公開日 2014/04/02 20:10
Daniel Hertz、ブックシェルフスピーカー「M8」とプリメイン「M9」
M9はUSB入力とAirPlayに対応
(株)アークは、同社が取り扱うDaniel Hertzブランドの新製品発表会を開催。2ウェイ・ブックシェルフ型スピーカー「M8」、プリメインアンプ「M9」を発表した。発表会には、同ブランドの創業者であり各製品の開発を手がけるマーク・レヴィンソン氏も登場した。
「M8」は5月の発売予定で、価格はペアで70万円程度になる見込み。「M9」は現在も開発中で、登場までにはあと3ヶ月程度かかるとのこと。価格は100万円を切るくらいを検討しているという。
なお、同時に発表されたMac専用ミュージック・プレーヤーソフト「MASTER CLASS 1.0」の詳細についてはこちらでレポートしている。
ブックシェルフ型スピーカー「M8」は、フラグシップモデル「M1」の思想や技術を受け継ぎながら高いコストパフォーマンスを目指したバスレフ型モデル。高域用のコンプレッションドライバーは、プロ用に開発されたものをピュアオーディオ用に改良したもの。M1が搭載するものに近いが、M1がウッドコーンなのに対し、M8はプラスチック素材を用いているという。115dBという高能率と134dBまでのダイナミックレンジを誇る。
ウーファーは8インチ径。M1のウーファーと同じユニットメーカーに、本機用に特別注文して作らせたものだという。堅牢な作りエンクロージャーは、表面をピアノフィニッシュで仕上げている。バスレフポートはフロントに搭載。フロントグリルはマグネット着脱式だ。
大型スピーカーターミナルを装備し、バナナプラグやYラグにも対応。リアバッフルにはマルチchシステム使用時を考慮して、壁面への設置用マウントが取り付けられる仕様となっている。インピーダンスは8Ω。スタンドは現時点でラインナップされておらず、会場ではSonus Faber製のスタンドが使われていた。
「M9」は、チャンネルあたりの出力が100W(8Ω、20Hz〜20kHz)のプリメインアンプ。DSD対応のUSB-DAC搭載に加え、Wi-Fi内蔵によるAirPaly再生にも対応する。会場でデモが行われた個体は試作品で、フロントパネルやシャーシなどをさらに洗練させていくとのことだ。
USB-DACは5.6MHz DSDおよび32bit PCM再生に対応。アナログ入力は3系統を装備する。フロントパネルにはステレオ標準端子のヘッドホン端子も搭載している。可聴域の大幅なノイズ低減を実現した革新的な回路設計を採用したとのこと。また、USB入力は同時に発表されたMac専用ミュージック・プレーヤーソフト「MASTER CLASS 1.0」に最適化されている。
発表会会場には、今回発表されたモデルとは別にフロア型スピーカーの新製品「M7」も展示されていた。すでに海外では発売されており、日本国内でも5、6月頃の導入を目指している。M1と同一のウッド・コンプレッションドライバーを搭載し、やはり高能率を実現している。エンクロージャーは密閉型。価格は420〜440万円くらいを検討している。
「M8」は5月の発売予定で、価格はペアで70万円程度になる見込み。「M9」は現在も開発中で、登場までにはあと3ヶ月程度かかるとのこと。価格は100万円を切るくらいを検討しているという。
なお、同時に発表されたMac専用ミュージック・プレーヤーソフト「MASTER CLASS 1.0」の詳細についてはこちらでレポートしている。
ブックシェルフ型スピーカー「M8」は、フラグシップモデル「M1」の思想や技術を受け継ぎながら高いコストパフォーマンスを目指したバスレフ型モデル。高域用のコンプレッションドライバーは、プロ用に開発されたものをピュアオーディオ用に改良したもの。M1が搭載するものに近いが、M1がウッドコーンなのに対し、M8はプラスチック素材を用いているという。115dBという高能率と134dBまでのダイナミックレンジを誇る。
ウーファーは8インチ径。M1のウーファーと同じユニットメーカーに、本機用に特別注文して作らせたものだという。堅牢な作りエンクロージャーは、表面をピアノフィニッシュで仕上げている。バスレフポートはフロントに搭載。フロントグリルはマグネット着脱式だ。
大型スピーカーターミナルを装備し、バナナプラグやYラグにも対応。リアバッフルにはマルチchシステム使用時を考慮して、壁面への設置用マウントが取り付けられる仕様となっている。インピーダンスは8Ω。スタンドは現時点でラインナップされておらず、会場ではSonus Faber製のスタンドが使われていた。
「M9」は、チャンネルあたりの出力が100W(8Ω、20Hz〜20kHz)のプリメインアンプ。DSD対応のUSB-DAC搭載に加え、Wi-Fi内蔵によるAirPaly再生にも対応する。会場でデモが行われた個体は試作品で、フロントパネルやシャーシなどをさらに洗練させていくとのことだ。
USB-DACは5.6MHz DSDおよび32bit PCM再生に対応。アナログ入力は3系統を装備する。フロントパネルにはステレオ標準端子のヘッドホン端子も搭載している。可聴域の大幅なノイズ低減を実現した革新的な回路設計を採用したとのこと。また、USB入力は同時に発表されたMac専用ミュージック・プレーヤーソフト「MASTER CLASS 1.0」に最適化されている。
発表会会場には、今回発表されたモデルとは別にフロア型スピーカーの新製品「M7」も展示されていた。すでに海外では発売されており、日本国内でも5、6月頃の導入を目指している。M1と同一のウッド・コンプレッションドライバーを搭載し、やはり高能率を実現している。エンクロージャーは密閉型。価格は420〜440万円くらいを検討している。