公開日 2013/06/14 18:21
ZOOM、マイク部の交換が可能な最上位リニアPCMレコーダー「H6」
96kHz/24bit/6ch録音も可能
(株)ズームはマイク交換可能なリニアPCMレコーダー「H6」を6月下旬より発売する。価格は46,200円(税込)。
本機の最大の特徴はマイク部が交換可能となっていることで、現時点で4つの交換ユニットを用意する。本機に付属するのは、左右の集音ポイントを同一上に揃えて音源との距離差のタイムラグを解消する「XYマイク」と、センター集音用と両サイド集音用のマイクを備えることで広い音像の録音が可能な「MSマイク」。また、別売りオプションとして超指向性を持つショットガンマイク「SGH-6」、XLR/TRS入力を2系統増やせるコンボ端子アタッチメント「EXH-6」を用意する。
高性能マイクプリアンプの搭載もポイントとなり、同社比10dB減のローノイズ、低歪み特性のオペアンプを採用している。また、インストゥルメンテーションマイクを搭載し、長いケーブルを使った引き回しにおいてもノイズを遮断して高いS/Nを実現する。
さらに、PADスイッチと組み合わせた幅広いゲイン設定の採用により、同社のリニアPCMレコーダー「H4n」との比較で30dBという大きな信号から、14dB程度の小さな信号にまで対応。また、最大入力音圧136dBSPLの付属XYマイクを5Vで使用することにより、広いヘッドルームが確保でき、大音量でも歪みのない録音が可能となっている。
本機は、最大6トラックの同時入力に対応。マイク用インプットとは別に4入力を用意し、ファンタムパワー供給が可能。マイク用インプットにオプションのコンボ端子アタッチメントを装着することでさらに2入力を追加することも可能だ(ファンタムパワー供給は不可)。最大96kHz/24bit/6chのサラウンド収録も可能だ。
録音レベル設定については、マイクおよび本体のボリュームで直感的に調整できる。ミキサーのバスアウト出力に対応する+4dBライン出力機能も装備。さらにヘッドホン出力と独立したライン出力、リモコンを接続できるリモートコントロール端子を搭載する。ディスプレイは2インチフルカラー液晶ディスプレイで、表示は日本語に対応している。
録音機能も充実し、一定の大きさ以上の音が入力されると自動的に録音を開始する“オートレコード機能”や、RECボタンを押す2秒前にさかのぼって録音できる“プリレコード機能”などを搭載する。再生/モニター機能としては、録音ファイルのスロー再生、早送り再生が可能な“スピード機能”、再生ピッチの変更などに対応している。
H6はPCと接続してオーディオインターフェースとして利用することもでき、Steinberg社の音楽編集ソフト「CubaseLE」も付属している。
本日開催された「H6」の発表会では(株)ズーム代表取締役CEOの飯島雅宏氏が挨拶を行い、北米にズームの新たな販売会社を設立することを発表した。加えて、アメリカにおけるハンディレコーダー市場では圧倒的なシェアを持っているとし、「日本でもアメリカまでとは言わなくとも、ヨーロッパ並みのシェアの獲得を目指していきたい」とコメントした。
発表会では、ゲストにレコーディングエンジニアの岡部潔氏、バイオリンとギターによるユニット「Hyclad」を迎え、実際に「H6」を使ったライブレコーディングが行われた。
岡部氏は実際に「H6」の音質や操作性に言及しながらHycladの演奏を録音。その場で録音した音源を視聴することもできた。Hycladのギター担当の伊藤芳輝氏は、H6で録音した自身のサウンドについて、「情報量がしっかりと含まれているので、イコライジングで追い込みやすいはず」とコメントしていた。
本機の最大の特徴はマイク部が交換可能となっていることで、現時点で4つの交換ユニットを用意する。本機に付属するのは、左右の集音ポイントを同一上に揃えて音源との距離差のタイムラグを解消する「XYマイク」と、センター集音用と両サイド集音用のマイクを備えることで広い音像の録音が可能な「MSマイク」。また、別売りオプションとして超指向性を持つショットガンマイク「SGH-6」、XLR/TRS入力を2系統増やせるコンボ端子アタッチメント「EXH-6」を用意する。
高性能マイクプリアンプの搭載もポイントとなり、同社比10dB減のローノイズ、低歪み特性のオペアンプを採用している。また、インストゥルメンテーションマイクを搭載し、長いケーブルを使った引き回しにおいてもノイズを遮断して高いS/Nを実現する。
さらに、PADスイッチと組み合わせた幅広いゲイン設定の採用により、同社のリニアPCMレコーダー「H4n」との比較で30dBという大きな信号から、14dB程度の小さな信号にまで対応。また、最大入力音圧136dBSPLの付属XYマイクを5Vで使用することにより、広いヘッドルームが確保でき、大音量でも歪みのない録音が可能となっている。
本機は、最大6トラックの同時入力に対応。マイク用インプットとは別に4入力を用意し、ファンタムパワー供給が可能。マイク用インプットにオプションのコンボ端子アタッチメントを装着することでさらに2入力を追加することも可能だ(ファンタムパワー供給は不可)。最大96kHz/24bit/6chのサラウンド収録も可能だ。
録音レベル設定については、マイクおよび本体のボリュームで直感的に調整できる。ミキサーのバスアウト出力に対応する+4dBライン出力機能も装備。さらにヘッドホン出力と独立したライン出力、リモコンを接続できるリモートコントロール端子を搭載する。ディスプレイは2インチフルカラー液晶ディスプレイで、表示は日本語に対応している。
録音機能も充実し、一定の大きさ以上の音が入力されると自動的に録音を開始する“オートレコード機能”や、RECボタンを押す2秒前にさかのぼって録音できる“プリレコード機能”などを搭載する。再生/モニター機能としては、録音ファイルのスロー再生、早送り再生が可能な“スピード機能”、再生ピッチの変更などに対応している。
H6はPCと接続してオーディオインターフェースとして利用することもでき、Steinberg社の音楽編集ソフト「CubaseLE」も付属している。
本日開催された「H6」の発表会では(株)ズーム代表取締役CEOの飯島雅宏氏が挨拶を行い、北米にズームの新たな販売会社を設立することを発表した。加えて、アメリカにおけるハンディレコーダー市場では圧倒的なシェアを持っているとし、「日本でもアメリカまでとは言わなくとも、ヨーロッパ並みのシェアの獲得を目指していきたい」とコメントした。
発表会では、ゲストにレコーディングエンジニアの岡部潔氏、バイオリンとギターによるユニット「Hyclad」を迎え、実際に「H6」を使ったライブレコーディングが行われた。
岡部氏は実際に「H6」の音質や操作性に言及しながらHycladの演奏を録音。その場で録音した音源を視聴することもできた。Hycladのギター担当の伊藤芳輝氏は、H6で録音した自身のサウンドについて、「情報量がしっかりと含まれているので、イコライジングで追い込みやすいはず」とコメントしていた。