公開日 2017/08/21 00:00
福田屋の音質向上アクセサリー初体験レポート〜フルテック「NCF Booster」
電源周りなどの端子やケーブルを理想的にサポート
意欲的な開発力と研究心、高度な技術力で、電源関連を中心にデジタルからアナログまで、続々と優れた多彩な製品ラインアップを製品化するフルテック。なかでも静電気対策効果を発揮する同社が開発した特殊素材、「NCF」(ナノ・クリスタル・フォーミュラ)を採用するアイテムの拡充と進化が著しい。こうしたなかで、まったく新しい音質向上アクセサリー「NCF Booster(NCFブースター)」が生み出された。その画期的な効果を、オーディオアクセサリーのオーソリティ、"旬の音本舗*福田屋"主人、福田雅光氏による初体験レポートをお届けする。(『季刊・オーディオアクセサリー166』号にて初出)
■一聴して驚くほど大きな変化、「どんな音なのか」から報告する
フルテックが、NCF Booster(NCFブースター)というケーブル周りの環境整備&クオリティアップ・アクセサリーを開発した。特殊素材NCFを採用する音質向上アイテムで、発売を前に量産先行モデル1基が"福田屋"に届けられた。初めに製品の概要から説明するのが普通だが、今回は敢えてその感想からレポートをスタートさせよう。(編集部)
NCF Boosterの福田屋・初体験レポート
■一度取りつけると外せなくなる効果を発揮する、まったく新しいアクセサリーが登場した(Text by 福田雅光)
NCF Boosterを見て、「ずいぶん大がかりな」と思いつつ、自宅試聴室に設置して試してみる。
「おや、何かすごく変わったのではないか」というのが第一印象である。音が澄んで、くもりも少ない。「これは、どう変化したのか」。
一度外した上で、再度、使用前との違いを詳細に比べてみることにする。設置は、電源ケーブルのIECコネクターが少し持ち上がるようにして、接続する側の端子と高さを合わせ、調整ネジで固定する。こうする方が効果的のようだ。
■S/Nや純度、解像度を高めて彫りが深く、微小音もきれいだ
SN比を高め、音質は純度を改善し、同時にコントラストや解像度も強化されてくる。レスポンスは高速になり、くもりや緩みを減少させ、透明度を高めて歪み感も少ない。また、音像は大変明確に描かれ、彫りが深い。音のつぶれ感がなく、Dレンジが拡大する印象もある。ボーカルはすっきりと冴えて、ニュアンスは澄みきる。空間の広さや間接音成分、微小音もきれいだ。
これは、かなり大きな効果が得られていて驚かされる。この効果を生み出した新しいアクセサリー製品は、フルテックが新開発したコネクター、ケーブルホルダーとして使うNCF Boosterである。製品の単体写真を見ただけでは、何に使うものなのか分かりにくいかもしれない。電源ボックスに装着した写真を見ると、一目瞭然となるだろう。
■一聴して驚くほど大きな変化、「どんな音なのか」から報告する
フルテックが、NCF Booster(NCFブースター)というケーブル周りの環境整備&クオリティアップ・アクセサリーを開発した。特殊素材NCFを採用する音質向上アイテムで、発売を前に量産先行モデル1基が"福田屋"に届けられた。初めに製品の概要から説明するのが普通だが、今回は敢えてその感想からレポートをスタートさせよう。(編集部)
NCF Boosterの福田屋・初体験レポート
■一度取りつけると外せなくなる効果を発揮する、まったく新しいアクセサリーが登場した(Text by 福田雅光)
NCF Boosterを見て、「ずいぶん大がかりな」と思いつつ、自宅試聴室に設置して試してみる。
「おや、何かすごく変わったのではないか」というのが第一印象である。音が澄んで、くもりも少ない。「これは、どう変化したのか」。
一度外した上で、再度、使用前との違いを詳細に比べてみることにする。設置は、電源ケーブルのIECコネクターが少し持ち上がるようにして、接続する側の端子と高さを合わせ、調整ネジで固定する。こうする方が効果的のようだ。
■S/Nや純度、解像度を高めて彫りが深く、微小音もきれいだ
SN比を高め、音質は純度を改善し、同時にコントラストや解像度も強化されてくる。レスポンスは高速になり、くもりや緩みを減少させ、透明度を高めて歪み感も少ない。また、音像は大変明確に描かれ、彫りが深い。音のつぶれ感がなく、Dレンジが拡大する印象もある。ボーカルはすっきりと冴えて、ニュアンスは澄みきる。空間の広さや間接音成分、微小音もきれいだ。
これは、かなり大きな効果が得られていて驚かされる。この効果を生み出した新しいアクセサリー製品は、フルテックが新開発したコネクター、ケーブルホルダーとして使うNCF Boosterである。製品の単体写真を見ただけでは、何に使うものなのか分かりにくいかもしれない。電源ボックスに装着した写真を見ると、一目瞭然となるだろう。