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公開日 2015/10/22 18:49

<CEDIA>世界最大のホームシアター展示会で見つけた注目製品たち(1)

松崎 圭志
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オーディオ・ビジュアルショップ「GLANCE」の松崎圭志氏が、10月14日からアメリカのダラスで開催された世界最大のカスタムインストール展示会「CEDIA EXPO」に参加。その模様をレポートする。

CEDIA EXPOでは様々な製品が展示されていますが、ここではインストーラー目線で注目する製品を紹介します。

Paradigm

こちらはカナダのスピーカーメーカーParadigmのドルビーアトモスシアターデモルーム。同じくカナダのアンプメーカーANTHEMのATMOS対応サラウンドアンプの7.4.2chで鳴らしていましたが、映画の効果音にしっかりと高さと位置が出ていたのでこれには感動しました。

Paradigmのドルビーアトモスシアターデモルーム

Paradigmの新製品、Premium Wirelessシリーズ

上の写真右はParadigmの新製品でPremium Wirelessシリーズ。上からPW600(約$600)、PW800(約$800)、PWAMP(約$600)。商品自体のコンセプトはSONOSと非常によく似ています。価格がSONOSよりも高いのは、Paradigmはプレミアムブランドであり、SONOSよりも高音質だからとの回答でした。PW600やPW800はAnthem Room Correctionというマイクを使って空間特性を測定し、中高域をクリアにする技術を採用しているので、どんな場所でも最適なパフォーマンスが得られると説明していました。

PIONEER

PIONEERはカスタムインストーラー向けサラウンドアンプのELITEが展示。SC-99は現行スペックにフル対応。デモブース側にはアトモス対応のイネーブルドスピーカーが並んでいました。

PIONEERのブース

アトモス対応のイネーブルドスピーカーなども並んでいました

SnapAV

SnapAVに展示されていたWirepath ONEはカスタムインストールの展示会らしい商品です。右側は一般的な情報分電盤、左側がWirepath ONEの商品。蓋を開けると一目瞭然。断然左側の方がスッキリと纏まっています。IPで電源管理できるWATTBOXが仕込まれており、扉が2重になっていて、そこには無線LANアクセスポイントやISPも収まっています。

右側は一般的な情報分電盤、左側がWirepath ONEの商品

蓋を開けると一目瞭然。断然左側の方がスッキリと纏まっています


IPで電源管理できるWATTBOXが仕込まれています

扉が2重になっていて、そこには無線LANアクセスポイントやISPも収められます
壁に埋め込む筐体が約$85、扉が約$80の合計約$165でこれだけ綺麗になりますし、扉には鍵が付いているのでお客様がうっかり触ってしまう事も防げます。


Legrand


Legrandのブース
Legrandのブースでは、Middle Atlanticが注目です。Middle Atlanticは19インチラックの老舗メーカー。アメリカでは機材をラックにマウントして各部屋へ配線を張り巡らせるのが一般的なインストール手法です。GLANCEの自宅兼ショールームも同様にインストールしています。

この様にラック内に機材が綺麗にマウントされています

この様にラック内に機材が綺麗にマウントされています。向かって左側にはイルミネーション付きの扉があります。基本的にお客様はここの機材を触ることが無く、メンテナンス等は全てインストーラーが行います。フレームのみのモデルやボックスタイプになっているモデル等、用途に応じて様々なタイプがあります。ほとんど業務用のサーバールームですが、アメリカでは少し広い家になると1軒分の機器がこのラック1台に収まらなくて2台、3台と連結しているインストール例を見る事もしばしばです。

フレームのみのモデルやボックスタイプになっているモデルなどもあります

こちらは小さいデバイスをマウントするための小型ラック

こちらは小さいデバイスをマウントする為の小型ラック。国産のAVアンプやBDレコーダー等、19インチラックに対応していない機器でもアクセサリーが豊富なので綺麗にマウントできるのが、我々カスタムインストーラーにとってはありがたいです。


FORTRESS SEATING

アメリカのホームシアターと言えばFORTRESS SEATING。アメリカでは劇場を模した広めのホームシアターをインストールする際にこの椅子は欠かせません。

アメリカのホームシアターと言えばFORTRESS SEATING

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