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公開日 2016/12/08 14:25

「α PLAZA」全国のソニービルにオープン。メンテやセミナー、アカデミーなどサポート厚く

プロ用サポートも充実
編集部:風間雄介
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ソニーマーケティング(株)は、デジタル一眼カメラ“α”のユーザーのアクティビティーをサポートする「α PLAZA」を全国5カ所のソニーストアに順次オープンさせる。

本日12月8日、ソニーストア 銀座・名古屋・大阪・福岡天神の全国4カ所にオープン。2017年春には、ソニーストア 札幌にオープンさせる。

同社代表取締役社長の河野弘氏は、「デジカメの市場規模全体は年々下がっているが、ソニーは高級コンパクト、レンズ交換式カメラの売上げがともに右肩上がりで伸びている」と紹介。特にα7RII、α7SIIのフラグシップモデル2機種は、世界中のプロフォトグラファーやプロビデオグラファーから高い評価を得ているという。

ソニーマーケティング(株)代表取締役社長の河野弘氏

全国5カ所のソニーストアに「α PLAZA」をオープンさせる

また2016年2月には高級レンズ「G MASTERレンズ」を投入。「これらの製品群が牽引する格好でプロユーザーが急激に増えており、『ソニー・イメージング・プロ・サポート』の会員数も急速に拡大している」という。

こういった流れの中、河野氏はαが今後行う挑戦の一つとして「カメラユーザーの創作活動を支援すること」を挙げ、そのために今回α PLAZAをオープンさせたと説明した。

α PLAZAのコンセプトは2つ。1つは「プロをはじめとしたすべてのαユーザーが、創作活動のサポートをワンストップで受けられる場」であること。もう1つは「ソニー・イメージング・プロ・サポートで培われるプロクオリティの体験・サービスをすべてのαユーザーに」提供することだ。

α PLAZAの様子

大量の交換レンズ群を展示

α PLAZAが提供する一般ユーザー向けサービス

α PLAZAが提供する体験・サービスは、大きくプロユーザー向けと一般ユーザー向けに分けられる。一般ユーザー向けには、新たに「αテクニカルアドバイザー」を配置。プロサポート窓口のスタッフが技術的な質問や使い方の相談を受け付ける。

サービスはプロ用と一般用に分けられる

プロが技術的な相談を受け付ける

また「αメンテナンスサービス」も店頭で一般向けに提供する。専門スタッフが専門設備を使って、αの点検や清掃、ソフトウェアアップデートなどを行う有料サービスとなる。

メンテナンスサービスも有料で行う

さらに来春には「αアカデミー」も開校する。入門から上級、座学や撮影実習など、多種多様な講座を受講できる。講師はプロフォトグラファーやビデオグラファーのほか、ソニーの社員も予定している。有料講座だけでなく、無料講座も多数用意している。

αアカデミーは2017年春に開校予定

取材時にもセミナーが行われていた

ギャラリースペースも用意。プロの作品を展示するほか、地域に密着した地元コミュニティの写真展など、幅広く写真文化に触れられる作品発表の場として提供していく。

ギャラリースペースも用意し、プロの作品などを堪能できる

プロ向けの会員制サポートサービスを充実

プロユーザー向けには、「ソニー・イメージング・プロ・サポート」を開設する。これはαを使用するプロのフォトグラファー、ビデオグラファーのための会員制サポートサービスで、機材点検や清掃・修理サポート、試用貸し出し、窓口サポートなどを行う。

プロ専用「ソニー・イメージング・プロ・サポート」のエントランス(右)

「ソニー・イメージング・プロ・サポート」の内部。会員になるとここで様々なサポートが受けられる

入会条件は、写真や動画の撮影を職業としているプロで、αやサイバーショットRXシリーズを計2代以上所有、かつソニー製交換レンズを3本以上所有しているといった条件がある。入会金は5,000円、年会費は10,000円(ともに税抜)。会員証も発行される。

貸し出しサービスでは、本体やレンズなど全機種の試用が可能。また最近では動画撮影の問い合わせが急増しており、たとえばSシリーズは、すでに3割弱のユーザーが動画用に使用しているという。このため、たとえばマイクやライト、編集用のPCやソフトなどについても、他社の協力を得て貸し出していく。

取材時にはマイクロソフト「Surface Book」で動画編集の体験が行えるようになっていた

クリエイティブディレクターの松宏彰氏もビデオメッセージを寄せ、「現場でαが使われることが多くなっている」とコメントした

「αには特別な投資を行っていく」

今回のα PLAZA開設を紹介した記者会見では、河野氏が開設に至った背景を改めて説明した。

河野氏は「カメラはソニーの中でも戦略カテゴリーに位置づけられる」とし、その理由としてマーケットの中でのビジネスチャンスが大きいこと、コアデバイスから完成品まで付加価値の高いビジネスができることを挙げた。

一方で河野氏は、カメラがほかの機器と異なるポイントとして、「使いこなしてもらうノウハウ、テクニックの幅が広い」と説明し、「我々が自信を持って出した商品をフルに使ってもらうことで、お客様の満足度につながる。そうすることで、たとえば追加でレンズをご購入頂くなどといった展開が考えられる」。これらの理由から「αには特別な投資を行っていく」とした。

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