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公開日 2016/02/29 18:37
ハイレゾ相当での放送も予定する新サービス「i-dio」、3月1日にプレ開始。放送の詳細が明らかに
記者発表会で“高音質放送”比較デモなど披露
地上アナログ放送停波で空いた周波数帯域を使って行われる“V-lowマルチメディア放送”「i-dio(アイディオ)」が3月1日12時より福岡・大阪・東京でプレ放送を開始する。放送される番組の内容など詳細を説明する記者会見が開催され、関係者が新サービスの魅力をアピールした。
■ハイレゾ相当での放送も予定する新サービス「i-dio」が3月1日スタート
i-dioは、上記のように地デジ停波で空いた周波数帯域を利用する新たな放送サービス。チューナーを内蔵したSIMフリースマートフォン「i-dio Phone」が先行して販売されているほか、チューナー非搭載のスマートフォンでもi-dioを視聴できるようにするWi-Fiチューナーも用意しており、モニターへ応募した5万名に無償配布。さらに5万名のモニター追加募集も行う。
以前の発表会(関連ニュース)で3月に福岡・大阪・東京の3都市からサービスインすることが案内されていたが、より詳しいスタート日時が明らかにされた格好。なお、ファイル・ウェブでは以前に連載コーナー「山本敦のAV進化論」で関係者インタビューを行っているのでそちらも参照いただきたい。
2016年度上期に名古屋・静岡・広島・兵庫・福島でサービスを開始し、2016年度下期には関東・九州へ放送エリアの拡大を予定。2019年度には世帯カバー率78.3%を目指すという。
視聴には無料の専用アプリが必要。Android版の正式バージョンを3月1日から、iOS版は3月上旬から公開する。なおi-dioの番組は地デジテレビやラジオなどと同様に、無料で視聴/聴取できる。
ラジオ型の音声チャンネル5つと、動画を放送する映像1チャンネルの合計6つのチャンネルでサービスをスタート。そのうちのひとつ、TOKYO SMARTCAST(株)による「TS ONE」では、既存のラジオやradiko.jpのようなIPサイマルラジオよりも高音質のAAC/320kbpsでの放送を行い、2017年にはハイレゾ相当の96kHz/24bit音源にも対応する。
発表会場では、一般的なIPサイマルラジオと同等の50kbps程度と320kbpsでの放送との比較デモも実施。「CDに近いくらいの音質が再現できると思っている。原音に近い放送を実現できるのが大きな特長だ」(TOKYO SMARTCAST 編成制作部長 砂井博文氏)とした。
また、インターネット回線を介してのIPサイマル放送も5月上旬から開始予定。基本的に本放送のデータ全部をそのままサイマル放送するため、ハイレゾ級音源への対応後は、その音源がサイマル放送でも流れることになるという。
■6チャンネルからサービススタート。ラジオ型だけでなく映像配信チャンネルも
チャンネルは、320kbpsでの高音質放送を行う上記「TS ONE」のほか、自動車のドライバー向けに特化した(株)アマネク・テレマティクスデザインによる「Amanekチャンネル」、24時間ノンストップで音楽を流す「i-dio Music Selection」(ジャズ・クラシック・マスターピースの計3ch)、そして映像チャンネル「クリエイターズ・チャンネル」という編成。
■ハイレゾ相当での放送も予定する新サービス「i-dio」が3月1日スタート
i-dioは、上記のように地デジ停波で空いた周波数帯域を利用する新たな放送サービス。チューナーを内蔵したSIMフリースマートフォン「i-dio Phone」が先行して販売されているほか、チューナー非搭載のスマートフォンでもi-dioを視聴できるようにするWi-Fiチューナーも用意しており、モニターへ応募した5万名に無償配布。さらに5万名のモニター追加募集も行う。
以前の発表会(関連ニュース)で3月に福岡・大阪・東京の3都市からサービスインすることが案内されていたが、より詳しいスタート日時が明らかにされた格好。なお、ファイル・ウェブでは以前に連載コーナー「山本敦のAV進化論」で関係者インタビューを行っているのでそちらも参照いただきたい。
2016年度上期に名古屋・静岡・広島・兵庫・福島でサービスを開始し、2016年度下期には関東・九州へ放送エリアの拡大を予定。2019年度には世帯カバー率78.3%を目指すという。
視聴には無料の専用アプリが必要。Android版の正式バージョンを3月1日から、iOS版は3月上旬から公開する。なおi-dioの番組は地デジテレビやラジオなどと同様に、無料で視聴/聴取できる。
ラジオ型の音声チャンネル5つと、動画を放送する映像1チャンネルの合計6つのチャンネルでサービスをスタート。そのうちのひとつ、TOKYO SMARTCAST(株)による「TS ONE」では、既存のラジオやradiko.jpのようなIPサイマルラジオよりも高音質のAAC/320kbpsでの放送を行い、2017年にはハイレゾ相当の96kHz/24bit音源にも対応する。
発表会場では、一般的なIPサイマルラジオと同等の50kbps程度と320kbpsでの放送との比較デモも実施。「CDに近いくらいの音質が再現できると思っている。原音に近い放送を実現できるのが大きな特長だ」(TOKYO SMARTCAST 編成制作部長 砂井博文氏)とした。
また、インターネット回線を介してのIPサイマル放送も5月上旬から開始予定。基本的に本放送のデータ全部をそのままサイマル放送するため、ハイレゾ級音源への対応後は、その音源がサイマル放送でも流れることになるという。
■6チャンネルからサービススタート。ラジオ型だけでなく映像配信チャンネルも
チャンネルは、320kbpsでの高音質放送を行う上記「TS ONE」のほか、自動車のドライバー向けに特化した(株)アマネク・テレマティクスデザインによる「Amanekチャンネル」、24時間ノンストップで音楽を流す「i-dio Music Selection」(ジャズ・クラシック・マスターピースの計3ch)、そして映像チャンネル「クリエイターズ・チャンネル」という編成。
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