公開日 2015/06/26 10:07
ソニー、4K撮影対応でスーパースローモーションも撮れる「RX100 IV」「RX10 II」
積層型CMOSセンサーを搭載
ソニーは、高級コンパクトデジタルカメラ“RXシリーズ”の新モデルとして、シリーズで初めて4K動画記録に対応し、スーパースローモーションなどプロ用機器の動画機能も備える「RX10 II」と「RX100 IV」を発売する。発売日はRX10 IIが8月7日、RX100 IVが7月31日。なお、本製品発売に伴い販売を終了する製品はなく、“RXシリーズ”のラインナップに追加される。
■RX10II「DSC-RX10M2」 ¥OPEN(予想実売価格160,000円前後)
撮像素子は有効約2,020万画素のメモリ一体1.0型積層型Exmor RS CMOSセンサーで、画像処理エンジンにはBIONZ Xを搭載。レンズには新開発の「ZEISS Vario-Sonnar T* 24-200mm F2.8」を採用。
ファインダーには、235万ドットの「XGA OLED Tru-Finder」を採用。液晶モニターは3.0型で、約122.9万ドット。
その他、マグネシウム外装や防塵防滴に配慮した設計、液晶表示パネルなどは前モデル「RX10(関連ニュース)」を踏襲している。
外形寸法は129.0W×88.1H×102.2Dmm、質量は約770g(本体のみ)。付属品としてACアダプター、マイクロUSBケーブル、バッテリー、シューキャップ、ショルダーストラップ、レンズフード/レンズキャップ、アイピースカップを同梱。
■RX100IV「DSC-RX100M4」 ¥OPEN(予想実売価格120,000円前後)
撮像素子は有効約2,010万画素の1.0型積層型Exmor RS CMOSセンサーで、画像処理エンジンにはBIONZ Xを搭載。レンズには「ZEISS Vario-Sonnar T* 24-70mm F1.8-2.8」を採用。
T*コーティングを施した235万ドットの収納式有機ELファインダー「XGA OLED Tru-Finder」を内蔵。液晶モニターは3.0型で、約122.9万ドット。チルト液晶で上方向には180度、下方向には45度可動する。
外形寸法は101.6W×58.1H×41.0Dmm、質量は約271g(本体のみ)。付属品としてACアダプター、マイクロUSBケーブル、バッテリー、リストストラップ、ショルダーストラップ、アダプターを同梱。
なお、アクセサリーとしてRX100シリーズ用の本革製ソフトキャリングケース「LCS-RXG」を7月31日より発売する。価格は13,000円(税抜)。別売のカメラグリップを装着したまま収納可能。カラーは茶色と黒を用意。
■4K撮影やスーパースローモーションに対応
両機種ともに、メモリ一体型の積層型CMOSセンサーを搭載することで、信号処理回路や画像処理エンジン、さらにはメモリーセンサーと一体化。これにより従来比で5倍以上の読み出し高速化を実現した。両機はこの高速な読み出しを利用し、大きく4つの新機能を追加した。
1つ目は、4K動画撮影機能。最高100Mbpsで、画素加算のない全画素読み出しの高精細4K動画の記録が可能。連続撮影時間はRX10IIが29分、RX100IVが最大で5分。
記録フォーマットはXAVC S 4K/XAVC S HD/AVCHD/MPEG4。フレームレートはXAVC S 4Kの場合が30p(25p)/24p、XAVC S HDでは120p(100p)/60p(50p)/30p(25p)/24p、AVCHDは60p/60i/24p、MPEG4の場合が60p(50p)/30p(25p)。
記録媒体は、メモリースティックPRO デュオ/メモリースティックPRO-HG デュオ/メモリースティック マイクロ(M2)/SDメモリーカード/SDHCメモリーカード(UHS-I対応)/SDXCメモリーカード(UHS-I対応)/マイクロSDメモリーカード/マイクロSDHCメモリーカード/マイクロSDXCメモリーカードに対応。
2つ目は、最大960fpsのスーパースローモーション動画機能。撮影時間2秒の画質優先モードと4秒の撮影時間優先モードが選べる。2秒間を960fpsで撮影し、24pで出力した場合、約40倍に引き延ばして再生できることになる。本機能では、動画フォーマットはXAVC S HDで記録されるため、Class10以上のSDXCカードが必要となる。なお、音声は記録されない。
決定的瞬間を逃さないための「エンドトリガー」を搭載し、「スタートトリガー」と選択可能。エンドトリガーはRECボタンを押した前の2秒間/4秒間が記録され、スタートトリガーはRECボタンを押した後から2秒間/4秒間の記録が始まる。
3つ目は、動画撮影中に約17MP(16:9)の高解像な静止画を記録する「デュアル記録」機能。MOVIEボタンで動画撮影を開始後、シャッターボタンを押すと静止画が記録される。
また、カメラまかせで静止画を自動で撮影する「オートデュアル記録」も新搭載。オートデュアル記録は、全身構図や日の丸構図など11パターンの構図にはまった静止画を自動で撮影する。キャプチャー頻度は、「高」「標準」「低」から設定できる。
なお、RX10 IIでは120pもしくは4K撮影時、RX100 IVでは60p、120pもしくは4K撮影時にはデュアル記録は行えない。
4つ目は、最高1/32000秒の高速シャッター。内蔵NDフィルターとの組み合わせで最大EV19の高輝度撮影が可能。また、高速読み出しにより歪みの少ない超高速シャッターとなっている。
超高速連写が可能で、RX100 IVは最高約16コマ/秒の連写、RX10 IIは14コマ/秒の連写が可能。
このほか、高速高精度なファストインテリジェントAFを新搭載。ダイレクトドライブSSM(スーパーソニックモーター)搭載により静粛かつ高精度なフォーカス駆動を実現した。
また上記以外に、プロ用機器の動画機能を搭載。具体的には、映像の特長を決めるパラメーターを調整できる「ピクチャープロファイル」、1,300%という広いダイナミックレンジでの記録が可能な「S-Log2 ガンマ」を搭載。その他、タイムコードやマーカーの表示、HDMI同時出力が可能。外付けレコーダーに非圧縮映像を同期記録できる「レックコントロール」機能も搭載している。
■RX10II「DSC-RX10M2」 ¥OPEN(予想実売価格160,000円前後)
撮像素子は有効約2,020万画素のメモリ一体1.0型積層型Exmor RS CMOSセンサーで、画像処理エンジンにはBIONZ Xを搭載。レンズには新開発の「ZEISS Vario-Sonnar T* 24-200mm F2.8」を採用。
ファインダーには、235万ドットの「XGA OLED Tru-Finder」を採用。液晶モニターは3.0型で、約122.9万ドット。
その他、マグネシウム外装や防塵防滴に配慮した設計、液晶表示パネルなどは前モデル「RX10(関連ニュース)」を踏襲している。
外形寸法は129.0W×88.1H×102.2Dmm、質量は約770g(本体のみ)。付属品としてACアダプター、マイクロUSBケーブル、バッテリー、シューキャップ、ショルダーストラップ、レンズフード/レンズキャップ、アイピースカップを同梱。
■RX100IV「DSC-RX100M4」 ¥OPEN(予想実売価格120,000円前後)
撮像素子は有効約2,010万画素の1.0型積層型Exmor RS CMOSセンサーで、画像処理エンジンにはBIONZ Xを搭載。レンズには「ZEISS Vario-Sonnar T* 24-70mm F1.8-2.8」を採用。
T*コーティングを施した235万ドットの収納式有機ELファインダー「XGA OLED Tru-Finder」を内蔵。液晶モニターは3.0型で、約122.9万ドット。チルト液晶で上方向には180度、下方向には45度可動する。
外形寸法は101.6W×58.1H×41.0Dmm、質量は約271g(本体のみ)。付属品としてACアダプター、マイクロUSBケーブル、バッテリー、リストストラップ、ショルダーストラップ、アダプターを同梱。
なお、アクセサリーとしてRX100シリーズ用の本革製ソフトキャリングケース「LCS-RXG」を7月31日より発売する。価格は13,000円(税抜)。別売のカメラグリップを装着したまま収納可能。カラーは茶色と黒を用意。
■4K撮影やスーパースローモーションに対応
両機種ともに、メモリ一体型の積層型CMOSセンサーを搭載することで、信号処理回路や画像処理エンジン、さらにはメモリーセンサーと一体化。これにより従来比で5倍以上の読み出し高速化を実現した。両機はこの高速な読み出しを利用し、大きく4つの新機能を追加した。
1つ目は、4K動画撮影機能。最高100Mbpsで、画素加算のない全画素読み出しの高精細4K動画の記録が可能。連続撮影時間はRX10IIが29分、RX100IVが最大で5分。
記録フォーマットはXAVC S 4K/XAVC S HD/AVCHD/MPEG4。フレームレートはXAVC S 4Kの場合が30p(25p)/24p、XAVC S HDでは120p(100p)/60p(50p)/30p(25p)/24p、AVCHDは60p/60i/24p、MPEG4の場合が60p(50p)/30p(25p)。
記録媒体は、メモリースティックPRO デュオ/メモリースティックPRO-HG デュオ/メモリースティック マイクロ(M2)/SDメモリーカード/SDHCメモリーカード(UHS-I対応)/SDXCメモリーカード(UHS-I対応)/マイクロSDメモリーカード/マイクロSDHCメモリーカード/マイクロSDXCメモリーカードに対応。
2つ目は、最大960fpsのスーパースローモーション動画機能。撮影時間2秒の画質優先モードと4秒の撮影時間優先モードが選べる。2秒間を960fpsで撮影し、24pで出力した場合、約40倍に引き延ばして再生できることになる。本機能では、動画フォーマットはXAVC S HDで記録されるため、Class10以上のSDXCカードが必要となる。なお、音声は記録されない。
決定的瞬間を逃さないための「エンドトリガー」を搭載し、「スタートトリガー」と選択可能。エンドトリガーはRECボタンを押した前の2秒間/4秒間が記録され、スタートトリガーはRECボタンを押した後から2秒間/4秒間の記録が始まる。
3つ目は、動画撮影中に約17MP(16:9)の高解像な静止画を記録する「デュアル記録」機能。MOVIEボタンで動画撮影を開始後、シャッターボタンを押すと静止画が記録される。
また、カメラまかせで静止画を自動で撮影する「オートデュアル記録」も新搭載。オートデュアル記録は、全身構図や日の丸構図など11パターンの構図にはまった静止画を自動で撮影する。キャプチャー頻度は、「高」「標準」「低」から設定できる。
なお、RX10 IIでは120pもしくは4K撮影時、RX100 IVでは60p、120pもしくは4K撮影時にはデュアル記録は行えない。
4つ目は、最高1/32000秒の高速シャッター。内蔵NDフィルターとの組み合わせで最大EV19の高輝度撮影が可能。また、高速読み出しにより歪みの少ない超高速シャッターとなっている。
超高速連写が可能で、RX100 IVは最高約16コマ/秒の連写、RX10 IIは14コマ/秒の連写が可能。
このほか、高速高精度なファストインテリジェントAFを新搭載。ダイレクトドライブSSM(スーパーソニックモーター)搭載により静粛かつ高精度なフォーカス駆動を実現した。
また上記以外に、プロ用機器の動画機能を搭載。具体的には、映像の特長を決めるパラメーターを調整できる「ピクチャープロファイル」、1,300%という広いダイナミックレンジでの記録が可能な「S-Log2 ガンマ」を搭載。その他、タイムコードやマーカーの表示、HDMI同時出力が可能。外付けレコーダーに非圧縮映像を同期記録できる「レックコントロール」機能も搭載している。
- ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
- ブランドSONY
- 型番DSC-RX10M2
- 発売日2015年8月7日
- 価格¥OPEN(予想実売価格160,000円前後)
【SPEC】●撮像素子:1.0型積層型Exmor RS CMOSセンサー、総画素数 約2,100万画素 ●有効画素数:約2,020万画素 ●液晶モニター:3.0型 TFT LCD、約122.9万ドット ●ズーム:光学8.3倍、全画素超解像 約16倍(静止画)、デジタル 約33倍 ●記録媒体:メモリースティック デュオ/PROデュオ(High Speed)/PRO-HGデュオ/マイクロ(M2)、SD/SDHC/SDXCメモリーカード、microSD/microSDHC/microSDXCメモリーカード ●外形寸法:129W×88.1H×102.2Dmm ●質量:約770g(本体のみ)
- ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
- ブランドSONY
- 型番DSC-RX100M4
- 発売日2015年7月31日
- 価格¥OPEN(予想実売価格120,000円前後)
【SPEC】●撮像素子:1.0型積層型Exmor RS CMOSセンサー、総画素数 約2,100万画素 ●有効画素数:約2,010万画素 ●液晶モニター:3.0型 TFT LCD、約122.9万ドット ●ズーム:光学2.9倍、全画素超解像 約5.8倍(静止画)、デジタル 約11倍 ●記録媒体:メモリースティック デュオ/PROデュオ(High Speed)/PRO-HGデュオ/マイクロ(M2)、SD/SDHC/SDXCメモリーカード、microSD/microSDHC/microSDXCメモリーカード ●外形寸法:101.6W×58.1H×41.0Dmm ●質量:約271g(本体のみ)