HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2022/12/08 19:39
2時間のHD動画を2秒でスマホにDL。無線通信規格「TransferJet X」実証実験
DRMコンテンツにも対応
60GHz帯を用いることで従来より高速化し13.1Gbpsを実現した、新たな無線通信規格「TransferJet X」。同規格を利用し、キオスク端末にタッチするだけでスマートフォンに2時間のHD動画をわずか2秒でダウンロードする実証実験が行われた。
実験は、2022年11月、インド・ニューデリー周辺の地下鉄駅にて、TransferJetコンソーシアムのプロモータメンバーである、高速近接無線技術研究組合が実施したもの。
実験では、参加者がAndroidスマホに着脱可能なUSBドングルをセットし、見たい映画やゲームをスマホ画面上で選択。タッチポイントにスマホをタッチすると、コンテンツを高速ダウンロードし、映画やゲームを楽しめるという内容で、上記のとおり2時間のHD動画を2秒で保存できたという。
TransferJet Xは、国際標準規格のIEEE802.15.3eおよびM.2003-2を基に、2022年5月に規格化が完了。4K解像度やバーチャルリアリティの映像といった大容量データも高速に転送できるという。さらに、通信開始までの接続時間を2msec以下と大幅に短縮することにより、通過時に瞬時に通信可能な「改札ゲートソリューション」など、新たなユースケースの創出も検討しているとしている。
同規格はDRM(デジタル著作権管理)にも対応。また、TransferJet Xに対応したSoC(System on a Chip)については、高速無線技術研究組合にて開発中だという。
実験は、2022年11月、インド・ニューデリー周辺の地下鉄駅にて、TransferJetコンソーシアムのプロモータメンバーである、高速近接無線技術研究組合が実施したもの。
実験では、参加者がAndroidスマホに着脱可能なUSBドングルをセットし、見たい映画やゲームをスマホ画面上で選択。タッチポイントにスマホをタッチすると、コンテンツを高速ダウンロードし、映画やゲームを楽しめるという内容で、上記のとおり2時間のHD動画を2秒で保存できたという。
TransferJet Xは、国際標準規格のIEEE802.15.3eおよびM.2003-2を基に、2022年5月に規格化が完了。4K解像度やバーチャルリアリティの映像といった大容量データも高速に転送できるという。さらに、通信開始までの接続時間を2msec以下と大幅に短縮することにより、通過時に瞬時に通信可能な「改札ゲートソリューション」など、新たなユースケースの創出も検討しているとしている。
同規格はDRM(デジタル著作権管理)にも対応。また、TransferJet Xに対応したSoC(System on a Chip)については、高速無線技術研究組合にて開発中だという。