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公開日 2016/01/07 13:00
パナソニック、新機能「あとから補正」搭載4Kビデオカメラ3機種。上位機は「ワイプ」も2画面に
HC-WXF990M/HC-WX990M/HC-WX980M
パナソニックは、4Kで撮影した映像を活かして様々な効果をかけたフルHD映像に編集できる「あとから補正」機能を搭載するなどしたビデオカメラ「HC-WX990M」とEVF搭載の「HC-WXF990M」、一部機能を省いた「HC-VX980M」を1月21日より発売する。
・HC-WXF990M ¥OPEN(予想実売価格145,000円前後)
・HC-WX990M ¥OPEN(予想実売価格125,000円前後)
・HC-VX980M ¥OPEN(予想実売価格100,000円前後)
■上位機「HC-WX990M/WXF990M」は2画面ワイプ撮りも
3モデルとも、有効画素数829万画素(16:9/4K記録時)の1/2.3型MOS固体撮像素子を搭載した4K動画撮影対応モデル。光学20倍電動ズームに対応し、画質劣化を抑えたデジタルズームが可能なiAズームも4K時に25倍、フルHD時で40倍まで利用できる。
また、3モデルとも後述の新機能「あとから補正」を搭載。「HC-WXF990M」と「HC-WX990M」は液晶モニター部に備えたサブカメラでの映像を一緒に記録できる「ワイプ撮り」にも対応し、このワイプ撮り機能も進化させた。なお両機の基本スペックは同一で、「HC-WXF990M」が電子ビューファインダーを装備するモデル。EVFはチルトにも対応している。
残る「HC-VX980M」は、ワイプ撮り機能を省くことで低価格化を実現させた“4K普及モデル”。これにより、4K対応機のラインナップを従来の1機種のみから3機種へと拡充した。
内蔵メモリーは3モデルとも64GBで、最大128GBまでのSDXCメモリーカードに対応。レンズにはライカレンズを引き続き採用している。なお、今回から新たに24p撮影にも対応した。そのほか3モデルとも従来から引き続き5軸ハイブリッド手ブレ補正と傾き補正も搭載している。
■撮影終了後でも手ブレ補正やズームなどが可能な「あとから補正」
新機能の「あとから補正」は4K撮影時に有効な機能で、撮影終了後でも手ブレ補正やズームなどの効果をかけられるというもの。「あとから手ブレ補正」「あとから追っかけ」「あとからズーム」「あとからパンニング」という4つの効果を利用可能で、従来からの4K静止画切り出しとフルHD変換も含めて「あとから補正」として訴求する。
「あとから手ブレ補正」は、4K映像が手ブレをしてしまっていても、手ブレの少ないフルHD映像に変換できるというもの。広角で撮影しておいた4K映像から補正用の余白を確保することで、手ブレのないフルHD映像に変換する。
「あとから追っかけ」では、複数の人物が写った映像から、そのなかの特定のひとりにフォーカスした映像を作成可能。中心にしたい人物を本体液晶モニター上のタッチパネルでタッチすると、顔認識でその被写体を追いかけ続け、特定人物だけにアップしたフルHD映像を作成する。
同機能では、例えば動物など動きの読めない被写体を広角で4K撮影しておき、アップでも被写体のフレームアウトが少ないフルHD映像にするなどといったことが可能。また、例えば運動会などのイベントを広角で撮っておき、我が子中心の映像、クラスメイト中心の映像を別々で作って、その友達の家庭に分ける…などといった活用もできる。
「あとからズーム」は、4K映像の一部を切り出してズームの効果を演出するというもの。光学ズームでは難しい、画面の中央以外に滑らかにズームしていく映像が作れるとしている。
「あとからパンニング」では、カメラの向きを振る“パン”映像を後から作成可能。例えば風景と動物が一緒に写っている4K映像の一部を切り出し、風景から動物にカメラがパンする映像を作成するなどといったことができる。
4K動画からの静止画切り出し機能も進化。動画データのなかからベストショットを自動で選び出す「ベストシーン自動切り出し」が可能になり、切り出すコマを自分で選別する必要がなくなった。
上記のように、「あとから編集」機能は4Kの情報量を利用して様々な効果を加えたフルHD映像を作成するというもの。そのため、「4Kテレビを持っていないから撮影した4K映像を再生できない」といった理由から4Kビデオカメラ購入を控えているようなユーザーにも有効だとしている。
■映画のような映像を簡単に撮れる新機能「シネマライク効果」も
「HC-WXF990M」と「HC-WX990M」は、「シネマライク効果」機能も新たに搭載。低速で時間をかけてゆっくりとズームアップする「スローズーム」などの効果を利用できる。
同機能では、フレームレートを簡単にリアルタイムで切り替えながら撮影できる「スロー&クリック」や、120fpsで撮影したものを30fpsで再生する「スローモーション」も利用可能。
加えて、「めまいショット」などとも呼ばれる「ドリーズーム」効果も利用可能。被写体のサイズは変わっていないのに背景の画角だけが変わる映像をより簡単に撮影できるようにした。
なお、各効果のうち「スローズーム」のみ4K撮影でも利用可能。それ以外の効果はフルHD以下での撮影時のみの対応となる。
■ワイプ撮りが2画面挿入可能に
サブカメラを利用したワイプ撮り機能は、2つのワイプ映像を挿入可能な「子画面ツイン表示」へ新たに対応。本体のサブカメラで撮影した映像に加え、スマホで撮影した映像も同時にワイプ表示できるようになった。
ワイプ用のサブカメラとして利用するスマホとは、最大3台と接続可能。3台のスマホの映像を切り替えながらワイプ画面に表示するなどといった使い方ができる。
また、2画面ワイプ表示では利用できないが、ウェアラブルカメラとの接続も可能。子画面を従来どおり1画面だけにする場合、本体のサブカメラではなくウェアラブルカメラの映像をワイプ画面用に利用できる。
そのほかの機能では、従来から引き続きHDR動画撮影にも対応。新たに本体へHDRボタンを設け、ワンタッチで簡単にHDR撮影が行えるように進化した。加えて、チューニングを見直して逆光への対応力を向上させているという。
・HC-WXF990M ¥OPEN(予想実売価格145,000円前後)
・HC-WX990M ¥OPEN(予想実売価格125,000円前後)
・HC-VX980M ¥OPEN(予想実売価格100,000円前後)
■上位機「HC-WX990M/WXF990M」は2画面ワイプ撮りも
3モデルとも、有効画素数829万画素(16:9/4K記録時)の1/2.3型MOS固体撮像素子を搭載した4K動画撮影対応モデル。光学20倍電動ズームに対応し、画質劣化を抑えたデジタルズームが可能なiAズームも4K時に25倍、フルHD時で40倍まで利用できる。
また、3モデルとも後述の新機能「あとから補正」を搭載。「HC-WXF990M」と「HC-WX990M」は液晶モニター部に備えたサブカメラでの映像を一緒に記録できる「ワイプ撮り」にも対応し、このワイプ撮り機能も進化させた。なお両機の基本スペックは同一で、「HC-WXF990M」が電子ビューファインダーを装備するモデル。EVFはチルトにも対応している。
残る「HC-VX980M」は、ワイプ撮り機能を省くことで低価格化を実現させた“4K普及モデル”。これにより、4K対応機のラインナップを従来の1機種のみから3機種へと拡充した。
内蔵メモリーは3モデルとも64GBで、最大128GBまでのSDXCメモリーカードに対応。レンズにはライカレンズを引き続き採用している。なお、今回から新たに24p撮影にも対応した。そのほか3モデルとも従来から引き続き5軸ハイブリッド手ブレ補正と傾き補正も搭載している。
■撮影終了後でも手ブレ補正やズームなどが可能な「あとから補正」
新機能の「あとから補正」は4K撮影時に有効な機能で、撮影終了後でも手ブレ補正やズームなどの効果をかけられるというもの。「あとから手ブレ補正」「あとから追っかけ」「あとからズーム」「あとからパンニング」という4つの効果を利用可能で、従来からの4K静止画切り出しとフルHD変換も含めて「あとから補正」として訴求する。
「あとから手ブレ補正」は、4K映像が手ブレをしてしまっていても、手ブレの少ないフルHD映像に変換できるというもの。広角で撮影しておいた4K映像から補正用の余白を確保することで、手ブレのないフルHD映像に変換する。
「あとから追っかけ」では、複数の人物が写った映像から、そのなかの特定のひとりにフォーカスした映像を作成可能。中心にしたい人物を本体液晶モニター上のタッチパネルでタッチすると、顔認識でその被写体を追いかけ続け、特定人物だけにアップしたフルHD映像を作成する。
同機能では、例えば動物など動きの読めない被写体を広角で4K撮影しておき、アップでも被写体のフレームアウトが少ないフルHD映像にするなどといったことが可能。また、例えば運動会などのイベントを広角で撮っておき、我が子中心の映像、クラスメイト中心の映像を別々で作って、その友達の家庭に分ける…などといった活用もできる。
「あとからズーム」は、4K映像の一部を切り出してズームの効果を演出するというもの。光学ズームでは難しい、画面の中央以外に滑らかにズームしていく映像が作れるとしている。
「あとからパンニング」では、カメラの向きを振る“パン”映像を後から作成可能。例えば風景と動物が一緒に写っている4K映像の一部を切り出し、風景から動物にカメラがパンする映像を作成するなどといったことができる。
4K動画からの静止画切り出し機能も進化。動画データのなかからベストショットを自動で選び出す「ベストシーン自動切り出し」が可能になり、切り出すコマを自分で選別する必要がなくなった。
上記のように、「あとから編集」機能は4Kの情報量を利用して様々な効果を加えたフルHD映像を作成するというもの。そのため、「4Kテレビを持っていないから撮影した4K映像を再生できない」といった理由から4Kビデオカメラ購入を控えているようなユーザーにも有効だとしている。
■映画のような映像を簡単に撮れる新機能「シネマライク効果」も
「HC-WXF990M」と「HC-WX990M」は、「シネマライク効果」機能も新たに搭載。低速で時間をかけてゆっくりとズームアップする「スローズーム」などの効果を利用できる。
同機能では、フレームレートを簡単にリアルタイムで切り替えながら撮影できる「スロー&クリック」や、120fpsで撮影したものを30fpsで再生する「スローモーション」も利用可能。
加えて、「めまいショット」などとも呼ばれる「ドリーズーム」効果も利用可能。被写体のサイズは変わっていないのに背景の画角だけが変わる映像をより簡単に撮影できるようにした。
なお、各効果のうち「スローズーム」のみ4K撮影でも利用可能。それ以外の効果はフルHD以下での撮影時のみの対応となる。
■ワイプ撮りが2画面挿入可能に
サブカメラを利用したワイプ撮り機能は、2つのワイプ映像を挿入可能な「子画面ツイン表示」へ新たに対応。本体のサブカメラで撮影した映像に加え、スマホで撮影した映像も同時にワイプ表示できるようになった。
ワイプ用のサブカメラとして利用するスマホとは、最大3台と接続可能。3台のスマホの映像を切り替えながらワイプ画面に表示するなどといった使い方ができる。
また、2画面ワイプ表示では利用できないが、ウェアラブルカメラとの接続も可能。子画面を従来どおり1画面だけにする場合、本体のサブカメラではなくウェアラブルカメラの映像をワイプ画面用に利用できる。
そのほかの機能では、従来から引き続きHDR動画撮影にも対応。新たに本体へHDRボタンを設け、ワンタッチで簡単にHDR撮影が行えるように進化した。加えて、チューニングを見直して逆光への対応力を向上させているという。
関連リンク
- ジャンルメモリームービー
- ブランドPANASONIC
- 型番HC-WXF990M
- 発売日2016年1月21日
- 価格¥OPEN(予想実売価格145,000円前後)
【SPEC】●撮像素子:1/2.3型CMOS固体撮像素子、総画素数1,891万画素 ●有効画素数:動画…829万画素(16:9、4K記録時)、静止画…622万(4:3)/700万(3:2)/829万画素(16:9) ●ズーム:iA…最大40倍、光学…20倍、デジタル…最大250倍 ●液晶モニター:3型ワイド液晶モニター、約46万ドット ●記録媒体:内蔵メモリー64GB、SD/SDHC/SDXCメモリーカード ●外形寸法:68W×78H×163Dmm(付属バッテリー含む) ●質量:約490g(付属バッテリー含む)
- ジャンルメモリームービー
- ブランドPANASONIC
- 型番HC-WX990M
- 発売日2016年1月21日
- 価格¥OPEN(予想実売価格125,000円前後)
【SPEC】●撮像素子:1/2.3型CMOS固体撮像素子、総画素数1,891万画素 ●有効画素数:動画…829万画素(16:9、4K記録時)、静止画…622万(4:3)/700万(3:2)/829万画素(16:9) ●ズーム:iA…最大40倍、光学…20倍、デジタル…最大250倍 ●液晶モニター:3型ワイド液晶モニター、約46万ドット ●記録媒体:内蔵メモリー64GB、SD/SDHC/SDXCメモリーカード ●外形寸法:65W×73H×161Dmm(付属バッテリー含む) ●質量:約445g(付属バッテリー含む)
- ジャンルメモリームービー
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- 型番HC-VX980M
- 発売日2016年1月21日
- 価格¥OPEN(予想実売価格100,000円前後)
【SPEC】●撮像素子:1/2.3型CMOS固体撮像素子、総画素数1,891万画素 ●有効画素数:動画…829万画素(16:9、4K記録時)、静止画…622万(4:3)/700万(3:2)/829万画素(16:9) ●ズーム:iA…最大40倍、光学…20倍、デジタル…最大250倍 ●液晶モニター:3型ワイド液晶モニター、約46万ドット ●記録媒体:内蔵メモリー64GB、SD/SDHC/SDXCメモリーカード ●外形寸法:65W×73H×141Dmm(付属バッテリー含む) ●質量:約395g(付属バッテリー含む)