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公開日 2012/10/31 18:05
三菱、2Q連結業績発表 − 通期売上高予想を下方修正
三菱は、2012年度第2四半期の連結業績を発表した。全体の売上高は前年同期比97%の1兆6,960億円で、営業利益は同79%の896億円。当期純利益は同63%の436億円となった。
この結果について同社では、米国の景気が引き続き手堅く推移してきた一方で、日本では生産・輸出に減速感がみられ、欧州及びアジアで景気減速が継続したほか、対米ドル・対ユーロにおける円高が定着するなどの悪化が続いた背景を理由にあげている。
セグメント別では、家庭電器事業において、売上高が前年同期比92%の4,233億円、営業利益が同68億円減の168億円となった。国内向け液晶テレビやBDレコーダーの大幅な需要減少や、対ユーロでの円高による欧州の空調機器の減少などによるものとしている。
そのほかでは、国内・海外電力事業の増加により、社会インフラ事業を担う充電システムで売上高が同105%の4,595億円、営業利益が同57億円増の342億円と増収。通信事業システムでも、通信インフラ機器の増加などにより、受注・売上とも前年同期を上回った。
しかし、中国・韓国・台湾の半導体・フラットパネルディスプレイ関連を中心とした設備投資の抑制などにより、FAシステム事業を担う産業メカトロニクスでは売上高が同94%の4,569億円、営業利益が同226億円減の339億円と、受注・売上とも前年同期を下回った。
今回の結果を踏まえ三菱では、平成24年度通期業績見通しのうち、売上高を本年7月31日公表の3兆7,400億円から、1,000億円減の3兆6,400億円に下方修正した。なお、営業利益、当期純利益は前回予想を据え置き、経営改善諸施策の更なる強化に努めるとしている。
この結果について同社では、米国の景気が引き続き手堅く推移してきた一方で、日本では生産・輸出に減速感がみられ、欧州及びアジアで景気減速が継続したほか、対米ドル・対ユーロにおける円高が定着するなどの悪化が続いた背景を理由にあげている。
セグメント別では、家庭電器事業において、売上高が前年同期比92%の4,233億円、営業利益が同68億円減の168億円となった。国内向け液晶テレビやBDレコーダーの大幅な需要減少や、対ユーロでの円高による欧州の空調機器の減少などによるものとしている。
そのほかでは、国内・海外電力事業の増加により、社会インフラ事業を担う充電システムで売上高が同105%の4,595億円、営業利益が同57億円増の342億円と増収。通信事業システムでも、通信インフラ機器の増加などにより、受注・売上とも前年同期を上回った。
しかし、中国・韓国・台湾の半導体・フラットパネルディスプレイ関連を中心とした設備投資の抑制などにより、FAシステム事業を担う産業メカトロニクスでは売上高が同94%の4,569億円、営業利益が同226億円減の339億円と、受注・売上とも前年同期を下回った。
今回の結果を踏まえ三菱では、平成24年度通期業績見通しのうち、売上高を本年7月31日公表の3兆7,400億円から、1,000億円減の3兆6,400億円に下方修正した。なお、営業利益、当期純利益は前回予想を据え置き、経営改善諸施策の更なる強化に努めるとしている。