公開日 2022/09/03 06:30
来週も残暑が厳しそう。賢いUSB扇風機の選び方を教えます!
【連載】ガジェットTIPS
扇風機といえば、部屋全体に風を送るフロアスタンディングタイプを連想しますが、最近では1人用・顔など体の一部だけに送風するタイプの製品も人気です。電源がUSBであれば、ノートPCのディスプレイに取り付けるクリップタイプも便利に使えます。
そんなUSB扇風機を選ぶときのポイントは「風量」。顔や体に当たる風、すなわち空気の量が多いほど気化熱を奪う量も増えるため涼しく感じるという理屈です。風量の単位はCFM(Cubic Feet per Minute)となり、この数値が大きいほどいいわけですね。しかし、巷で見かけるUSB扇風機の大半にはCFMが記載されていません。ではどうすれば...。
サイズと電力に制約があるUSB扇風機の場合、モーターの回転数を上げなくても強い風を得やすい扇風機を選ぶといいでしょう。風量を得るには面積の大きな羽根、しかも枚数の少ない扇風機が有利です。わかりやすくいうと、面積が小さい3枚羽根より面積の大きい2枚羽根のほうが風量は大きくなります。消費電力はモーターの回転数に比例するため、バッテリーのもちという点でも有利です。
一方、デメリットも。羽根の面積が大きいと、形状や成形精度次第では高速回転させたときに振動・回転音が気になるかもしれません。回転モードの数も重要なポイントです。実際、羽根径/面積が大きく枚数も少ないのに、低回転モードが用意されていないからつねに騒々しい、という残念な製品も存在します。
つい価格やデザインに目が向きがちですが、1日数時間単位で付き合うことになるガジェットですから、ちょっと注意して選んだほうが幸せな気分になれますよ?
そんなUSB扇風機を選ぶときのポイントは「風量」。顔や体に当たる風、すなわち空気の量が多いほど気化熱を奪う量も増えるため涼しく感じるという理屈です。風量の単位はCFM(Cubic Feet per Minute)となり、この数値が大きいほどいいわけですね。しかし、巷で見かけるUSB扇風機の大半にはCFMが記載されていません。ではどうすれば...。
サイズと電力に制約があるUSB扇風機の場合、モーターの回転数を上げなくても強い風を得やすい扇風機を選ぶといいでしょう。風量を得るには面積の大きな羽根、しかも枚数の少ない扇風機が有利です。わかりやすくいうと、面積が小さい3枚羽根より面積の大きい2枚羽根のほうが風量は大きくなります。消費電力はモーターの回転数に比例するため、バッテリーのもちという点でも有利です。
一方、デメリットも。羽根の面積が大きいと、形状や成形精度次第では高速回転させたときに振動・回転音が気になるかもしれません。回転モードの数も重要なポイントです。実際、羽根径/面積が大きく枚数も少ないのに、低回転モードが用意されていないからつねに騒々しい、という残念な製品も存在します。
つい価格やデザインに目が向きがちですが、1日数時間単位で付き合うことになるガジェットですから、ちょっと注意して選んだほうが幸せな気分になれますよ?