• ブランド
    特設サイト
公開日 2018/04/12 00:00

LG、新バックライト制御“フルアレイディミング”で画質向上させた4K液晶テレビ旗艦機「SK8500P」

同社液晶テレビ史上最大サイズの「SK8000P」も
編集部:成藤正宣
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
LGエレクトロニクス・ジャパンは、直下型LEDバックライトと新制御方式を採用したフラグシップ4K液晶テレビ「SK8500P」3モデル、同社液晶テレビ史上最大となる75型の4K液晶テレビ「SK8000P」1モデルを4月20日より順次発売する。いずれもオープン価格。地デジチューナーは2基、BS/CSチューナーは2基搭載する。

■SK8500Pシリーズ
・65SK8500PJA(65型):予想実売価格330,000円前後 4月20日発売
・55SK8500PJA(55型):予想実売価格240,000円前後 5月中旬発売
・49SK8500PJA(49型):予想実売価格210,000円前後 4月20日発売

65SK8500PJA

■SK8000Pシリーズ
・75SK8000PJA(75型):予想実売価格490,000円前後 6月中旬発売

75SK8000PJA

いずれもカラーフィルター上に1nmサイズの極小粒子を敷き詰め、色合いの再現性を高めたという「TruNano Display」搭載の4K液晶テレビ。IPS方式の液晶パネルと相まって、幅広い視野角と色再現力を実現したとする。

ナノサイズの粒子によって色再現力を向上させたとする

液晶テレビ最上位のSK8500Pシリーズはバックライトに直下型LEDを採用、「フルアレイディミング」技術によって制御する。光の部分制御を従来より緻密に行うことができ、反射率も低下させることでコントラスト比が向上。高い暗部再現力を実現したという。なお、75型のSK8000Pはエッジ型のローカルディミングLEDを搭載する。

SK8500Pシリーズは直下型LEDを「フルアレイディミング」によって制御、コントラストを更に向上させる

両シリーズとも液晶パネルは10bit階調に対応しており、10億色以上の色彩を表示可能。一般的な液晶テレビに比べ、表現可能な色相は64倍に及ぶという。また色彩の情報処理能力を向上させる「True Color Accuracy」技術により、4K/8K放送で採用される色域規格BT.2020もほぼ余すことなくカバーできるとしている。

映像エンジンは2017年の同社有機ELテレビと同様の「α7 Intelligent Processor」を搭載。部分調光により輝度/コントラストを最適化する「Luminance Optimizer for Local Diming」、ダイナミックレンジを拡張する「Enhanced Dynamic Tone Mapping」といった機能や、最大秒間120フレームのハイフレームレート表示にも対応する。また、映像を滑らかに表示する4倍速相当の倍速機能「TruMotion 240」も搭載する。

映像エンジンは昨年の有機ELテレビと同一の「α7 Intelligent Processor」

HDRは「ドルビービジョン」「Advanced HDR by technicolor」「HDR10」「HLG」の4規格をサポート。さらにSDR映像をHDRの表現に近づける「HDR効果」モードも搭載している。

音声面ではSK8500P、SK8000Pともに、フルレンジスピーカーを2基、ウーファーを2基の計4基のスピーカーを搭載し、ドルビーアトモスに対応。スマートフォンからBluetoothで音声を受信し再生する機能や、専用リモコンの「マジックリモコン」を用いて部屋の音響環境を測定、音質を補正する「オートサウンドチューニング機能」も搭載する。

スマホの音声をテレビの内蔵スピーカーに送信、再生できる

内蔵スピーカーでドルビーアトモスに対応

従来機種から引き続き「webOS」を搭載。スマートフォンの画面ミラーリング機能が強化され、スマートフォンの画面をテレビ画面にかぶせるオーバーレイ表示や、マジックリモコンによるスマホ画面の操作も可能となった。

スマホ画面をミラーリングしテレビ画面に重ねて表示できる

その他、マジックリモコン内蔵のマイクを用いた音声によるインターネット検索機能や、10種類の言語に対応し音声でテレビ操作を行えるAI「ThinQ AI」も搭載。ただし、現時点でThinQ AIは日本語に対応していない。

HDMI入力は4系統内蔵し、すべてが4Kに対応。USB2.0端子は3系統内蔵する。

専用のマジックリモコンにより音声操作にも対応

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 マランツ、未踏の領域へ。「次元が異なる」弩級フラグシップコンビ「MODEL 10」「SACD 10」レビュー!
2 JBL、楽天ブラックフライデーで人気完全ワイヤレスやサウンドバーが最大36%オフ。11/21 17時より
3 DAZN、登録なしで一部コンテンツを無料視聴できる新機能。11月導入予定
4 松村北斗と上白石萌音のW主演!PMSとパニック障害を抱える男女のかけがえのない物語
5 Sonos、ブランド初のプロ向けスピーカー「Era 100 Pro」発表。PoE採用で自由かつ簡単な設置を実現
6 妥協なきデノン “もうひとつの旗艦AVアンプ”。「AVC-A10H」がデノンサラウンドアンプのあらたな一章を告げる
7 iBasso Audio、初エントリーライン「iBasso Jr.」からポータブルDAC/アンプとイヤホンを発売
8 ケーブル接続の「バランス/アンバランス」ってつまり何?
9 ビクター“nearphones”「HA-NP1T」速攻レビュー! イヤーカフ型ながら聴きイヤホンを女性ライターが使ってみた
10 ビクター、実売5000円以下の完全ワイヤレス「HA-A6T」。耳にフィットしやすいラウンド型ボディ
11/18 10:32 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX