PR 公開日 2022/07/05 10:00
極まる美しさ、心地よい高音質。Meze Audio「ADVAR」は“一生物”のプレミアムイヤホンだ
神秘的な輝きを放つアートのような逸品
音楽のある幸せが続くように、祈りを込めた静謐なデザイン。芸術性と機能性を兼ね備えた、傑作プレミアムイヤホンが誕生した。一生モノのアイテムを探しているのなら、そのひとつの答えがここにある。
従来のイヤホン・ヘッドホンのイメージを一新させる美しいデザインと、音楽の魅力をしっかり引き出してくれるサウンドを見事に両立する製品で多くのオーディオファンから注目を集めるルーマニア発のブランド、Meze Audioから新しい有線イヤホン「ADVAR」が登場した。
「RAI PENTA」「RAI SOLO」といった従来のイヤホンとは随分と趣が異なる製品で、ステンレス素材を採用した筐体はとても複雑な形状をしており、ゴールドに彩られた円形(しかも中央に穴の空いている)がアクセントとなっている、個性的、かつ洗練されたデザインだ。
そんな美しくも個性的なデザインについて、Meze Audioはメールインタビューにてこのように答えてくれた。
『ADVARは最適な装着性を求めて、長年に渡り研究を重ねた末に辿りついた、岩のように強固なフィット感が得られるロックソリッド形状を採用しています。また、表面のブラッククロームメッキフィニッシュは、黒く輝くヘマタイト原石に着想を得たもので、デザイン的要素も多分に含んでいますが、同時に剛性向上により音質改善にも寄与しています。
また、デザインのアクセントとなっているゴールドのフェイスプレート部は、RAI PENTA同様にドライバーが前後駆動する際の空気の流れや空気圧を最適化するPES(PRESSURE EQUALIZATION SYSTEM)が採用されていて、これによって音質面での向上も図っています』
たしかに、実際に製品を装着してみると、良好なフィット感を持ち合わせていることがわかる。耳への負担が少なく、長時間の音楽リスニングでも疲れにくい。立体的なデザインを採用している恩恵か、装着性も軽快。金属筐体であることを忘れてしまいそうだ。
音質の要となるドライバーは、新たに10.2mm口径のダイナミック型を搭載。丹念にチューニングを突き詰めることで、「穏やかさ」と「ダイナミック感」を両立するサウンドを実現したという。そのほか、ケーブルはMMCXコネクター採用の着脱式を採用。別売ケーブルで2.5mm/4.4mmバランス接続にも対応できる。
実際に聴いてみると、スピード感のある、それでいて適度な湿度感を感じるサウンドキャラクターが特徴だと感じた。おかげで、女性ボーカルは艶やかさの乗った魅力的な歌声を聴かせてくれる。
また、ボーカルの特徴や描き分けも上手で、ダイアナ・クラールならではの深みある表現や、サラ・オレインの伸びやかさや清々しさ、上田麗奈の心地よい歌声など、それぞれの歌い手の魅力を存分に味わわせてくれる。
いっぽう、アコースティック楽器との相性もよく、ヴィオラなどは普段よりも艶やかさを感じるし、チェロはボーイングのタッチがいつもよりも幾分強くなったかのような印象度の高まったサウンドを聴かせてくれる。金管楽器などは、音色は煌びやかでありながら、決して耳障りではない、印象的であるのに心地よい、絶妙なサウンドキャラクターに纏め上げられている。
これはあくまでも好みの範疇の話になるが、ことサウンドキャラクターの魅力、特に音の心地よさという点では既存のRAI PENTAやRAI SOLOよりも、ADVARのほうが数段上手だ。そう思えるほどに耳に馴染みのよい音であり、完成度の高いサウンドチューニングに驚かされた。ストーリーのある美しいデザインと音楽を心地よく鳴らすサウンドが相まった、なかなか魅力的な製品だ。
最後に、ADVARというネーミングの秘密についても、本国からメッセージをいただいたのでご紹介しておこう。
『ルーマニアの北西部、ウクライナの国境近くにある、古い伝統・長い歴史・魅力的な風景を持つマラムレシュ地方の街並みからインスパイアを受けました。この地方では木彫りの複雑なシンボルを代々に渡って使い、聖なる場所を守り続けるという伝統があり、これらは「ADVAR」と呼ばれています。
ルーマニアの古代文明で神秘的なパワーを持ち、幸福をもたらすとされている「ADVAR」にインスピレーションを受け、イヤホンというオーディオ製品の小さなピースではあるけれど、芸術性や高い志にあふれ、時代の流れに耐えられるような製品として、祈りをこめてデザインしました』
(協力:完実電気)
※本記事は「プレミアムヘッドホンガイドマガジンVOL.18 2022 SUMMER」所収記事を転載したものです
機能美あふれるハウジング、独自の音響構造「PES」
従来のイヤホン・ヘッドホンのイメージを一新させる美しいデザインと、音楽の魅力をしっかり引き出してくれるサウンドを見事に両立する製品で多くのオーディオファンから注目を集めるルーマニア発のブランド、Meze Audioから新しい有線イヤホン「ADVAR」が登場した。
「RAI PENTA」「RAI SOLO」といった従来のイヤホンとは随分と趣が異なる製品で、ステンレス素材を採用した筐体はとても複雑な形状をしており、ゴールドに彩られた円形(しかも中央に穴の空いている)がアクセントとなっている、個性的、かつ洗練されたデザインだ。
そんな美しくも個性的なデザインについて、Meze Audioはメールインタビューにてこのように答えてくれた。
『ADVARは最適な装着性を求めて、長年に渡り研究を重ねた末に辿りついた、岩のように強固なフィット感が得られるロックソリッド形状を採用しています。また、表面のブラッククロームメッキフィニッシュは、黒く輝くヘマタイト原石に着想を得たもので、デザイン的要素も多分に含んでいますが、同時に剛性向上により音質改善にも寄与しています。
また、デザインのアクセントとなっているゴールドのフェイスプレート部は、RAI PENTA同様にドライバーが前後駆動する際の空気の流れや空気圧を最適化するPES(PRESSURE EQUALIZATION SYSTEM)が採用されていて、これによって音質面での向上も図っています』
たしかに、実際に製品を装着してみると、良好なフィット感を持ち合わせていることがわかる。耳への負担が少なく、長時間の音楽リスニングでも疲れにくい。立体的なデザインを採用している恩恵か、装着性も軽快。金属筐体であることを忘れてしまいそうだ。
音質の要となるドライバーは、新たに10.2mm口径のダイナミック型を搭載。丹念にチューニングを突き詰めることで、「穏やかさ」と「ダイナミック感」を両立するサウンドを実現したという。そのほか、ケーブルはMMCXコネクター採用の着脱式を採用。別売ケーブルで2.5mm/4.4mmバランス接続にも対応できる。
艶やかで心地よいボーカル、楽器の音色も絶妙なさじ加減
実際に聴いてみると、スピード感のある、それでいて適度な湿度感を感じるサウンドキャラクターが特徴だと感じた。おかげで、女性ボーカルは艶やかさの乗った魅力的な歌声を聴かせてくれる。
また、ボーカルの特徴や描き分けも上手で、ダイアナ・クラールならではの深みある表現や、サラ・オレインの伸びやかさや清々しさ、上田麗奈の心地よい歌声など、それぞれの歌い手の魅力を存分に味わわせてくれる。
いっぽう、アコースティック楽器との相性もよく、ヴィオラなどは普段よりも艶やかさを感じるし、チェロはボーイングのタッチがいつもよりも幾分強くなったかのような印象度の高まったサウンドを聴かせてくれる。金管楽器などは、音色は煌びやかでありながら、決して耳障りではない、印象的であるのに心地よい、絶妙なサウンドキャラクターに纏め上げられている。
これはあくまでも好みの範疇の話になるが、ことサウンドキャラクターの魅力、特に音の心地よさという点では既存のRAI PENTAやRAI SOLOよりも、ADVARのほうが数段上手だ。そう思えるほどに耳に馴染みのよい音であり、完成度の高いサウンドチューニングに驚かされた。ストーリーのある美しいデザインと音楽を心地よく鳴らすサウンドが相まった、なかなか魅力的な製品だ。
最後に、ADVARというネーミングの秘密についても、本国からメッセージをいただいたのでご紹介しておこう。
『ルーマニアの北西部、ウクライナの国境近くにある、古い伝統・長い歴史・魅力的な風景を持つマラムレシュ地方の街並みからインスパイアを受けました。この地方では木彫りの複雑なシンボルを代々に渡って使い、聖なる場所を守り続けるという伝統があり、これらは「ADVAR」と呼ばれています。
ルーマニアの古代文明で神秘的なパワーを持ち、幸福をもたらすとされている「ADVAR」にインスピレーションを受け、イヤホンというオーディオ製品の小さなピースではあるけれど、芸術性や高い志にあふれ、時代の流れに耐えられるような製品として、祈りをこめてデザインしました』
(協力:完実電気)
※本記事は「プレミアムヘッドホンガイドマガジンVOL.18 2022 SUMMER」所収記事を転載したものです