PHILE WEB

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2017/09/26 18:32
レコード盤のセンター出しを愛機で可能に

フィデリックス、レコード盤の偏心を修正する「PURE CENTER」

季刊・アナログ編集部
フォノイコライザーの「LEGGIERO」を筆頭に、トーンアーム「0 SideForce」、ヘッドシェル「MITCHAKU」(密着)、ターンテーブルストッパー、更にクリスタルガラス製スタビライザーとハイクリアガラス製ターンテーブルシートなど、相次ぎアナログ製品を発売しているフィデリックス。

レコード盤センター検出器「PURE CENTER」セット(送料込み5万円/初回ロット、税抜)(黒および白の本体2 色限定数100 台)

このほど同社では、レコード盤のセンター検出器「PURE CENTER」(送料込み5万円/初回ロット、税抜)を発売した。

このアクセサリーは、レコード盤の偏心を検出するためのコイルを持つ検出部と、それを音声信号に置き換えて内蔵スピーカーから音を出し、耳で確認するための本体から構成される。

カートリッジの針先をレコードの最内周(エンド・グルーブ)に入れた状態で回転させて、その偏心度合いを信号音で確認できる

検出部のセンサーとアームのウエイトの間隔を、0.5〜1?程度にして設置すると、偏心具合が本体内蔵のスピーカーからの音で分かる(9V、006P電池内蔵)

かつてナカミチの高級プレーヤー「TX-1000」「DRAGON CT」が搭載したレコード盤を正確にセンターにセットする装置を、独自のアイデアと方法により、さまざまなプレーヤーに装着して調整可能としたもので、フィデリックスでは特許を出願している。

愛用のプレーヤー上に両面テープで検出部を装着することで、内蔵の信号音を聞きながら指先でミクロン単位で正確な位置にレコード盤をセットできるという。

図のように偏心して出っ張った位置を指でわずかに引っ込ませることで、揺れていた信号音が一定となり、偏心を解消させる

なお、本製品については9月15日に発売した『季刊analog』57号にて試聴レポートを掲載しているので参照してほしい。

特製7inchレコードが付録の『季刊analog』57号

【問い合わせ先】
(有)フィデリックス
TEL&FAX/042-493-7082

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 イヤホンでもこれからが “旬” !平面磁界型の魅力をハイエンドモデルで聴き比べ
2 「今、売れているオーディオアクセサリー」<売れ筋ランキング2月 番外編>
3 水月雨、フェイスプレートに隕石の粉を使用したトライブリッドイヤホン「流星-Meteor」
4 iFi audio、“マスタリング”クオリティのDAC/ヘッドホンアンプ「iDSD Valkyrie」。K2HD搭載
5 「Apple Music Classical」に大型アップデート。リアルタイム楽曲解説など新機能を追加
6 オンキヨー・カムバック!テレビの音も新鮮に、リビングオーディオ対応プリメイン「TX-8470」レビュー
7 リビングにも最適なマランツ「MODEL M1」がネットワークプレーヤーで半年ぶりに首位奪取<ハイファイオーディオ売れ筋ランキング2月>
8 クーナル、リビングで効果を発揮するルームチューニングアイテムのユーザーを紹介
9 高梨康治×オーディオテクニカ「ATH-R70xa」。劇伴音楽の第一人者が語る開放型モニターヘッドホンの魅力とは
10 ヴィーナスレコードの重量盤シリーズVol.14の全10タイトルが3月26日発売
3/27 10:29 更新

WEB