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公開日 2014/01/09 15:30
【CES】写真で見るAstell&Kernの最上位ハイレゾDAP「AK240」
専用台やバランス出力アダプター、イヤホンも
既報の通り、2014 International CESの開催にあわせ、Astell&Kernのポータブルデジタルオーディオプレーヤー「AK240」が発表された。CESではベネチアンにブースを構え、AK240をさっそく公開している。
本機は、AK100 MKIIやAK120の上位機にあたる、Astell&Kernのポータブルオーディオプレーヤー最上位機。価格は未定だが、AK120よりさらに高価になることは確実だ。販売時期は2014年第1四半期。初期ロットの数は少なくなりそうだという。
それだけに、仕様は豪華だ。同社では本機をポータブル用途だけでなく、家庭内で使用するトランスポート/プレーヤーとして使うことも想定している。まだ試作段階だが、本機を置くためのジュラルミン製の台もブースで見ることができた。
筐体は航空機グレードのジュラルミンを採用し、削り出し加工を行っている。AK120などに比べてさらに高精度な加工が施されているため、量産には適さないが、剛性が非常に高く、なおかつ軽量だという。手に持ってみると、本体右側、ボリュームノブの上下の部分がちょうど指に掛かり、AK120より絶対的なサイズは大きいのだが、持ちにくさを感じさせない。また、ジュラルミンの質感も高く、高級感たっぷりだ。なお、質量は185gとなっている。
本体背面はカーボンファイバー素材のプレートを採用し、これも軽量性と剛性の確保に役立っている。なお、このカーボンファイバーは、特殊な表面加工により、見る角度によって模様が動くような視差効果を得ている。
液晶ディスプレイは3.31型の有機ELで、これまでのAKシリーズに比べ大型化。これに合わせてユーザーインターフェースも新しくなり、楽曲のリストを一覧で見るなど、各種操作が行いやすくなっている。
本体上部には3.5mmアンバランス出力端子と2.5mmバランス出力端子を装備。3.5mm端子は光デジタル出力端子としても使用できる。またUSB-DACとしても使用可能だ。
なお、本機を家庭内で使用する場合を考え、据え置きアンプにバランス出力するためのアダプターも同社ブースで見ることができた。2.5mmのバランス出力端子から音声を出し、アースは3.5mmのアンバランス出力端子から取るという。このため両方の端子を塞ぐ構造となっている。
DACチップはシーラスロジック製の「CS4398」で、これを左右独立で搭載している。CS4398を採用したのは、主に5.6MHz DSDのネイティブ再生に対応するため。最大192kHz/24bit、32bit(Float/Integer)、最大DSD128(5.6MHz/1bit)ネイティブ再生に対応している。
内蔵メモリーは256GB。128GBのメモリーモジュールを2基使用しており、「これを1つのメモリーとして見せるのは結構難しい」(日本販売元であるアユートの藤川氏)という。そのほか、側面には最大128GBまでのexFAT対応microSDXCカードスロットを1基搭載しており、最大384GBの容量(システム領域などを含む)を実現している。
ブースには、FitEarが試作したという2.5mmバランス出力仕様のイヤホンを展示している。
さらに、JH Audioのジェリー・ハーヴィーの名を冠した、Astell&Kernブランドのイヤホンも展示。このイヤホンは12ドライバー構成の「Roxanne」をベースにしたもので、アンバランスタイプとバランスタイプを用意。AK240とセット販売するほか、Astell&Kernとして個別に販売することも予定しているという。
本機は、AK100 MKIIやAK120の上位機にあたる、Astell&Kernのポータブルオーディオプレーヤー最上位機。価格は未定だが、AK120よりさらに高価になることは確実だ。販売時期は2014年第1四半期。初期ロットの数は少なくなりそうだという。
それだけに、仕様は豪華だ。同社では本機をポータブル用途だけでなく、家庭内で使用するトランスポート/プレーヤーとして使うことも想定している。まだ試作段階だが、本機を置くためのジュラルミン製の台もブースで見ることができた。
筐体は航空機グレードのジュラルミンを採用し、削り出し加工を行っている。AK120などに比べてさらに高精度な加工が施されているため、量産には適さないが、剛性が非常に高く、なおかつ軽量だという。手に持ってみると、本体右側、ボリュームノブの上下の部分がちょうど指に掛かり、AK120より絶対的なサイズは大きいのだが、持ちにくさを感じさせない。また、ジュラルミンの質感も高く、高級感たっぷりだ。なお、質量は185gとなっている。
本体背面はカーボンファイバー素材のプレートを採用し、これも軽量性と剛性の確保に役立っている。なお、このカーボンファイバーは、特殊な表面加工により、見る角度によって模様が動くような視差効果を得ている。
液晶ディスプレイは3.31型の有機ELで、これまでのAKシリーズに比べ大型化。これに合わせてユーザーインターフェースも新しくなり、楽曲のリストを一覧で見るなど、各種操作が行いやすくなっている。
本体上部には3.5mmアンバランス出力端子と2.5mmバランス出力端子を装備。3.5mm端子は光デジタル出力端子としても使用できる。またUSB-DACとしても使用可能だ。
なお、本機を家庭内で使用する場合を考え、据え置きアンプにバランス出力するためのアダプターも同社ブースで見ることができた。2.5mmのバランス出力端子から音声を出し、アースは3.5mmのアンバランス出力端子から取るという。このため両方の端子を塞ぐ構造となっている。
DACチップはシーラスロジック製の「CS4398」で、これを左右独立で搭載している。CS4398を採用したのは、主に5.6MHz DSDのネイティブ再生に対応するため。最大192kHz/24bit、32bit(Float/Integer)、最大DSD128(5.6MHz/1bit)ネイティブ再生に対応している。
内蔵メモリーは256GB。128GBのメモリーモジュールを2基使用しており、「これを1つのメモリーとして見せるのは結構難しい」(日本販売元であるアユートの藤川氏)という。そのほか、側面には最大128GBまでのexFAT対応microSDXCカードスロットを1基搭載しており、最大384GBの容量(システム領域などを含む)を実現している。
ブースには、FitEarが試作したという2.5mmバランス出力仕様のイヤホンを展示している。
さらに、JH Audioのジェリー・ハーヴィーの名を冠した、Astell&Kernブランドのイヤホンも展示。このイヤホンは12ドライバー構成の「Roxanne」をベースにしたもので、アンバランスタイプとバランスタイプを用意。AK240とセット販売するほか、Astell&Kernとして個別に販売することも予定しているという。