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公開日 2019/11/03 07:20
<ヘッドフォン祭>“リケーブル”拡充したフォステクス「TM2」が試し放題/dCSのハイエンドDACも人気
クリプトン「KS-9Multi+」でMQAダイレクト再生デモ
11月2日・3日と東京・中野サンプラザで開催しているフジヤエービック主催「秋のヘッドフォン祭2019」。本記事では、FOSTEX/クリプトン/dCSなど11階ブロッサムの出展ブランドをレポートする。
■FOSTEX
FOSTEXブースは、好みのイヤホンを完全ワイヤレス化できる、着脱式完全ワイヤレスイヤホン「TM2」の試聴で賑わっていた。専用の着脱式フレキシブル・ショート・ケーブルは様々なコネクタを用意しており、オーディオテクニカ製イヤホンとの接続を可能とするA2DCコネクタタイプ「ET-TM2ATC」(11月下旬発売/6,800円前後)も発表された。
ブースには、イヤホンも装着した状態で各ケーブルがずらりと並び、豊富なラインナップをアピール。実際に試聴に訪れた方は自身のお気に入りイヤホンを持参し、TM2との組み合わせをじっくり確かめていた。発売当初から人気のTM2、日本だけでなく中国市場など海外でも好調な売れ行きとのことだ。
■クリプトン
MQA-CDのダイレクトデコード(フルデコード)に対応したアクティブスピーカー最上位モデル「KS-9Multi+」の再生デモを実施。DELAのNASからの接続、またPCをLANケーブルでネットワーク接続してMQAデータを再生するなど、KS-9Multi+の実力を楽しめるシステムとなっている。
アクセサリー類もクリプトン製品で構成。電源ボックスにはHR(High Resolution)シリーズのフラグシップモデル「PB-HR2000」を、電源ケーブルは「PC-HR1000」、USBケーブルは「UC-HR1.0 」を使用している。
■dCS
太陽インターナショナルが取り扱う英dCSのD/Aコンバーター「Bartok DAC」が出展。様々なデジタル機器に対応しており、ブースではFOCALのハイエンドヘッドホン「UTOPIA」「STELLIA」、DELAのNASとの組み合わせで試聴できるようになっている。
Bartok DACの昨年秋の東京インターナショナルで発表されて以来、販売価格は約230万と高額ながら売れ行きも良く好評を博している。ユーザーいわく「試聴できる場所が少ない」とのことで、イベント初日の朝からBartok DAC目当てで訪れる方も多く、取材中も途切れることなく様々な人が試聴していた。
■ヨシノトレーディング/フューレンコーディネート
ヨシノトレーディングは、EARブランドのCDプレーヤーやフォノイコライザー、ヘッドホンアンプのほか、近日発売予定であるオープン/密閉型両対応のヘッドホンを出展。外側の天然木で成形された部分がマグネットで本体に装着されており、装着時は密閉型、外すことでオープン型ヘッドホンとしても使えるという。サウンドはプロのスタジオ使用にも対応するモニターライクな音質とのこと。
同じく近日発売のヘッドホンアンプと組み合わせて、CDプレーヤーの再生、もしくはCLEARAUDIOのアナログプレーヤー「Concept」(価格33万)からのレコード再生を楽しめるようになっていた。なおヘッドホン、ヘッドホンアンプはいずれも価格未定。
フューレンコーディネートはOCTAVE「V16 Single Ended」、Nuprime「DAC-9H」と2つのヘッドホンアンプの試聴環境を展開。また同社が取り扱うオーストリア・ウィーンのブランド「BRODMANN」がカスタムしたというヘッドホンのプロトタイプも展示していた。
ベースとなるモデルは、13Fロビーに出展するブライトーンが取り扱っているLBアコースティック社製の “フルオープン型” ヘッドホン「Mysphere3」。まだプロトタイプのため詳細は非公開とのことだが、ハウジング部が空中に浮いたような状態で位置/角度調整ができる点など外観デザインは共通している。
■フルテック/ラトックシステム/光城精工
フルテックでは「NCF Boosterシリーズ」の電源アクセサリーやプラグの最新モデルなどを一挙に出展している。「NCF Booster-Signal-L」は “L = Low” の意味するとおり、より低い位置でのケーブル固定が行えるモデル。土台部の薄さもあって、小型/薄型のシステム背面部での活用を想定しており、ブースでは従来モデルと比較することもできた。
ラトックシステムからは、12月発売予定の小型ネットワークオーディオトランスポート「RAL-NWT01PLUS(仮名称/予定価格39,800円)」と、2020年春受注生産予定のネットワークDAC「RAL-NWT02」(予定価格238,000円)」のRaspberryPiを搭載した2モデルが新登場した。
RAL-NWT01PLUSでは新たにSoCに「RaspberryPi CM3+」を採用。ストレージ内蔵となり従来MicroSDカードで外付けしていたOSを内部に搭載、よりパワフルな動作が可能となっている。RAL-NWT02では43cm幅の筐体を採用しており、こちらは「RaspberryPi CM3」を搭載。様々なインターフェースを備えており、アナログ/デジタル音源に各自独立した大容量トランスを採用。これによりクリアな音質を実現するとしている。
光城精工は、真鍮削り出しハウジング採用のイヤホン「Keyagu(KJB-01)」をメインに出展。ゴールドの煌びやかな外観が印象的で、試聴にも多くのユーザーが訪れていた。またブースは着物の帯をテーブルランナーのように利用した空間づくりがなされるなど、同社らしい演出となっている。
■FOSTEX
FOSTEXブースは、好みのイヤホンを完全ワイヤレス化できる、着脱式完全ワイヤレスイヤホン「TM2」の試聴で賑わっていた。専用の着脱式フレキシブル・ショート・ケーブルは様々なコネクタを用意しており、オーディオテクニカ製イヤホンとの接続を可能とするA2DCコネクタタイプ「ET-TM2ATC」(11月下旬発売/6,800円前後)も発表された。
ブースには、イヤホンも装着した状態で各ケーブルがずらりと並び、豊富なラインナップをアピール。実際に試聴に訪れた方は自身のお気に入りイヤホンを持参し、TM2との組み合わせをじっくり確かめていた。発売当初から人気のTM2、日本だけでなく中国市場など海外でも好調な売れ行きとのことだ。
■クリプトン
MQA-CDのダイレクトデコード(フルデコード)に対応したアクティブスピーカー最上位モデル「KS-9Multi+」の再生デモを実施。DELAのNASからの接続、またPCをLANケーブルでネットワーク接続してMQAデータを再生するなど、KS-9Multi+の実力を楽しめるシステムとなっている。
アクセサリー類もクリプトン製品で構成。電源ボックスにはHR(High Resolution)シリーズのフラグシップモデル「PB-HR2000」を、電源ケーブルは「PC-HR1000」、USBケーブルは「UC-HR1.0 」を使用している。
■dCS
太陽インターナショナルが取り扱う英dCSのD/Aコンバーター「Bartok DAC」が出展。様々なデジタル機器に対応しており、ブースではFOCALのハイエンドヘッドホン「UTOPIA」「STELLIA」、DELAのNASとの組み合わせで試聴できるようになっている。
Bartok DACの昨年秋の東京インターナショナルで発表されて以来、販売価格は約230万と高額ながら売れ行きも良く好評を博している。ユーザーいわく「試聴できる場所が少ない」とのことで、イベント初日の朝からBartok DAC目当てで訪れる方も多く、取材中も途切れることなく様々な人が試聴していた。
■ヨシノトレーディング/フューレンコーディネート
ヨシノトレーディングは、EARブランドのCDプレーヤーやフォノイコライザー、ヘッドホンアンプのほか、近日発売予定であるオープン/密閉型両対応のヘッドホンを出展。外側の天然木で成形された部分がマグネットで本体に装着されており、装着時は密閉型、外すことでオープン型ヘッドホンとしても使えるという。サウンドはプロのスタジオ使用にも対応するモニターライクな音質とのこと。
同じく近日発売のヘッドホンアンプと組み合わせて、CDプレーヤーの再生、もしくはCLEARAUDIOのアナログプレーヤー「Concept」(価格33万)からのレコード再生を楽しめるようになっていた。なおヘッドホン、ヘッドホンアンプはいずれも価格未定。
フューレンコーディネートはOCTAVE「V16 Single Ended」、Nuprime「DAC-9H」と2つのヘッドホンアンプの試聴環境を展開。また同社が取り扱うオーストリア・ウィーンのブランド「BRODMANN」がカスタムしたというヘッドホンのプロトタイプも展示していた。
ベースとなるモデルは、13Fロビーに出展するブライトーンが取り扱っているLBアコースティック社製の “フルオープン型” ヘッドホン「Mysphere3」。まだプロトタイプのため詳細は非公開とのことだが、ハウジング部が空中に浮いたような状態で位置/角度調整ができる点など外観デザインは共通している。
■フルテック/ラトックシステム/光城精工
フルテックでは「NCF Boosterシリーズ」の電源アクセサリーやプラグの最新モデルなどを一挙に出展している。「NCF Booster-Signal-L」は “L = Low” の意味するとおり、より低い位置でのケーブル固定が行えるモデル。土台部の薄さもあって、小型/薄型のシステム背面部での活用を想定しており、ブースでは従来モデルと比較することもできた。
ラトックシステムからは、12月発売予定の小型ネットワークオーディオトランスポート「RAL-NWT01PLUS(仮名称/予定価格39,800円)」と、2020年春受注生産予定のネットワークDAC「RAL-NWT02」(予定価格238,000円)」のRaspberryPiを搭載した2モデルが新登場した。
RAL-NWT01PLUSでは新たにSoCに「RaspberryPi CM3+」を採用。ストレージ内蔵となり従来MicroSDカードで外付けしていたOSを内部に搭載、よりパワフルな動作が可能となっている。RAL-NWT02では43cm幅の筐体を採用しており、こちらは「RaspberryPi CM3」を搭載。様々なインターフェースを備えており、アナログ/デジタル音源に各自独立した大容量トランスを採用。これによりクリアな音質を実現するとしている。
光城精工は、真鍮削り出しハウジング採用のイヤホン「Keyagu(KJB-01)」をメインに出展。ゴールドの煌びやかな外観が印象的で、試聴にも多くのユーザーが訪れていた。またブースは着物の帯をテーブルランナーのように利用した空間づくりがなされるなど、同社らしい演出となっている。