公開日 2016/08/05 19:00
上坂すみれさんがロシアのヘッドホンに “問題がある” ペイントをした話
【特別企画】ロシアオーディオを救うの巻
いきなり疲れた顔で漫画を読みながら失礼します。でも、とりあえず言わせてください。
『この美術部には問題がある!』ってめちゃくちゃ面白いですよね! アニメ化もされたし、ますます今後の展開が楽しみ!
あらすじを簡潔に述べると、“なんの変哲もない中学校の美術部に集まった問題のある人たちによる片思いラブコメディ”。詳しくは公式HPを見てもらえば早いんですが、とにかく、登場するキャラクターが魅力的ったらない。もう可愛すぎて、鼓動の高まりが収まりません。
この気持ちを分かちあうべく会社の人にオススメしてみたところ、「仕事中に堂々と漫画を読んでいることが・・・」などと含みのあることを口にされました。うっせー!
・・・さて、問題がある、と言えばですが、実はこの編集部的にも問題があるんですよね。あ、いえ、僕のことではなく。
それは、ロシアのオーディオについてなんです。ぶっちゃけ、いまひとつ盛り上がりに欠けると言うか、あまり知られていない。でもクオリティは良いし、キッカケさえあれば、もっとブレイクすると思うんです。
「これはぜひ、あの人に協力してもらわねば・・・」
ということで、中野にやってきました。聞くところでは、よくこの近辺に遊びに来ているとか。今日あたり、いるんじゃない? オーディオライター随一の同志、高橋 敦さんにも同行いただき、捜索に入ります。
呼び出されたので来ましたけど、これ本当に大丈夫なんですか?
何がですか? 早速、探しに行きましょうよ!
今のところ、怒られる気しかしないです。それに、見つからなくても企画的に問題ですが、もし本当にいらっしゃったらどうするんですか?
捕獲します。
(まず解決すべき問題はこの編集者では・・・?)
「いないなー」
「どこだろう」
「・・・」
「・・・」
「あっ」
「上坂すみれさんを発見せり! ウラ−!」
はい、今回の企画には絶対この人、上坂すみれさんです! 本日はよろしくお願いします!
よろしくお願いします!
さて、上坂さんにお願いしたいのは他でもありません。率直に言いますと、ロシアのオーディオを救っていただきたいんです。こうして言葉にするとスケールは壮大ですが、やることは小規模です。
流れとして、まずはロシアのオーディオ事情についてお話させてください。その上で、実際に音を聴いていただき、その音の傾向とオススメ曲を挙げていただければと。これは、上坂さんにこそお願いしたいことなんです!
分かりました、ぜひ一緒に復興していきましょう!
よろしくお願いします! さて、ロシアのオーディオについてですが、いきなりネガティブですけど、あんまり元気がないんですよ・・・。
あっ、ないんですね。そーなんですか・・・。
もとから盛んだったわけではないんですが、いまロシアから日本に入ってきているほぼ唯一、と言えるブランドは、イヤホン/ヘッドホンブランドの「Fischer Audio(フィッシャーオーディオ)」、そしてフィッシャーオーディオの高級ラインとなる「KENNERTON(ケンネルトン)」です。
フィッシャーオーディオ! 私、前にヘッドホン祭りでフィッシャーオーディオのヘッドホンを買ったんですよ。
結構前に、ブログに載せてましたよね。
はい、「ロシアのがある!」って思って。でも、お店だとあんまり見かけないですよね。
日本の代理店が変わったりして、一時期姿を消したりしたかもしれません。
そうだったんですね。以前使っていたヘッドホンが壊れちゃったんですけど、お店に置いてなくて。もっと大事にすれば良かった・・・! ただ、その時のヘッドホンは、ここにあるものとは似ても似つかぬやつでした。
そう、フィッシャーオーディオの特徴の1つとして、デザインが豊富なんです。全モデルがそれぞれバラエティーに富んだ音とデザインをしているので、個性的なモデルを手に入れられる一方、“ブランドらしさ”が見えにくいところがあるんです。
なるほど、確かにバラバラだと思いました・・・!
“リーズナブルな価格で最高のサウンドをお届けする”というブランドの理念は統一されていて、それを追求した結果のようです。ちなみにフィッシャーオーディオは、サンクトペテルブルクに拠点を持つ、2006年創業のブランドです。
あっ、ヘッドホン祭りの時、ペテルブルクから来たという方から買いました!
おそらくブランドの方ですね。確か上坂さんはペテルブルクを訪問されているんですよね?
はい、去年。ハーメルンナ砲兵博物館に行って、砲の歴史を学んだりしました。街の印象としては、劇場が多かったですね。
ロシアの音楽というと、そうした劇場などで演奏されるような、クラシック寄りなイメージがあります。
ロシアポップスもありますが、日本のムード歌謡っぽいんですよ。ただ私には、料理屋に80年代カラオケBOX風のお立ち台があって、そこでアジア系のおじさんが謎のロシア歌謡を歌っていたということしか、生のロシアポップスの記憶が・・・。
熱を出した時に見る夢のような光景。
僕がロシアのポップスと言われてもぱっと思い出せるのは、ミュージックステーションでのパフォーマンスを出番直前でぶっちぎった2人ですね。
私は子供でしたが、なんだか、制服姿が思い浮かびます。
その場ですぐに生演奏で対応できた「ミッシェル・ガン・エレファント」が穴埋めでもう一曲披露して大盛り上がりで・・・。
何があったんでしょうね・・・。
はい、色々そこまで! その辺りのお話は後にして、オーディオに話しを戻しましょう。偉大な芸術家や実力あるアーティストを多く輩出している土地なので、音楽的土壌は十分なんですよ。
やろうと思えば、凄く良いものが作れるはずですよね。
そうなんです、実際に今ここにある製品達も、良いものばかり。でもあまり知られてない。それはきっと、イメージが定着していないことが理由だと思うんです。だから、フィッシャーオーディオと言えばコレ、このモデルと言えばコレ、というものを作りたいなと。
イメージ戦略ですね! 頑張っていきましょう!
このイメージなんですが、ぜひ上坂さんの感じたままに作ってもらいたいんです。
えっ、それはペテルブルクの許可を取らなくて大丈夫なんでしょうか?
・・・まぁ、大丈夫でしょう!
『この美術部には問題がある!』ってめちゃくちゃ面白いですよね! アニメ化もされたし、ますます今後の展開が楽しみ!
あらすじを簡潔に述べると、“なんの変哲もない中学校の美術部に集まった問題のある人たちによる片思いラブコメディ”。詳しくは公式HPを見てもらえば早いんですが、とにかく、登場するキャラクターが魅力的ったらない。もう可愛すぎて、鼓動の高まりが収まりません。
この気持ちを分かちあうべく会社の人にオススメしてみたところ、「仕事中に堂々と漫画を読んでいることが・・・」などと含みのあることを口にされました。うっせー!
・・・さて、問題がある、と言えばですが、実はこの編集部的にも問題があるんですよね。あ、いえ、僕のことではなく。
それは、ロシアのオーディオについてなんです。ぶっちゃけ、いまひとつ盛り上がりに欠けると言うか、あまり知られていない。でもクオリティは良いし、キッカケさえあれば、もっとブレイクすると思うんです。
呼び出されたので来ましたけど、これ本当に大丈夫なんですか?
何がですか? 早速、探しに行きましょうよ!
今のところ、怒られる気しかしないです。それに、見つからなくても企画的に問題ですが、もし本当にいらっしゃったらどうするんですか?
捕獲します。
(まず解決すべき問題はこの編集者では・・・?)
ソビエト連邦が崩壊し、ロシア連邦が成立した年、1991年に神奈川県で生を受ける。2012年1月、TVアニメ『パパのいうことを聞きなさい!』(小鳥遊空役)にて本格的に声優デビュー。以降、『中二病でも恋がしたい!』(凸守早苗役)や『アイドルマスターシンデレラガールズ』(アナスタシア役)、『無彩限のファントム・ワールド』(川神舞役)など数々の話題作に出演。2013年にはアーティストとしても活動を開始し、その多彩な活躍には全国の同志から注目が集まる。 |
はい、今回の企画には絶対この人、上坂すみれさんです! 本日はよろしくお願いします!
よろしくお願いします!
さて、上坂さんにお願いしたいのは他でもありません。率直に言いますと、ロシアのオーディオを救っていただきたいんです。こうして言葉にするとスケールは壮大ですが、やることは小規模です。
流れとして、まずはロシアのオーディオ事情についてお話させてください。その上で、実際に音を聴いていただき、その音の傾向とオススメ曲を挙げていただければと。これは、上坂さんにこそお願いしたいことなんです!
分かりました、ぜひ一緒に復興していきましょう!
よろしくお願いします! さて、ロシアのオーディオについてですが、いきなりネガティブですけど、あんまり元気がないんですよ・・・。
あっ、ないんですね。そーなんですか・・・。
もとから盛んだったわけではないんですが、いまロシアから日本に入ってきているほぼ唯一、と言えるブランドは、イヤホン/ヘッドホンブランドの「Fischer Audio(フィッシャーオーディオ)」、そしてフィッシャーオーディオの高級ラインとなる「KENNERTON(ケンネルトン)」です。
フィッシャーオーディオ! 私、前にヘッドホン祭りでフィッシャーオーディオのヘッドホンを買ったんですよ。
結構前に、ブログに載せてましたよね。
はい、「ロシアのがある!」って思って。でも、お店だとあんまり見かけないですよね。
日本の代理店が変わったりして、一時期姿を消したりしたかもしれません。
そうだったんですね。以前使っていたヘッドホンが壊れちゃったんですけど、お店に置いてなくて。もっと大事にすれば良かった・・・! ただ、その時のヘッドホンは、ここにあるものとは似ても似つかぬやつでした。
そう、フィッシャーオーディオの特徴の1つとして、デザインが豊富なんです。全モデルがそれぞれバラエティーに富んだ音とデザインをしているので、個性的なモデルを手に入れられる一方、“ブランドらしさ”が見えにくいところがあるんです。
なるほど、確かにバラバラだと思いました・・・!
“リーズナブルな価格で最高のサウンドをお届けする”というブランドの理念は統一されていて、それを追求した結果のようです。ちなみにフィッシャーオーディオは、サンクトペテルブルクに拠点を持つ、2006年創業のブランドです。
あっ、ヘッドホン祭りの時、ペテルブルクから来たという方から買いました!
おそらくブランドの方ですね。確か上坂さんはペテルブルクを訪問されているんですよね?
はい、去年。ハーメルンナ砲兵博物館に行って、砲の歴史を学んだりしました。街の印象としては、劇場が多かったですね。
ロシアの音楽というと、そうした劇場などで演奏されるような、クラシック寄りなイメージがあります。
ロシアポップスもありますが、日本のムード歌謡っぽいんですよ。ただ私には、料理屋に80年代カラオケBOX風のお立ち台があって、そこでアジア系のおじさんが謎のロシア歌謡を歌っていたということしか、生のロシアポップスの記憶が・・・。
熱を出した時に見る夢のような光景。
僕がロシアのポップスと言われてもぱっと思い出せるのは、ミュージックステーションでのパフォーマンスを出番直前でぶっちぎった2人ですね。
私は子供でしたが、なんだか、制服姿が思い浮かびます。
その場ですぐに生演奏で対応できた「ミッシェル・ガン・エレファント」が穴埋めでもう一曲披露して大盛り上がりで・・・。
何があったんでしょうね・・・。
はい、色々そこまで! その辺りのお話は後にして、オーディオに話しを戻しましょう。偉大な芸術家や実力あるアーティストを多く輩出している土地なので、音楽的土壌は十分なんですよ。
やろうと思えば、凄く良いものが作れるはずですよね。
そうなんです、実際に今ここにある製品達も、良いものばかり。でもあまり知られてない。それはきっと、イメージが定着していないことが理由だと思うんです。だから、フィッシャーオーディオと言えばコレ、このモデルと言えばコレ、というものを作りたいなと。
イメージ戦略ですね! 頑張っていきましょう!
このイメージなんですが、ぜひ上坂さんの感じたままに作ってもらいたいんです。
えっ、それはペテルブルクの許可を取らなくて大丈夫なんでしょうか?
・・・まぁ、大丈夫でしょう!
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