公開日 2010/09/09 18:08
エソテリック、X-01をブラッシュアップした旗艦機「K-01」などSACDプレーヤー2機種を発売
旗艦機「K-01」とそれに次ぐ「K-03」
エソテリック(株)は、SACDプレーヤー「K-01」「K-03」を10月1日より発売する。
■K-01 ¥1,470,000(税込)
■K-03 ¥840,000(税込)
両機はX-01、X-03をブラッシュアップしたモデル。「K-01」は同社SACDプレーヤーのフラグシップ機。K-03はそれに準ずる位置付けとなる。
両機とも、ディスクの回転にターンテーブルを使用し、面ブレを補正することでディスクの読み取り精度を高める「VRDS-NEO」メカに、駆動回路をリファインした「VMK-3.5-20S」を搭載。ネオジウムマグネット駆動のコアレス3相ブラシレススピンドルモーター、スレッド送り制御、レーザー光が常にディスクに垂直に照射される軸摺動型ピックアップなど従来の特徴はそのままに、スピンドルの軸受けにジュラルミン・ターンテーブルと、K-01は20mm、K-03は10mm厚のスチール製ターンテーブルブリッジを採用した点が特徴だ。
特にスピンドルモーターの駆動部は、新設計のディスクリートアンプ回路「VS-DD=VRDS Spindle Discrete Driver」と専用トロイダルトランスで、より滑らかかつ高精度なサーボ制御を実現したとのこと。
DAC部はDAコンバーターD-01の思想を踏襲。デバイスには旭化成エレクトロニクス社の32bitDAC「AK4399」を採用し、K-01はチャンネルあたり8回路、K-03はチャンネルあたり4回路を組み合わせたパラレル/ディファレンシャル出力としている。レイアウトも左右のチャンネルごとにセパレートしたアナログオーディオ基板に搭載。電源回路や電源トランスまで全てのコンポーネントを左右に独立し、左右同一レイアウトで配置するデュアルモノ構造としている。
アナログオーディオ出力はD-01の技術を踏襲したディスクリートバッファー出力回路を採用。この回路を、XLRオーディオ出力はホット/コールドそれぞれの信号ラインごとにシンメトリーにレイアウトしたフルバランス構成としている。またRCAオーディオ出力時はバッファーアンプをパラレル構成に切り替えるパラレルバッファー出力構成を採用する。
そのほか、ソースや音質の好みに合わせたD/Dコンバートモードを搭載。DSDやPCMなど各フォーマットをそのままストレートにアナログ信号へ変換するモードのほか、2倍(64/88.2/96kHz)、4倍(128/176.4/192kHz)のPCMアップコンバート機能、PCM→DSDコンバート機能を用意している。
さらにPCM方式の信号処理用には4種類のデジタルフィルターを搭載。FIR型デジタルフィルターが2種類と、インパルス波形に含まれるプリエコーを除去し音の立ち上がりをナチュラルに聴かせるショートディレイ型デジタルフィルターが2種類。また、デジタルフィルターOFFモードも備え、好みに応じて使い分けることが可能だ。
USB端子も備え、PCとの接続も可能。ESOTERIC専用のオリジナルドライバーソフトを新規開発し、アシンクロナス伝送と192/24までのソース入力に対応する。伝送方式はアシンクロナス伝送を含む2つのハイスピード伝送モードとフルスピードモードを加えた3つのモードから選ぶことが可能だ。また、USBの電源/信号ラインを本機からアイソレートし、PC本体などからの外部ノイズ混入を防ぐUSBアイソレーターも装備している。
クロックには新設計の回路を採用。大型水晶を搭載した±0.5ppmのVCXOを採用し、専用の安定化電源回路で回路動作の安定度を高めている。
シャーシは各回路ブロックをセパレート化。VRDS-NEOトランスポートメカニズムはセンター配置とし、5mm厚スチール製ボトムシャーシにダイレクトに固定。ESOTERIC独自のピンポイントフットで3点支持としている。シャーシ内部は5分割のダブルデッキ(2階建て)構造とし、各回路ブロックを専用のコンパートメントに収めることで回路同氏の相互干渉を抑えている。各チャンネルを分離した2枚のオーディオ基板は、背面端子に最も近い上部コンパートメントの最後部にマウントし、信号経路の最短化も図った。またオーディオ用電源回路やトランス類はスチール製内部シャーシプレートでオーディオ基板からアイソレートされている。
K-01は内蔵のモノラルD/Aコンバーター2台分の電源トランス、デジタル回路用電源トランス、スピンドルサーボドライバー回路「VS-DD」専用トランスの合計4つのトロイダルトランスを搭載。
K-03は内蔵のデュアルモノD/Aコンバーターとオーディオ回路専用電源トランス、デジタル回路とメカニズム駆動用電源トランスの合計2つのトロイダルトランスを搭載している。
付属の電源ケーブルはアクロジャパンと共同開発したもので、6N-PC6000を採用。被覆には非PVC素材のポリオレフィンを採用している。
【問い合わせ先】
エソテリック(株)
AVお客様相談室
TEL/0570-000-701
■K-01 ¥1,470,000(税込)
■K-03 ¥840,000(税込)
両機はX-01、X-03をブラッシュアップしたモデル。「K-01」は同社SACDプレーヤーのフラグシップ機。K-03はそれに準ずる位置付けとなる。
両機とも、ディスクの回転にターンテーブルを使用し、面ブレを補正することでディスクの読み取り精度を高める「VRDS-NEO」メカに、駆動回路をリファインした「VMK-3.5-20S」を搭載。ネオジウムマグネット駆動のコアレス3相ブラシレススピンドルモーター、スレッド送り制御、レーザー光が常にディスクに垂直に照射される軸摺動型ピックアップなど従来の特徴はそのままに、スピンドルの軸受けにジュラルミン・ターンテーブルと、K-01は20mm、K-03は10mm厚のスチール製ターンテーブルブリッジを採用した点が特徴だ。
特にスピンドルモーターの駆動部は、新設計のディスクリートアンプ回路「VS-DD=VRDS Spindle Discrete Driver」と専用トロイダルトランスで、より滑らかかつ高精度なサーボ制御を実現したとのこと。
DAC部はDAコンバーターD-01の思想を踏襲。デバイスには旭化成エレクトロニクス社の32bitDAC「AK4399」を採用し、K-01はチャンネルあたり8回路、K-03はチャンネルあたり4回路を組み合わせたパラレル/ディファレンシャル出力としている。レイアウトも左右のチャンネルごとにセパレートしたアナログオーディオ基板に搭載。電源回路や電源トランスまで全てのコンポーネントを左右に独立し、左右同一レイアウトで配置するデュアルモノ構造としている。
アナログオーディオ出力はD-01の技術を踏襲したディスクリートバッファー出力回路を採用。この回路を、XLRオーディオ出力はホット/コールドそれぞれの信号ラインごとにシンメトリーにレイアウトしたフルバランス構成としている。またRCAオーディオ出力時はバッファーアンプをパラレル構成に切り替えるパラレルバッファー出力構成を採用する。
そのほか、ソースや音質の好みに合わせたD/Dコンバートモードを搭載。DSDやPCMなど各フォーマットをそのままストレートにアナログ信号へ変換するモードのほか、2倍(64/88.2/96kHz)、4倍(128/176.4/192kHz)のPCMアップコンバート機能、PCM→DSDコンバート機能を用意している。
さらにPCM方式の信号処理用には4種類のデジタルフィルターを搭載。FIR型デジタルフィルターが2種類と、インパルス波形に含まれるプリエコーを除去し音の立ち上がりをナチュラルに聴かせるショートディレイ型デジタルフィルターが2種類。また、デジタルフィルターOFFモードも備え、好みに応じて使い分けることが可能だ。
USB端子も備え、PCとの接続も可能。ESOTERIC専用のオリジナルドライバーソフトを新規開発し、アシンクロナス伝送と192/24までのソース入力に対応する。伝送方式はアシンクロナス伝送を含む2つのハイスピード伝送モードとフルスピードモードを加えた3つのモードから選ぶことが可能だ。また、USBの電源/信号ラインを本機からアイソレートし、PC本体などからの外部ノイズ混入を防ぐUSBアイソレーターも装備している。
クロックには新設計の回路を採用。大型水晶を搭載した±0.5ppmのVCXOを採用し、専用の安定化電源回路で回路動作の安定度を高めている。
シャーシは各回路ブロックをセパレート化。VRDS-NEOトランスポートメカニズムはセンター配置とし、5mm厚スチール製ボトムシャーシにダイレクトに固定。ESOTERIC独自のピンポイントフットで3点支持としている。シャーシ内部は5分割のダブルデッキ(2階建て)構造とし、各回路ブロックを専用のコンパートメントに収めることで回路同氏の相互干渉を抑えている。各チャンネルを分離した2枚のオーディオ基板は、背面端子に最も近い上部コンパートメントの最後部にマウントし、信号経路の最短化も図った。またオーディオ用電源回路やトランス類はスチール製内部シャーシプレートでオーディオ基板からアイソレートされている。
K-01は内蔵のモノラルD/Aコンバーター2台分の電源トランス、デジタル回路用電源トランス、スピンドルサーボドライバー回路「VS-DD」専用トランスの合計4つのトロイダルトランスを搭載。
K-03は内蔵のデュアルモノD/Aコンバーターとオーディオ回路専用電源トランス、デジタル回路とメカニズム駆動用電源トランスの合計2つのトロイダルトランスを搭載している。
付属の電源ケーブルはアクロジャパンと共同開発したもので、6N-PC6000を採用。被覆には非PVC素材のポリオレフィンを採用している。
【問い合わせ先】
エソテリック(株)
AVお客様相談室
TEL/0570-000-701
トピック
- ジャンルSACDプレーヤー/トランスポート
- ブランドESOTERIC
- 型番K-01
- 発売日2010年10月1日
- 価格¥1,470,000(税込)
【SPEC】●再生可能ディスク:スーパーオーディオCD、CD、CD-R、CD-RW ●アナログオーディオ出力:RCA×1、XLR×1 ●出力インピーダンス:RCA…2.45Vrms、XLR…2.45Vrms(0dB設定時) ●周波数特性:5Hz〜55kHz(-3dB) ●S/N比:115dB ●デジタルオーディオ出力:同軸デジタル ●デジタルオーディオ入力:RCA、光デジタル、USB-B ●ワードシンク入力フォーマット:BNC×1 ●消費電力:33W ●外形寸法:445W×162H×438Dmm(突起部含まず) ●質量:約31kg
- ジャンルSACDプレーヤー/トランスポート
- ブランドESOTERIC
- 型番K-03
- 発売日2010年10月1日
- 価格¥840,000(税込)
【SPEC】●再生可能ディスク:スーパーオーディオCD、CD、CD-R、CD-RW ●アナログオーディオ出力:RCA×1、XLR×1 ●出力インピーダンス:RCA…2.45Vrms、XLR…2.45Vrms(0dB設定時) ●周波数特性:5Hz〜55kHz(-3dB) ●S/N比:115dB ●デジタルオーディオ出力:同軸デジタル ●デジタルオーディオ入力:RCA、光デジタル、USB-B ●ワードシンク入力フォーマット:BNC×1 ●消費電力:27W ●外形寸法:445W×162H×438Dmm(突起部含まず) ●質量:約28kg