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公開日 2018/04/03 20:15
「家族コミュニケーションを増やす」ブルーレイレコーダー。新DIGA発表会開催
「モノからコト提案」戦略を推進
パナソニックは、「おうちクラウドディーガ」機能などを搭載したブルーレイディスクレコーダー「DIGA」新モデルを発表(関連ニュース)。本日発表会を開催した。
今回機能が強化された「おうちクラウドディーガ」は、スマートフォンアプリ「おでかけディーガ」との通信により、DIGA内の番組録画/音楽のストリーミング再生に加え、DIGAを写真/動画をアップロードし共有するクラウドサーバーとしても利用できる機能。外出先で撮影した写真や動画を、帰宅後リビングの大画面テレビで楽しむことができる。
写真/動画は「おうちクラウドディーガ」搭載機種同士でも共有ができ、例えば遠隔地に住む家族へ子供の写真を送るといった使い方も提案された。
こうした機能を搭載した理由について、同社執行役員 コンシューマーマーケティング ジャパン本部 本部長の河野明氏は、今年で創業100周年を迎える同社の戦略から説明した。
同社は創業100周年にあたり、次の100年を見据えて「提供価値の革新」「お客様とのつながり強化」という2つの戦略を打ち出し、商品(モノ)の販売にとどまらず商品によって実現できるソリューションの提案(コト)、ユーザー登録サービス「Club Panasonicオーナーズサービス」を発表してきた。
また新しい価値を提供する製品として、これまで「家事シェア」「おいしい7days」「健康なわが家」「どこでも楽しむAVライフ」という4つのキーワードに基づき製品を展開。共働き世代を中心に訴求を行い、とくに「家事シェア」キーワードで展開した洗濯機が反響を得たとした。
こうして家事シェア/時短調理によって生まれた時間について、同社では家族とのコミュニケーションに使うことを提案。5つ目のキーワード「家族をつなぐ」を設定し、それに基づいて「おうちクラウドディーガ」を搭載したと述べた。
AVC商品部の梶恵理華氏は、日本の家族間コミュニケーションの変化という点からも「おうちクラウドディーガ」を解説した。同社アンケートによれば、近年は同居している親族に限らず、遠隔地に別居している親族も家族であるという意識が広まり、家族と過ごす時間を重要と感じる回答が増えているといい、梶氏は「離れて暮らしていても家族、という認識が浸透している」とした。
その反面、同居/別居を問わずコミュニケーションの頻度は減っており、同居の家族ではリビングで過ごす時間は共通して多いにも関わらず、家族それぞれが別々に活動しているという回答も6割を越えていたという。家族間の繋がりが重要となる一方、家族間コミュニケーションは減少しているという結果が表れた。
梶氏は、こうした状況に対しての提案が「おうちクラウドディーガ」であるとして、写真/動画を同居する家族で一緒に見たり、遠隔地の親族と共有し、最終的に家族間コミュニケーションが増加するきっかけとなることが狙いと述べた。
レコーダーであるにも関わらず共有機能を前面に押し出した新モデルに関し河野氏は、「従来のレコーダー売場とは別に『コト提案』ができる売場をつくり、録画以外の価値を発信していく」と述べた。
また「多くの家電の需要は限界にあると見ているが、それは個別の機能で見た場合の話。普及しつくした製品に別の価値を提供できれば可能性はある」とも話し、商品そのものではなく商品で何が実現できるかを訴求する「モノからコト提案へ」戦略を推し進めていく構えを見せた。
発表会では、新DIGAと同じく「家族をつなぐ」をキーワードにした製品も同時出展。スマホで操作でき、「あらゆるシーンに適合し、あかりを通じて人の心理や感情に影響を与え、暮らしをより豊かにする」というコンセプトのLED照明「AIR PANEL LED」シリーズや、新DIGAと共に使うことで楽しみ方を拡張する単焦点プロジェクター(関連ニュース)が公開された。
今回機能が強化された「おうちクラウドディーガ」は、スマートフォンアプリ「おでかけディーガ」との通信により、DIGA内の番組録画/音楽のストリーミング再生に加え、DIGAを写真/動画をアップロードし共有するクラウドサーバーとしても利用できる機能。外出先で撮影した写真や動画を、帰宅後リビングの大画面テレビで楽しむことができる。
写真/動画は「おうちクラウドディーガ」搭載機種同士でも共有ができ、例えば遠隔地に住む家族へ子供の写真を送るといった使い方も提案された。
こうした機能を搭載した理由について、同社執行役員 コンシューマーマーケティング ジャパン本部 本部長の河野明氏は、今年で創業100周年を迎える同社の戦略から説明した。
同社は創業100周年にあたり、次の100年を見据えて「提供価値の革新」「お客様とのつながり強化」という2つの戦略を打ち出し、商品(モノ)の販売にとどまらず商品によって実現できるソリューションの提案(コト)、ユーザー登録サービス「Club Panasonicオーナーズサービス」を発表してきた。
また新しい価値を提供する製品として、これまで「家事シェア」「おいしい7days」「健康なわが家」「どこでも楽しむAVライフ」という4つのキーワードに基づき製品を展開。共働き世代を中心に訴求を行い、とくに「家事シェア」キーワードで展開した洗濯機が反響を得たとした。
こうして家事シェア/時短調理によって生まれた時間について、同社では家族とのコミュニケーションに使うことを提案。5つ目のキーワード「家族をつなぐ」を設定し、それに基づいて「おうちクラウドディーガ」を搭載したと述べた。
AVC商品部の梶恵理華氏は、日本の家族間コミュニケーションの変化という点からも「おうちクラウドディーガ」を解説した。同社アンケートによれば、近年は同居している親族に限らず、遠隔地に別居している親族も家族であるという意識が広まり、家族と過ごす時間を重要と感じる回答が増えているといい、梶氏は「離れて暮らしていても家族、という認識が浸透している」とした。
その反面、同居/別居を問わずコミュニケーションの頻度は減っており、同居の家族ではリビングで過ごす時間は共通して多いにも関わらず、家族それぞれが別々に活動しているという回答も6割を越えていたという。家族間の繋がりが重要となる一方、家族間コミュニケーションは減少しているという結果が表れた。
梶氏は、こうした状況に対しての提案が「おうちクラウドディーガ」であるとして、写真/動画を同居する家族で一緒に見たり、遠隔地の親族と共有し、最終的に家族間コミュニケーションが増加するきっかけとなることが狙いと述べた。
レコーダーであるにも関わらず共有機能を前面に押し出した新モデルに関し河野氏は、「従来のレコーダー売場とは別に『コト提案』ができる売場をつくり、録画以外の価値を発信していく」と述べた。
また「多くの家電の需要は限界にあると見ているが、それは個別の機能で見た場合の話。普及しつくした製品に別の価値を提供できれば可能性はある」とも話し、商品そのものではなく商品で何が実現できるかを訴求する「モノからコト提案へ」戦略を推し進めていく構えを見せた。
発表会では、新DIGAと同じく「家族をつなぐ」をキーワードにした製品も同時出展。スマホで操作でき、「あらゆるシーンに適合し、あかりを通じて人の心理や感情に影響を与え、暮らしをより豊かにする」というコンセプトのLED照明「AIR PANEL LED」シリーズや、新DIGAと共に使うことで楽しみ方を拡張する単焦点プロジェクター(関連ニュース)が公開された。