公開日 2017/02/17 10:00
[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域
【第179回】高橋敦が指南! エントリークラスBluetoothイヤホンを買うときのポイント
高橋 敦
■2017年、Bluetooth 灼熱の時間
イヤホンとヘッドホンの分野において、2017年はBluetoothへのシフトが一気に進展するであろう年だ。もちろんその端を切ったのは昨年登場のiPhone 7。遂にイヤホン端子を廃し、イヤホンやヘッドホンとの接続はLightningかBluetoothかという二択を迫ってきた。
そして「今年のiPhone」が登場すれば、二年間隔で機種変という、よくいるユーザーは、その多くがその二択の渦中に放り込まれる。そして現状、その二択で優勢なのはBluetoothの方のようだ。
Lightning接続にしてしまうとAndroidスマートフォン等との互換性を確保できず、それぞれに専用のモデルを用意しなくてはならなくなる。これはメーカー側として好ましくないはずだ。AppleがLightning端子を諦めUSB-C端子への切り替えを進めてくれれば状況は一変するかもなのだが…。
そして他の理由として、どうせ変化は不可避ならこの機会に一気に新しいステージ、つまりワイヤレスの時代に進めようという考えもあるだろう。
理由は何にせよ事実として、2016年から2017年の今日までに、これまでにないほどの数のBluetoothイヤホン&ヘッドホンが市場に投入されている。対してLightningにせよUSB-Cにせよ、デジタルワイヤード接続の製品はわずかしか登場してきていない。今後巻き返しがないとは言えないが、現時点でBluetoothの優勢は明確だ。
今回この連載では、そのBluetoothポータブルオーディオの注目すべきポイントを前編と後編に分けて見ていこうと思う。今回の前編で取り上げるポイントは「エントリークラスイヤホンの充実」だ。
ポータブルにおいてはやはりヘッドホン派よりもイヤホン派の方が多い。中でもやはりエントリークラスは実際に購入する人数が多く、大勢に与える影響は大きいはずだ。実際5,000円あたりを中心に、安いものでは3,000円未満とか手頃な価格帯の製品が一気に増えている。そのどこに着目しどう読んでいくべきかを考えていこう。
なお、次回後編では「どうなる、Bluetoothイヤホンの『定番』スタイル!?」みたいなテーマで、左右独立型に偏らず「ネックバンド型復権?」などにも注目していく予定だ。
イヤホンとヘッドホンの分野において、2017年はBluetoothへのシフトが一気に進展するであろう年だ。もちろんその端を切ったのは昨年登場のiPhone 7。遂にイヤホン端子を廃し、イヤホンやヘッドホンとの接続はLightningかBluetoothかという二択を迫ってきた。
そして「今年のiPhone」が登場すれば、二年間隔で機種変という、よくいるユーザーは、その多くがその二択の渦中に放り込まれる。そして現状、その二択で優勢なのはBluetoothの方のようだ。
Lightning接続にしてしまうとAndroidスマートフォン等との互換性を確保できず、それぞれに専用のモデルを用意しなくてはならなくなる。これはメーカー側として好ましくないはずだ。AppleがLightning端子を諦めUSB-C端子への切り替えを進めてくれれば状況は一変するかもなのだが…。
そして他の理由として、どうせ変化は不可避ならこの機会に一気に新しいステージ、つまりワイヤレスの時代に進めようという考えもあるだろう。
理由は何にせよ事実として、2016年から2017年の今日までに、これまでにないほどの数のBluetoothイヤホン&ヘッドホンが市場に投入されている。対してLightningにせよUSB-Cにせよ、デジタルワイヤード接続の製品はわずかしか登場してきていない。今後巻き返しがないとは言えないが、現時点でBluetoothの優勢は明確だ。
今回この連載では、そのBluetoothポータブルオーディオの注目すべきポイントを前編と後編に分けて見ていこうと思う。今回の前編で取り上げるポイントは「エントリークラスイヤホンの充実」だ。
ポータブルにおいてはやはりヘッドホン派よりもイヤホン派の方が多い。中でもやはりエントリークラスは実際に購入する人数が多く、大勢に与える影響は大きいはずだ。実際5,000円あたりを中心に、安いものでは3,000円未満とか手頃な価格帯の製品が一気に増えている。そのどこに着目しどう読んでいくべきかを考えていこう。
なお、次回後編では「どうなる、Bluetoothイヤホンの『定番』スタイル!?」みたいなテーマで、左右独立型に偏らず「ネックバンド型復権?」などにも注目していく予定だ。
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