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公開日 2014/10/16 16:00
オーディオテクニカ、ESS製DAC搭載&DSD対応USB-DAC内蔵ポタアン「AT-PHA100」
ボディはアルミ製/MUSEオペアンプ「8832」業界初採用
オーディオテクニカは、同社初のUSB-DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「AT-PHA100」を11月14日に発売する。価格はオープンだが、税抜54,880円前後での販売となる見込み。DACにはESS製「ES9018K2M」を採用し、最大5.6MHzのDSDや384kHz/32bit PCMに対応している。
■アルミ製筐体は携帯しやすいデザイン。ALPS製ボリュームも搭載
外形寸法77W×27H×116Dmm(突起部除く)、質量約240gのポータブルヘッドホンアンプ。オーディオテクニカはこれまでもハイエンドモデル「AT-HA5000」(2005年発売)など多数のヘッドホンアンプをリリースしてきたが、ついに本格派ポータブルモデルが登場したかたち。ポータブルプレーヤー等との組み合わせを想定し、ラバーバンド2本とラバーマットも付属している。
ボディは制振効果の高いアルミ製で、側面はラウンドフォルムとすることで手に馴染みやすく携帯しやすくしたとのこと。ボリュームはALPS社製でS/N比を損なわず調整が可能。アルミニウム切削ノブは本体側面に配置することで、誤操作を防止している。
入力端子はφ3.5mm金メッキステレオミニジャック、USB(typeB)1系統を搭載。出力端子はφ3.5mm金メッキステレオミニジャック1系統を備える。
■プリ段には「MUSES 8832」を業界初搭載。パワー段はディスクリート構成
ヘッドホンアンプ部は、パワー段にオーディオテクニカ独自のディスクリート回路を搭載。音の立ち上がりやレスポンスを向上させるとともに、低域から高域の解像度を高めたという。
またプリ段にはNJR(新日本無線)社製の新オペアンプ「MUSES 8832」を採用。これは業界初とのこと。解像力が高く、広大な音場の中高域と芯の通った豊かな低域を再現するという。
対応するヘッドホンインピーダンスは10〜300Ω。出力レベルは100mW+100mW(16Ω)/80mW+80mW(32Ω)/10mW+10mW(300Ω)。周波数特性は10Hz〜100kHz(-1dB)。全高調波歪率は0.001%以下(32Ω 10mW出力時)。SN比は110dB。
■ESS製DAC「ES9018K2M」搭載。DSDネイティブ再生や384kHz/32bit PCMに対応
ESS製DAC「ES9018K2M」やSAVITECH社製USB Audio用IC「BRAVO-HD SA9227」を採用。I/V変換回路には、低歪みローノイズのTI製オペアンプ「LME49720」を搭載した。DACのI/V変換回路ではなく専用のものを載せることで、変換ロスを低減することができるとのこと。
DSD 5.6MHzや384kHz/32bit PCMに対応。DSDは、2.8MHzはDoPおよびネイティブ再生が可能で、5.6MHzはDoP再生のみ可能となる。本体には5段階のサンプリングインジケーターが備えられ、色によって再生中の音源のサンプリング周波数がすぐ分かるようになっている。
USB-DAC使用時にはアシンクロナス伝送にも対応。PC側の対応OSはWindows 8.1/8/7/XP、Mac OS X(10.9 Mavericks推奨)となる。なおWindowsの場合は使用時にドライバーが必要で、発売にあわせて同社サイトで配布されるとのことだ。
電源はリチウムポリマー充電池で、大容量3500mAhを確保。約10時間の充電で、ヘッドホンアンプのみの使用時は約14時間、USB-DAC使用時は約6時間の連続駆動が可能だ。なおPCとの接続時はUSBバスパワーで駆動する。
付属品として、1.0mのUSBケーブルと、10cmのオーディオケーブルも用意されている。
■アルミ製筐体は携帯しやすいデザイン。ALPS製ボリュームも搭載
外形寸法77W×27H×116Dmm(突起部除く)、質量約240gのポータブルヘッドホンアンプ。オーディオテクニカはこれまでもハイエンドモデル「AT-HA5000」(2005年発売)など多数のヘッドホンアンプをリリースしてきたが、ついに本格派ポータブルモデルが登場したかたち。ポータブルプレーヤー等との組み合わせを想定し、ラバーバンド2本とラバーマットも付属している。
ボディは制振効果の高いアルミ製で、側面はラウンドフォルムとすることで手に馴染みやすく携帯しやすくしたとのこと。ボリュームはALPS社製でS/N比を損なわず調整が可能。アルミニウム切削ノブは本体側面に配置することで、誤操作を防止している。
入力端子はφ3.5mm金メッキステレオミニジャック、USB(typeB)1系統を搭載。出力端子はφ3.5mm金メッキステレオミニジャック1系統を備える。
■プリ段には「MUSES 8832」を業界初搭載。パワー段はディスクリート構成
ヘッドホンアンプ部は、パワー段にオーディオテクニカ独自のディスクリート回路を搭載。音の立ち上がりやレスポンスを向上させるとともに、低域から高域の解像度を高めたという。
またプリ段にはNJR(新日本無線)社製の新オペアンプ「MUSES 8832」を採用。これは業界初とのこと。解像力が高く、広大な音場の中高域と芯の通った豊かな低域を再現するという。
対応するヘッドホンインピーダンスは10〜300Ω。出力レベルは100mW+100mW(16Ω)/80mW+80mW(32Ω)/10mW+10mW(300Ω)。周波数特性は10Hz〜100kHz(-1dB)。全高調波歪率は0.001%以下(32Ω 10mW出力時)。SN比は110dB。
■ESS製DAC「ES9018K2M」搭載。DSDネイティブ再生や384kHz/32bit PCMに対応
ESS製DAC「ES9018K2M」やSAVITECH社製USB Audio用IC「BRAVO-HD SA9227」を採用。I/V変換回路には、低歪みローノイズのTI製オペアンプ「LME49720」を搭載した。DACのI/V変換回路ではなく専用のものを載せることで、変換ロスを低減することができるとのこと。
DSD 5.6MHzや384kHz/32bit PCMに対応。DSDは、2.8MHzはDoPおよびネイティブ再生が可能で、5.6MHzはDoP再生のみ可能となる。本体には5段階のサンプリングインジケーターが備えられ、色によって再生中の音源のサンプリング周波数がすぐ分かるようになっている。
USB-DAC使用時にはアシンクロナス伝送にも対応。PC側の対応OSはWindows 8.1/8/7/XP、Mac OS X(10.9 Mavericks推奨)となる。なおWindowsの場合は使用時にドライバーが必要で、発売にあわせて同社サイトで配布されるとのことだ。
電源はリチウムポリマー充電池で、大容量3500mAhを確保。約10時間の充電で、ヘッドホンアンプのみの使用時は約14時間、USB-DAC使用時は約6時間の連続駆動が可能だ。なおPCとの接続時はUSBバスパワーで駆動する。
付属品として、1.0mのUSBケーブルと、10cmのオーディオケーブルも用意されている。
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トピック
- ジャンルその他
- ブランドAUDIO-TECHNICA
- 型番AT-PHA100
- 発売日2014年11月14日
- 価格¥OPEN(予想実売価格54,880円前後)
【SPEC】●必要なシステム仕様:USB2.0に対応するUDBポートを標準装備したパソコン ●対応OS:Windows 7/8/8.1、Mac OS Mavericks(10.9) ●最大出力レベル:100mW+100mW(16Ω、T.H.D. 10%時)、80mW+80mW(32Ω、T.H.D. 10%時)、10mW+10mW(300Ω、T.H.D. 10%時) ●周波数特性:10Hz〜100kHz(-1dB) ●全高調波歪率:0.001%以下(32Ω10mW出力時) ●S/N比:110dB ●入力端子:φ3.5mm金メッキステレオミニジャック×1、USB(micro-B)×1 ●出力端子:φ3.5mm金メッキステレオミニジャック×1 ●充電時間:最大約10時間 ●連続駆動時間:デジタル…約6時間、アナログ…約14時間 ●外形寸法:77W×27H×116Dmm ●質量:約240g