• ブランド
    特設サイト
ガジェット 公開日 2022/10/30 16:47

「Pixel 7a」、望遠レンズやワイヤレス充電など最上位機に近い仕様との情報

ワイヤレス充電対応なら買う人も増えそう
Gadget Gate
多根清史
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
GoogleはPixelスマートフォンのフラッグシップ機を発売した後、手頃な価格のaシリーズを投入することを恒例としている。それは2019年のPixel 3aから始まり、2022年のPixel 6aまで踏襲されてきた。

現在はPixel 7の廉価モデル「Pixel 7a」を準備中だが、カメラの性能向上やワイヤレス充電対応など、これまでのaシリーズよりも大幅に優れた仕様になるとの予想が報じられている。

2022年初頭から、5つのPixelデバイスが2022年秋〜2023年半ばの発売に向けて準備中だと噂されてきた。そのうちコード名「Panther」と「Cheetah」は、それぞれPixel 7とPixel 7 Proとして発売済みである。また「Tangor」は2023年発売予定の「Pixel Tablet」、「Felix」は噂の折りたたみデバイス「Pixel Fold(あるいはPixel Notepad)」 だと推測されている。

米9to5Googleは、残る1つのコード名「Lynx」の正体がPixel 7aだと主張している。最新のAndroidコードからはPixel 7aが開発中であることは確実であり、これが「Lynx」だと考えるのが妥当だ、というのだ。

しかし、これまで「Lynx」関連でリークされてきた情報は、すべてaシリーズ端末としては破格の仕様である可能性を示している。まず今年8月、中国リーカーのDigital Chat Stationは、現地のFoxconnで製造される謎のPixelデバイスについて中国Weiboに投稿していた。

それによるとLynxと思しき製品は、Pixel 7シリーズと同じTensor G2プロセッサーを搭載し、セラミックボディを採用するとのこと。もし本当であれば、これまでプラスチック素材が多めに使われていたPixel aシリーズが、一般的には高級素材であるセラミックに移行することになる。

第2の情報は、ワイヤレス充電対応である。開発者のKuba Wojciechowski氏は、Lynxにワイヤレス充電用の「P9222」チップを搭載される手がかりを発見していた。もっとも、このチップは5Wの充電しかできず、イヤホン充電ケースによく使われているものだ。

最後に、カメラ性能の向上である。やはりWojciechowsk氏は、LynxにはPixel 7やPixel 7 Proと同じサムスン製「ISOCELL GN1」イメージセンサーや、ソニー製の「IMX787」望遠センサー(解像度64MP)や超広角用の「IMX712」(13MP)の2つが搭載されるかもしれないと伝えたことがある。

これまでPixel aシリーズに望遠レンズが搭載されたことはなかったが、もし実現すれば前例が破られることになる。また注目すべきは、その望遠側のセンサーが、少なくとも数値上は、Pixel 7 Proに搭載されたサムスン製GM5(1/2.55インチ、48MP)センサーを上回ることだろう。

たとえ一部であれ、廉価モデルがフラグシップの仕様を超えるとは考えにくい。が、Pixel aシリーズがワイヤレス充電に非対応であることを敬遠する声が少なからずあり、対応すれば大きな訴求力となる可能性がある。Pixel 7やPixel 7 Proとは充電速度で差を付ける(前者が最大21W、後者が最大23W)のであれば、あり得ることかもしれない。

Source: 9to5Google

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX