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公開日 2015/12/19 21:41
<ポタフェス>フォステクス、バランス接続対応ヘッドホン「TH900mk2」&アンプ「HP-A4BL」
OPIのハイレゾDAPに専用ケース登場
12月19日(土)、20日(日)に秋葉原で開催されている「ポタフェス2015」。様々なメーカーから注目製品が多数登場している。本稿ではフォステクス、オンキヨー&パイオニアイノベーションズ、ハーマンインターナショナルのブースについてレポートしよう。
■フォステクス:旗艦ヘッドホンのバランス接続対応モデルやバランス接続対応アンプが登場
フォステクスブースには、昨日発表されたばかりのヘッドホン「TH900」のリケーブル対応モデル「TH900mk2」(税抜178,000円)と、バランス接続対応のヘッドホンアンプ/USB-DAC「HP-A4BL」(税抜48,000円)が登場している。どちらも2016年1月中旬発売。
「TH900mk2」は、磁束密度“1.5テスラ”の50mm口径ドライバーを搭載したフラグシップモデル「TH900」(関連ニュース)がベースで、ケーブル脱着が可能になった点が大きな特徴。別売でXLR端子ケーブル「ET-H3.0N7BL」(実売3万円前後)とアンバランスケーブル「ET-H3.0N7UB」(実売2万円台後半)がラインナップされており、バランス駆動にも対応する点もポイントだ。
超極細なバイオセルロース繊維素材を利用した「バイオダイナ」振動板にネオジウムマグネットを組み合わせ。再生周波数帯域は5〜45,000Hz、インピーダンスは25Ω、最大入力は1,800mW、感度は100dB/mWとなる。ハウジングはTH900と同じく、ハウジングには、肌目が緻密で堅い「水目桜」を採用。創業110年を誇る老舗「坂本乙造商店」による「漆・ボルドー仕上げ」を施している。
付属ケーブルは導体に7N-OFC線を使用した長さ3mのアンバランスケーブル。プラグスリーブにはジュラルミンを採用している。こちらは交換用に「ET-H3.0N7UB」として別売もされる。
また、別売のXLR端子ケーブル「ET-H3.0N7BL」も、導体は7N-OFC線を使用。プラグ部は金メッキを施した4極XLRプラグで、ロジウムメッキが施されている。長さは3mで、質量は130g。
バランス接続対応のヘッドホンアンプ/USB-DAC「HP-A4BL」は、同社の「HP-A4」(関連ニュース)をベースに、新たにXLRバランス接続対応や11.2MHz対応などのフィーチャーを盛り込んだ。外形寸法も150W×34H×157Dmm、質量約630gとやや大きくなっている。
最大192kHz/24bit PCMおよび11.2MHz DSDに対応。DACにはHP-A4と同じくバーブラウン製PCM1792Aを搭載している。クロックはTXCOに変更した。USBはtypeBで、USB2.0ハイスピードに対応。192kHz/24bitアシンクロナス転送や、DSD 11.2MHzの入出力に対応する。また角型光デジタル端子(入出力は最大192kHz/24bit PCMまで)も搭載する。
ヘッドホンアンプ部はHI/LOのゲイン切り替え(10dB)が可能。対応インピーダンスも16〜600Ωと、幅広いヘッドホンに対応する。アンバランス端子に加え、新たに4極XLRバランス端子を搭載した。また、アナログ出力端子としてRCAピンジャックを備えている。
■オンキヨー&パイオニアのハイレゾDAPに専用レザーケース登場
オンキヨー&パイオニアイノベーションズは、ハイレゾ対応DAPなど様々な注目モデルを出展している。
相変わらず高い注目を集めるハイレゾ対応DAP・オンキヨー「DP-X1」(関連ニュース)およびパイオニア「XDP-100R」(関連ニュース)に、別売アクセサリーとして専用レザーケースが登場することが明らかになった。発売は1月下旬を予定。価格はオープンだが、3,980円前後になる見込みとのことだ。
「DP-X1」用はブラック1色のみで、本体やGUIのポイントカラーになっているイエローを裏地に効かせたデザイン。「XDP-100R」用にはブラックとグレーがラインナップされる。そのほか、ディスプレイ部を保護する旭硝子社製ガラスプレートも実売2,500円前後で販売されている。
また、パイオニアブランドのバランスケーブル同梱“ハイレゾ”ヘッドホン「SE-MHR5」(関連ニュース)も注目だ。実売約2万円という価格ながら、ハイレゾ対応仕様かつバランス接続にも対応しているのが大きな特徴。外観も価格以上の質感となっている。開発担当者は「高コストパフォーマンスを狙い、こだわったモデル。本当は12月に発売する予定が、音にこだわりまくった結果2月下旬になってしまった(笑)」と語っていた。今回出展されたモデルの音質完成度は「90%くらい」とのことで、今回のイベントでの意見をもとに、発売日までチューニングを詰めていくという。
そのほか、オンキヨーブランドのケーブル接続で“ハイレゾ仕様”になるBluetoothヘッドホン「H500BT」(関連ニュース)や、カスタムIEM(関連ニュース)、フィリップス“Fidelio”ブランドのヘッドホンなども出展されている。
なおブースでは、12月18日に公開されたばかりの『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のハイレゾ版サウンドトラック(e-onkyo musicで配信中)を使って各製品の試聴を行うことも可能だ。
■AKGのaptX対応BTヘッドホン「Y50BT」大人気
ハーマンインターナショナルのブースには、AKGやJBL、harman kardonなどの主力ヘッドホン/イヤホンがずらりと取り揃えられている。
なかでもAKGのaptX対応Bluetoothヘッドホン「Y50BT」(関連ニュース)は、発売以来非常に好評で、一時的に在庫が足りなくなってしまったほどの人気とのこと。ベースとなった「Y50」がポップなカラーリングだったのに対して、Y50BTはハーフマットメタリックなブラック/シルバー/ブルーの3色で少し落ち着いた雰囲気。ヘッドバンドが少し幅広になっており、装着した際の安定感も増している。製品レビューはこちら。
また、Y50のハウジングにそっくりなイヤホンケースも発売中だ。直販サイト価格は1,880円(税抜)。
■フォステクス:旗艦ヘッドホンのバランス接続対応モデルやバランス接続対応アンプが登場
フォステクスブースには、昨日発表されたばかりのヘッドホン「TH900」のリケーブル対応モデル「TH900mk2」(税抜178,000円)と、バランス接続対応のヘッドホンアンプ/USB-DAC「HP-A4BL」(税抜48,000円)が登場している。どちらも2016年1月中旬発売。
「TH900mk2」は、磁束密度“1.5テスラ”の50mm口径ドライバーを搭載したフラグシップモデル「TH900」(関連ニュース)がベースで、ケーブル脱着が可能になった点が大きな特徴。別売でXLR端子ケーブル「ET-H3.0N7BL」(実売3万円前後)とアンバランスケーブル「ET-H3.0N7UB」(実売2万円台後半)がラインナップされており、バランス駆動にも対応する点もポイントだ。
超極細なバイオセルロース繊維素材を利用した「バイオダイナ」振動板にネオジウムマグネットを組み合わせ。再生周波数帯域は5〜45,000Hz、インピーダンスは25Ω、最大入力は1,800mW、感度は100dB/mWとなる。ハウジングはTH900と同じく、ハウジングには、肌目が緻密で堅い「水目桜」を採用。創業110年を誇る老舗「坂本乙造商店」による「漆・ボルドー仕上げ」を施している。
付属ケーブルは導体に7N-OFC線を使用した長さ3mのアンバランスケーブル。プラグスリーブにはジュラルミンを採用している。こちらは交換用に「ET-H3.0N7UB」として別売もされる。
また、別売のXLR端子ケーブル「ET-H3.0N7BL」も、導体は7N-OFC線を使用。プラグ部は金メッキを施した4極XLRプラグで、ロジウムメッキが施されている。長さは3mで、質量は130g。
バランス接続対応のヘッドホンアンプ/USB-DAC「HP-A4BL」は、同社の「HP-A4」(関連ニュース)をベースに、新たにXLRバランス接続対応や11.2MHz対応などのフィーチャーを盛り込んだ。外形寸法も150W×34H×157Dmm、質量約630gとやや大きくなっている。
最大192kHz/24bit PCMおよび11.2MHz DSDに対応。DACにはHP-A4と同じくバーブラウン製PCM1792Aを搭載している。クロックはTXCOに変更した。USBはtypeBで、USB2.0ハイスピードに対応。192kHz/24bitアシンクロナス転送や、DSD 11.2MHzの入出力に対応する。また角型光デジタル端子(入出力は最大192kHz/24bit PCMまで)も搭載する。
ヘッドホンアンプ部はHI/LOのゲイン切り替え(10dB)が可能。対応インピーダンスも16〜600Ωと、幅広いヘッドホンに対応する。アンバランス端子に加え、新たに4極XLRバランス端子を搭載した。また、アナログ出力端子としてRCAピンジャックを備えている。
■オンキヨー&パイオニアのハイレゾDAPに専用レザーケース登場
オンキヨー&パイオニアイノベーションズは、ハイレゾ対応DAPなど様々な注目モデルを出展している。
相変わらず高い注目を集めるハイレゾ対応DAP・オンキヨー「DP-X1」(関連ニュース)およびパイオニア「XDP-100R」(関連ニュース)に、別売アクセサリーとして専用レザーケースが登場することが明らかになった。発売は1月下旬を予定。価格はオープンだが、3,980円前後になる見込みとのことだ。
「DP-X1」用はブラック1色のみで、本体やGUIのポイントカラーになっているイエローを裏地に効かせたデザイン。「XDP-100R」用にはブラックとグレーがラインナップされる。そのほか、ディスプレイ部を保護する旭硝子社製ガラスプレートも実売2,500円前後で販売されている。
また、パイオニアブランドのバランスケーブル同梱“ハイレゾ”ヘッドホン「SE-MHR5」(関連ニュース)も注目だ。実売約2万円という価格ながら、ハイレゾ対応仕様かつバランス接続にも対応しているのが大きな特徴。外観も価格以上の質感となっている。開発担当者は「高コストパフォーマンスを狙い、こだわったモデル。本当は12月に発売する予定が、音にこだわりまくった結果2月下旬になってしまった(笑)」と語っていた。今回出展されたモデルの音質完成度は「90%くらい」とのことで、今回のイベントでの意見をもとに、発売日までチューニングを詰めていくという。
そのほか、オンキヨーブランドのケーブル接続で“ハイレゾ仕様”になるBluetoothヘッドホン「H500BT」(関連ニュース)や、カスタムIEM(関連ニュース)、フィリップス“Fidelio”ブランドのヘッドホンなども出展されている。
なおブースでは、12月18日に公開されたばかりの『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のハイレゾ版サウンドトラック(e-onkyo musicで配信中)を使って各製品の試聴を行うことも可能だ。
■AKGのaptX対応BTヘッドホン「Y50BT」大人気
ハーマンインターナショナルのブースには、AKGやJBL、harman kardonなどの主力ヘッドホン/イヤホンがずらりと取り揃えられている。
なかでもAKGのaptX対応Bluetoothヘッドホン「Y50BT」(関連ニュース)は、発売以来非常に好評で、一時的に在庫が足りなくなってしまったほどの人気とのこと。ベースとなった「Y50」がポップなカラーリングだったのに対して、Y50BTはハーフマットメタリックなブラック/シルバー/ブルーの3色で少し落ち着いた雰囲気。ヘッドバンドが少し幅広になっており、装着した際の安定感も増している。製品レビューはこちら。
また、Y50のハウジングにそっくりなイヤホンケースも発売中だ。直販サイト価格は1,880円(税抜)。