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公開日 2024/07/13 15:45

<ポタフェス>今が買い時? 値下げ中のB&W・デノン製品が一挙登場/ソニーの重低音特化ヘッドホン「ULT WEAR」に注目

THIE AUDIO/ORIVETIの未発表イヤホンも参考展示
編集部:杉山康介
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国内最大級のポータブルオーディオ展示試聴イベント「ポタフェス 2024夏 秋葉原」が、本日7月13日、14日の2日間にかけて東京・ベルサール秋葉原で開催されている。本項では1階のB&W/デノン、ソニー、地下1階のナイコムブースの模様を紹介したい。

■B&W/デノンは値下げ中のイヤホン、ヘッドホンが一挙登場



B&Wからは、人気のBluetoothヘッドホン「Px8」「Px7 S2e」や完全ワイヤレス「Pi7 S2」「Pi5 S2」を展示。パートナーシップを締結した元サッカー選手のデビット・ベッカムのポスターとあわせ、多くの注目を集めていた。

デビット・ベッカム起用のポスターが登場

豊富なカラバリも全色揃えられ、実際に試すことができる

デノンからは音響パーソナライズ機能「Masimo AAT」を搭載した完全ワイヤレス「PerL Pro」「PerL」が登場。こちらもパートナーシップ締結が発表されたばかりの米歌手ケイティ・ペリーを起用した広告とともに、大々的に展開されていた。

デノンからはケイティ・ペリー起用ポスターがお目見え

PerL Pro/PerL。ホワイトは5月に発売されたばかりの新色だ

どれも決して安価な製品ではないものの、現在、各種販売店で一斉に値下げが行われており、デノンのPerL Proに至っては税込36,300円程度と、通常よりも2万円以上安くなっている。実際、市場でも大きな反響を呼んでいるとのことなので、購入するなら今がチャンスと言えそうだ。

ちなみに地下1階には、PerL Pro/PerLの専用試聴ブースも用意。イヤーマフを用意することで音響パーソナライズをより正確に体感できるようになっているので、気になっている方はこちらもぜひご活用いただきたい。

地下1階ではMasimo AATを本格的に試すことが可能だ

B&Wの完全ワイヤレス「Pi7 S2」「Pi5 S2」も全ラインナップが揃う

■ソニーの最新ヘッドホン「ULT WEAR」、ウォークマンの歴史など展示



ソニーはBluetoothヘッドホンや完全ワイヤレス、モニターヘッドホン、DAPと幅広いポータブルオーディオ製品を用意。中でも注目を集めていたのが、4月に発売したばかりの重低音“ULT POWER SOUNDシリーズ”ヘッドホン「ULT WEAR」だ。

ULT POWER SOUNDシリーズが一挙展示

低音ブーストボタン「ULTボタン」を搭載するなど、重低音に特化した本製品。その振り切ったコンセプト性や、それに違わぬパワフルさから大人気を博しているそう。今回がイベント初出展ということもあり、「重低音のやつですよね」と聴きにくる方が絶えないという。

注目を集めるULT WEAR

WF-1000XM5をはじめとした完全ワイヤレスも各種登場

新製品ではないものの、ウォークマンの試聴コーナーにも人だかりが絶えない。なんでも歴代ウォークマンを手掛けてきた佐藤浩朗氏がスタッフとして参加していることから、佐藤氏に話を聞きたい、とブースに訪れる方もいるとのこと。

また、ブース内には今年45周年を迎えるソニーウォークマンの歴史を振り返るパネルも展示。ポータブルオーディオを牽引してきたブランドとして、「新製品だけでなく歴史があることも改めて伝えていきたい」との想いから設置したと語っていた。

初代から今に至るまでのウォークマンの歴史が展示

■ナイコムからはORIVETI、THIE AUDIO参考展示品が登場



ナイコムはLETSHUOER、THIE AUDIO、ORIVETIといった取り扱いブランドの製品を展示。LETSHUOERからは、昨日発売の平面駆動ドライバーイヤホン「S08」や、水曜日発売のドングル型DAC「DT03」といった新製品が早速登場していた。

S08

DT03

ORIVETIからは、ブランド新シリーズ“Bleqk”第1弾モデルの1DDイヤホン「Dynabird」と、第2弾モデルの2B+1DDイヤホン「Lowmaster」を参考展示。Dynabirdは本国で発表済みだが、Lowmasterはこれが世界初公開だそうだ。

Dynabirdは16,500円(税込)程度で「お盆前くらいに発売したい」状態で、Lowmasterは27,000-28,000円(税込)程度、発売時期はまだ未定とのこと。

Dynabird

Lowmaster

さらにTHIE AUDIOからは2DD+2BA+2ESTイヤホン「Oracle MkIII」を参考展示。前モデルからESTドライバーが1基増えた構成となっており、サウンドも全帯域バランスの良い方向性でナイコム内でも好評だったそう。価格は99,000円(税込)程度を見込んでおり、お盆明けくらいの発売に向けて進行中だと語っていた。

Oracle MkIII

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