HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2015/07/03 19:22
【動画あり】ソニー、新BRAVIAに搭載の“Andoid TV” を説明 − サクサク動作や豊富なアプリをアピール
Android OS採用の狙いなど説明
当初予定からの延期があり、明日7月4日から発売される、ソニーの液晶テレビ“BRAVIA”新モデル群。大きな特徴のひとつであるAndroid TVについて、一部メディア向けに改めて説明会が開催された。
“BRAVIA”新モデル群でAndroid OSを採用するのは、「X9400C」「X9300C」「X8500C」の4K対応機3シリーズと「W870C」のフルHD機1シリーズの合計4シリーズ。説明会での製品紹介を担当したソニーマーケティングの藤貫氏は、Android TVをブラビアが採用した狙いについて、「優れた検索能力と音声認識能力で放送もネット動画も素早く見つけられる」「スマートフォンで見ている動画をすぐに大画面に映して楽しめる」「スマホとプラットフォームが共通であるためアプリの種類・数が豊富」という3点があるとコメントする。
例えば音声検索では、好きなタレントの名前で検索すると、ネット動画などテレビ番組以外のコンテンツも横断的に情報を検索。さらに、「今日傘いる?」「パリは今何時?」「124の平方根は?」などとテレビに関係ない質問にも答えてくれる。「反応速度もいいので、テレビを見ていて気になったことを音声検索するなどの用途でも活用してもらえる」(藤貫氏)とした。
アプリでは、YouTubeやniconico、huluなどといった動画系はもちろん、ゲームや知育アプリなどもインストール可能。テレビ画面での使用を想定してカスタマイズされた各種アプリをGoogle Playから探せるほか、テレビにフィットしたアプリをソニーが厳選した「Sony Select」という導線も別途で用意している。
テレビサービス系では例えば「スカパー!プロ野球セットアプリ」という独自アプリも。好きなチームなどの情報を登録しておくと、そのチームの試合が放送される時間になると自動的にテレビの電源を入れてチャンネルを変えるという視聴予約ができるアプリで、ソニーとスカパーが共同で開発したという。なお、現在は視聴予約のみの対応だが将来的には録画予約への対応も検討中とのことだった。
ゲームアプリでは、同一アカウントで利用することでスマホ/タブレットとセーブデータを共有するといったことが可能。「外出先からスマホでプレイしていた続きを、帰宅後にテレビの大画面でプレイする」などとった使い方ができるのも利点であるとした。
なお、BRAVIAでAndroid TV機能を利用するために登録できるGoogleアカウントは1つのみで、マルチアカウントには対応していない。「初期の段階からかなり議論したが、テレビとしての使い方を考えたときに、使用者によっていちいちアカウントを切り替えるのは煩わしいのではないかと考えた」からだという。マルチアカウントに今後対応する可能性もないわけではないが、「例えばブラビア用にファミリーアカウントをひとつ作ってもらうような使い方を想定している」という。
ただしYouTubeなど各アプリに入ってからGoogleアカウントを切り替えることは可能。また、例えば親のアカウントでアプリをダウンロードした後に、子供のアカウントでログインし直したような場合でもアプリ自体はインストールされたまま(子供のアカウントからも見える)状態になるが、「ゲームではセーブデータなどアカウントに紐付いているような場合もあるので、アプリをそのまま利用できるかどうかはアプリによって異なる」とのことだった。
なお動画系サービスでは、上述のYouTubeなどに加え、アクトビラ、GYAO!、U-NEXT、TSUTAYA TV、Rakuten SHOWTIME、DMM.com、テレビドガッチ、T's TVなどのアプリも利用可能。また、niconicoアプリではブラビアのリモコンから「w」「8」など簡易コメントを投稿することもできる。
tuneinなどインターネットラジオアプリなども利用可能。消画機能も備えているため音声だけを再生して使うなどといった利用方法も可能だ。なお、説明会場で試してみたところ、YouTubeアプリでも消画して音声だけを再生することができた。
そのほか説明会では、フィットネスアプリ「ホームフィットネス24」では大画面でインストラクターのお手本をチェックできたり、「クックパッド」から音声でレシピを手軽に探せたりなど、動画やゲーム以外のアプリでも幅広く活用できると紹介。Android OSの採用によって、テレビ番組を見る以外の用途も幅広く、かつ手軽に楽しめることをアピールした。
なお、ファイル・ウェブではAndroid TV搭載BRAVIAの開発に携わってきたソニービジュアルプロダクツの長尾氏と伏見氏へのインタビュー記事も過去に掲載している。こちらも併せてご覧頂ければ幸いだ。
“BRAVIA”新モデル群でAndroid OSを採用するのは、「X9400C」「X9300C」「X8500C」の4K対応機3シリーズと「W870C」のフルHD機1シリーズの合計4シリーズ。説明会での製品紹介を担当したソニーマーケティングの藤貫氏は、Android TVをブラビアが採用した狙いについて、「優れた検索能力と音声認識能力で放送もネット動画も素早く見つけられる」「スマートフォンで見ている動画をすぐに大画面に映して楽しめる」「スマホとプラットフォームが共通であるためアプリの種類・数が豊富」という3点があるとコメントする。
例えば音声検索では、好きなタレントの名前で検索すると、ネット動画などテレビ番組以外のコンテンツも横断的に情報を検索。さらに、「今日傘いる?」「パリは今何時?」「124の平方根は?」などとテレビに関係ない質問にも答えてくれる。「反応速度もいいので、テレビを見ていて気になったことを音声検索するなどの用途でも活用してもらえる」(藤貫氏)とした。
アプリでは、YouTubeやniconico、huluなどといった動画系はもちろん、ゲームや知育アプリなどもインストール可能。テレビ画面での使用を想定してカスタマイズされた各種アプリをGoogle Playから探せるほか、テレビにフィットしたアプリをソニーが厳選した「Sony Select」という導線も別途で用意している。
テレビサービス系では例えば「スカパー!プロ野球セットアプリ」という独自アプリも。好きなチームなどの情報を登録しておくと、そのチームの試合が放送される時間になると自動的にテレビの電源を入れてチャンネルを変えるという視聴予約ができるアプリで、ソニーとスカパーが共同で開発したという。なお、現在は視聴予約のみの対応だが将来的には録画予約への対応も検討中とのことだった。
ゲームアプリでは、同一アカウントで利用することでスマホ/タブレットとセーブデータを共有するといったことが可能。「外出先からスマホでプレイしていた続きを、帰宅後にテレビの大画面でプレイする」などとった使い方ができるのも利点であるとした。
なお、BRAVIAでAndroid TV機能を利用するために登録できるGoogleアカウントは1つのみで、マルチアカウントには対応していない。「初期の段階からかなり議論したが、テレビとしての使い方を考えたときに、使用者によっていちいちアカウントを切り替えるのは煩わしいのではないかと考えた」からだという。マルチアカウントに今後対応する可能性もないわけではないが、「例えばブラビア用にファミリーアカウントをひとつ作ってもらうような使い方を想定している」という。
ただしYouTubeなど各アプリに入ってからGoogleアカウントを切り替えることは可能。また、例えば親のアカウントでアプリをダウンロードした後に、子供のアカウントでログインし直したような場合でもアプリ自体はインストールされたまま(子供のアカウントからも見える)状態になるが、「ゲームではセーブデータなどアカウントに紐付いているような場合もあるので、アプリをそのまま利用できるかどうかはアプリによって異なる」とのことだった。
なお動画系サービスでは、上述のYouTubeなどに加え、アクトビラ、GYAO!、U-NEXT、TSUTAYA TV、Rakuten SHOWTIME、DMM.com、テレビドガッチ、T's TVなどのアプリも利用可能。また、niconicoアプリではブラビアのリモコンから「w」「8」など簡易コメントを投稿することもできる。
tuneinなどインターネットラジオアプリなども利用可能。消画機能も備えているため音声だけを再生して使うなどといった利用方法も可能だ。なお、説明会場で試してみたところ、YouTubeアプリでも消画して音声だけを再生することができた。
そのほか説明会では、フィットネスアプリ「ホームフィットネス24」では大画面でインストラクターのお手本をチェックできたり、「クックパッド」から音声でレシピを手軽に探せたりなど、動画やゲーム以外のアプリでも幅広く活用できると紹介。Android OSの採用によって、テレビ番組を見る以外の用途も幅広く、かつ手軽に楽しめることをアピールした。
なお、ファイル・ウェブではAndroid TV搭載BRAVIAの開発に携わってきたソニービジュアルプロダクツの長尾氏と伏見氏へのインタビュー記事も過去に掲載している。こちらも併せてご覧頂ければ幸いだ。