しており、価格は18万円弱を予定している。発売時期は5月下旬〜6月上旬を見込んでいるとのこと。

Ritmo DSDPlayのドライブレスモデル


日本ディックス

日本ディックスは、同社が取り扱う香港Acoustuneブランドのポータブルヘッドホンアンプ「AS1001」をアピール。現在開発中のモデルで、USB経由で最大96kHz/24bitまでの入力ソースに対応する。

AS1001(写真はモック)

外形寸法は60W×16H×100Dmmで、質量は90g。内部はアナログ/デジタル半導体構成を最適化し、ヘッドホンの駆動能力と低消費電力を両立させるよう工夫しているほか、DSPを使用せずに独自のアナログ音響回路技術「TUBE3D回路」を搭載する。入力はUSB typeA/microUSB/光デジタル/3.5mmミニを装備。

今回のヘッドホン祭では実機はまだ試作段階とのことでモック展示だったが、ブースでは同モデルが搭載する「TUBE3D回路」の音質を体験できる試聴デモを行っていた。

独自のアナログ音響回路技術「TUBE3D回路」の実力を体験できる試聴デモを実施

AS1001の内部回路

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