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公開日 2021/05/26 15:21
USB Type-C Revision 2.1策定。「USB PD EPR」で240Wの電源供給も可能に
ケーブルの識別方法なども規定
USB Implementers Forum(USB-IF)は5月25日、USB Type-C Revision 2.1のケーブルやコネクター部の仕様を公開した。
前バージョンのRevision 2.0は2019年8月に策定していた。今回のRevision 2.1は、約2年ぶりの新バージョンということになる。
今回のRevision 2.1は、主にUSB PDに関するExtended Power Range(EPR)の有効化と、USB Power Delivery Specification R3.1 V1.0に準拠したEPRケーブルの定義を目的としている。
EPRを有効化することで、USB PDの電圧は、これまでの最大20Vまでから最大48Vまでに上がる。電流は5Aのままなので、かけ算して、最大240Wまでの電力供給が可能になる。たとえばPCから大きな電力が必要なディスプレイなどに電力供給する、などということも行えるようになりそうだ。
また、USB PD EPR動作用に設計されたUSB Type-Cケーブルには、EPRに対応し、5Aおよび50Vを送れることを示す電子マーキング(eMarker)と、一般消費者が見て理解できる識別用のアイコンで、確認できるようにする必要があるとも規定している。
前バージョンのRevision 2.0は2019年8月に策定していた。今回のRevision 2.1は、約2年ぶりの新バージョンということになる。
今回のRevision 2.1は、主にUSB PDに関するExtended Power Range(EPR)の有効化と、USB Power Delivery Specification R3.1 V1.0に準拠したEPRケーブルの定義を目的としている。
EPRを有効化することで、USB PDの電圧は、これまでの最大20Vまでから最大48Vまでに上がる。電流は5Aのままなので、かけ算して、最大240Wまでの電力供給が可能になる。たとえばPCから大きな電力が必要なディスプレイなどに電力供給する、などということも行えるようになりそうだ。
また、USB PD EPR動作用に設計されたUSB Type-Cケーブルには、EPRに対応し、5Aおよび50Vを送れることを示す電子マーキング(eMarker)と、一般消費者が見て理解できる識別用のアイコンで、確認できるようにする必要があるとも規定している。