公開日 2015/07/28 19:05
ALO audio、デュアルモノ真空管ポタアン「Continental Dual Mono」正式発表。AK製品との接続ケーブルも
実売195,000円前後
ミックスウェーブは、ALO audioのUSB-DAC搭載真空管ポータブルヘッドホンアンプ「Continental Dual Mono」と、同製品に使用可能な2.5mm 4極端子仕様Mini to Miniケーブル「SXC 24 - 2.5mm to 2.5mm Balanced」を7月29日に発売する。
・Continental Dual Mono ¥OPEN(予想実売価格195,000円前後)
・SXC 24 - 2.5mm to 2.5mm Balanced ¥OPEN(予想実売価格13,900円前後)
去る7月11日に開催された「ポータブルオーディオ研究会 2015夏(ポタ研)」にて「今月中に国内発表予定」だとして展示されていた製品(関連ニュース)が正式発表された格好。「Continental Dual Mono」は2色での展開で、ブラックモデルが「ALO-4464」、シルバーモデルが「ALO-4457」という型番で展開する。ケーブルの型番は「ALO-4648」。
「Continental Dual Mono」は、左右chを独立させたデュアルモノラル構成のポータブルアンプ。アンプ回路にフィリップス製のサブミニチュア管「6111」を1本ずつ、合計2基搭載している。増幅部に関してLRを独立させた設計によって、クロストークの問題を解決し、安定した電源を供給することで「パワフルでより広いサウンドステージを実現する」としている。
DAC部にWolfson製「WM8741A」を採用し、USB入力経由で最大384kHz/32bit PCM、2.8MHz DSDまで対応。さらにアナログ音声入力として、通常の3.5mmのほかに2.5mmバランスも装備している。もちろん音声出力にも、3.5mmステレオミニのほかに2.5mmバランス出力端子を備えている。
個々の真空管はカスタマイズされたPCB(プリントサーキット)にハンダ付けされ、マイクロフォニックノイズの対策や真空管の交換が容易に行えるような設計がなされているとのことで、後日に別の真空管を販売する予定だという。またオートバイアス方式(自己バイアス方式)を採用しているため、真空管のバイアス調整の必要はない。
バッテリーには、サイクル寿命が約1,000サイクルのパナソニック製リチウムイオンバッテリー「18650」を直列で3セル実装。これにより、クリーンな電源を真空管に供給するよう配慮している。
また、各回路に対して独立したリニア電圧レギュレーターを使用しており、各回路の内部電圧をそれぞれ独立させることにより、アンプ回路とDA回路とで内部電圧の歪みを最小限に抑えたと説明。また、スイッチングノイズを伴わないリニア方式の電圧レギュレーターを採用したことによって、より歪の少ないクリーンな電源を各回路に届けることで、クリアな音質を得られるようにした。
トランジスタも実装したハイブリッド型で、『「低インピーダンス」「タイトな低音」そして「正確な音響特性」といった「ソリッド・ステートアンプ」としての利点を取り入れつつ、真空管の豊かなミッドレンジを加えたALO audio 独自のサウンドステージに仕上げた』と説明。
ソリッド・ステートアンプは、電圧レギュレーターやデカップリングコンデンサー、抵抗を始めとした各パーツを厳選し、クラスABを採用。、長い期間に渡り各部品が安定して動作するよう、温度管理のための特別な設計を施しているという。
3時間でフル充電でき、そこからの最大再生時間はアンバランス出力のみ使用時で約7時間、DACまたはバランス出力使用時で約5.5時間。
「SXC24-2.5mm to 2.5mm Balanced」は、Astell&Kern 製品(AK380, 240, 120ll, 100ll) と「Continental Dual Mono」をバランス伝送接続する際に使用するケーブル。AKシリーズ向けに入力側、出力側とも2.5mm 4 極端子を採用している。
ケーブル長は10.8cm。導体は高純度銀メッキ銅を採用し、導体数が4本、導体径が24AWG。外装材にLux FEP(ふっ素化エチレンプロピレン)を採用している。
・Continental Dual Mono ¥OPEN(予想実売価格195,000円前後)
・SXC 24 - 2.5mm to 2.5mm Balanced ¥OPEN(予想実売価格13,900円前後)
去る7月11日に開催された「ポータブルオーディオ研究会 2015夏(ポタ研)」にて「今月中に国内発表予定」だとして展示されていた製品(関連ニュース)が正式発表された格好。「Continental Dual Mono」は2色での展開で、ブラックモデルが「ALO-4464」、シルバーモデルが「ALO-4457」という型番で展開する。ケーブルの型番は「ALO-4648」。
「Continental Dual Mono」は、左右chを独立させたデュアルモノラル構成のポータブルアンプ。アンプ回路にフィリップス製のサブミニチュア管「6111」を1本ずつ、合計2基搭載している。増幅部に関してLRを独立させた設計によって、クロストークの問題を解決し、安定した電源を供給することで「パワフルでより広いサウンドステージを実現する」としている。
DAC部にWolfson製「WM8741A」を採用し、USB入力経由で最大384kHz/32bit PCM、2.8MHz DSDまで対応。さらにアナログ音声入力として、通常の3.5mmのほかに2.5mmバランスも装備している。もちろん音声出力にも、3.5mmステレオミニのほかに2.5mmバランス出力端子を備えている。
個々の真空管はカスタマイズされたPCB(プリントサーキット)にハンダ付けされ、マイクロフォニックノイズの対策や真空管の交換が容易に行えるような設計がなされているとのことで、後日に別の真空管を販売する予定だという。またオートバイアス方式(自己バイアス方式)を採用しているため、真空管のバイアス調整の必要はない。
バッテリーには、サイクル寿命が約1,000サイクルのパナソニック製リチウムイオンバッテリー「18650」を直列で3セル実装。これにより、クリーンな電源を真空管に供給するよう配慮している。
また、各回路に対して独立したリニア電圧レギュレーターを使用しており、各回路の内部電圧をそれぞれ独立させることにより、アンプ回路とDA回路とで内部電圧の歪みを最小限に抑えたと説明。また、スイッチングノイズを伴わないリニア方式の電圧レギュレーターを採用したことによって、より歪の少ないクリーンな電源を各回路に届けることで、クリアな音質を得られるようにした。
トランジスタも実装したハイブリッド型で、『「低インピーダンス」「タイトな低音」そして「正確な音響特性」といった「ソリッド・ステートアンプ」としての利点を取り入れつつ、真空管の豊かなミッドレンジを加えたALO audio 独自のサウンドステージに仕上げた』と説明。
ソリッド・ステートアンプは、電圧レギュレーターやデカップリングコンデンサー、抵抗を始めとした各パーツを厳選し、クラスABを採用。、長い期間に渡り各部品が安定して動作するよう、温度管理のための特別な設計を施しているという。
3時間でフル充電でき、そこからの最大再生時間はアンバランス出力のみ使用時で約7時間、DACまたはバランス出力使用時で約5.5時間。
「SXC24-2.5mm to 2.5mm Balanced」は、Astell&Kern 製品(AK380, 240, 120ll, 100ll) と「Continental Dual Mono」をバランス伝送接続する際に使用するケーブル。AKシリーズ向けに入力側、出力側とも2.5mm 4 極端子を採用している。
ケーブル長は10.8cm。導体は高純度銀メッキ銅を採用し、導体数が4本、導体径が24AWG。外装材にLux FEP(ふっ素化エチレンプロピレン)を採用している。
関連リンク
トピック
- ジャンルその他
- ブランドALO Audio
- 型番Continental Dual Mono
- 発売日2015年7月29日
- 価格¥OPEN(予想実売価格195,000円前後)
【SPEC】●使用真空管:フィリップス製 6111 ●入力インピーダンス:アンバランス…10kΩ、バランス…50kΩ ●出力インピーダンス:1Ω以下(バランス、アンバランス) ●デジタル入力端子:micro USB ●アナログ音声入力端子:3.5mmミニ端子、2.5mm4極端子 ●アナログ音声出力端子:3.5mmミニ端子(ラインアウト)、3.5mmミニ端子、2.5mm4極端子 ●連続再生時間:最大 約7時間(アンバランス出力のみ使用時)、約5.5時間(DACまたはバランス出力使用時) ●充電時間:約3時間 ●外形寸法:82W×25H×127Dmm ●質量:約412g