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公開日 2013/12/21 17:16
<ポタフェス>オーディオテクニカ“Wシリーズ”ヘッドホン歴代機比較試聴/JVCのハイレゾ対応ポタアンに注目
パイオニアは主力製品を多数紹介
「第4回ポータブルオーディオフェスティバル2013 in 秋葉原」が、本日12月20日と21日に東京のベルサール秋葉原にて開催されている。
本項では出展メーカーのなかから、オーディオテクニカなどピックアップしたヘッドホンメーカーのブースレポートをお伝えしよう。
■オーディオテクニカ
オーディオテクニカは、2階の会場入口のすぐ脇にブースを構えている。注目なのは、同社の木を使ったヘッドホン“Wシリーズ”の歴代モデルを一堂に集めて展示・試聴デモを行っている点だ。時代を追って各モデルを聞き比べることで、音の変遷や装着感の違いなどを体験することができる。
オーディオテクニカにとってハウジングに木を使ったモデルは、同社の技術とこだわりを投入した特別な製品。今回登場したなかで最も古いモデルは1999年発売の「ATH-W100」。ハウジングにはアサダ桜を採用。ボイスコイルには8NのOFCを使っている。
2002年に発売された「ATH-W1000」は、2009年に「ATH-W1000X」としてリニューアル。ブースではどちらの音も聴いて楽しむことができる。
そのほか、創立40周年記念限定モデル「ATH-W2002」や50周年記念限定モデル「ATH-W3000ANV」といったモデルも登場している。
いずれも既に店頭で気軽に聴けなくなっているモデルばかりなので、こういった機会はとても貴重。ぜひこの機会を逃さず試しに行ってみて欲しい。
■パイオニア
パイオニアは、同社主力モデルをズラリとラインナップ。低域再生能力とファッション性を高めたヘッドホン/イヤホン“BASS HEAD”シリーズ「SE-MJ751」は、ハウジング部のジョグダイヤルで低音を調整できる、新開発の「BASS LEVEL CONTROL」を搭載しているのが特徴。人気が高いモデルだという。
■ファイナルオーディオデザイン
ファイナルオーディオデザインは、発売されたばかりの同社初ヘッドホン「PANDORA HOPE VI」を筆頭に、同社製品をズラリと用意している。
「PANDORA HOPE VI」は、新開発の50mmダイナミック型ドライバーと自社開発のバランスドアーマチュア・ドライバーを搭載したハイブリッド型モデル。全世界同時発売で、ロシア/フランス/イギリス/ドイツなどからも注文が多いという。初回ロットは注文多数のため、特に日本向けの出荷が滞っているとのこと。
なお、来年の春頃に「PANDORA HOPE VI」の上位モデルと下位モデルも登場する予定とのことだ。詳報を楽しみに待ちたい。
■JVC
JVCブースで注目を集めていたのは、参考出展されていたハイレゾ対応ヘッドホンアンプのモックアップ。先日の同社発表会でもモックが披露されていた(関連ニュース)。音を聴くことはできず、価格や発売日、仕様についても全くの未定。「来年のどこかで発売できれば」(同社説明員)とのことだった。
そのほか、天然木無垢材削り出しハウジングを採用した「HP-DX1000」(2005年発売)や、「ライブビートシステム」を採用した「HA-SZ2000」「HA-SZ1000」(関連ニュース)、「HA-FXZ200」「HA-FXZ100」(関連ニュース)、ハウジングに木を使ったFXシリーズ(関連ニュース)なども展示していた。
■フルテック
フルテックブースでは、ADLブランド初のイヤホン「EH008」(想定売価2万円前後)などが披露されていた。「EH008」は当初「早ければ年内発売」とされていたが、発売が2月頃まで延びそうとのことだ。
「EH008」は8mmと5.8mmのデュアルダイナミックドライバーを装備したモデル。インナーハウジング素材にはドライバーの制振のため、特殊なABS樹脂を採用。アウターハウジングはADLが得意としているリアルカーボンファイバー素材を使った。また耳にしっかりと固定させるためのストッパーが筐体外部に設けられていることも特徴で、素材にはエラストマーを採用している。
■オンキヨー
オンキヨーは、12月中旬に発売となったばかりの「ES-CTI300」「IE-CTI300」(関連ニュース)を中心に展示していた。
「ES-CTI300」「IE-CTI300」は、ヘッドホン「ES-HF300」とイヤホン「IE-HF300」をベースに、iPhone対応3ボタンマイクを装備させたモデル。iOS機器でDSD再生/DoP伝送も可能にするアプリ「HF Player」を使った試聴デモを行っていた。
本項では出展メーカーのなかから、オーディオテクニカなどピックアップしたヘッドホンメーカーのブースレポートをお伝えしよう。
■オーディオテクニカ
オーディオテクニカは、2階の会場入口のすぐ脇にブースを構えている。注目なのは、同社の木を使ったヘッドホン“Wシリーズ”の歴代モデルを一堂に集めて展示・試聴デモを行っている点だ。時代を追って各モデルを聞き比べることで、音の変遷や装着感の違いなどを体験することができる。
オーディオテクニカにとってハウジングに木を使ったモデルは、同社の技術とこだわりを投入した特別な製品。今回登場したなかで最も古いモデルは1999年発売の「ATH-W100」。ハウジングにはアサダ桜を採用。ボイスコイルには8NのOFCを使っている。
2002年に発売された「ATH-W1000」は、2009年に「ATH-W1000X」としてリニューアル。ブースではどちらの音も聴いて楽しむことができる。
そのほか、創立40周年記念限定モデル「ATH-W2002」や50周年記念限定モデル「ATH-W3000ANV」といったモデルも登場している。
いずれも既に店頭で気軽に聴けなくなっているモデルばかりなので、こういった機会はとても貴重。ぜひこの機会を逃さず試しに行ってみて欲しい。
■パイオニア
パイオニアは、同社主力モデルをズラリとラインナップ。低域再生能力とファッション性を高めたヘッドホン/イヤホン“BASS HEAD”シリーズ「SE-MJ751」は、ハウジング部のジョグダイヤルで低音を調整できる、新開発の「BASS LEVEL CONTROL」を搭載しているのが特徴。人気が高いモデルだという。
■ファイナルオーディオデザイン
ファイナルオーディオデザインは、発売されたばかりの同社初ヘッドホン「PANDORA HOPE VI」を筆頭に、同社製品をズラリと用意している。
「PANDORA HOPE VI」は、新開発の50mmダイナミック型ドライバーと自社開発のバランスドアーマチュア・ドライバーを搭載したハイブリッド型モデル。全世界同時発売で、ロシア/フランス/イギリス/ドイツなどからも注文が多いという。初回ロットは注文多数のため、特に日本向けの出荷が滞っているとのこと。
なお、来年の春頃に「PANDORA HOPE VI」の上位モデルと下位モデルも登場する予定とのことだ。詳報を楽しみに待ちたい。
■JVC
JVCブースで注目を集めていたのは、参考出展されていたハイレゾ対応ヘッドホンアンプのモックアップ。先日の同社発表会でもモックが披露されていた(関連ニュース)。音を聴くことはできず、価格や発売日、仕様についても全くの未定。「来年のどこかで発売できれば」(同社説明員)とのことだった。
そのほか、天然木無垢材削り出しハウジングを採用した「HP-DX1000」(2005年発売)や、「ライブビートシステム」を採用した「HA-SZ2000」「HA-SZ1000」(関連ニュース)、「HA-FXZ200」「HA-FXZ100」(関連ニュース)、ハウジングに木を使ったFXシリーズ(関連ニュース)なども展示していた。
■フルテック
フルテックブースでは、ADLブランド初のイヤホン「EH008」(想定売価2万円前後)などが披露されていた。「EH008」は当初「早ければ年内発売」とされていたが、発売が2月頃まで延びそうとのことだ。
「EH008」は8mmと5.8mmのデュアルダイナミックドライバーを装備したモデル。インナーハウジング素材にはドライバーの制振のため、特殊なABS樹脂を採用。アウターハウジングはADLが得意としているリアルカーボンファイバー素材を使った。また耳にしっかりと固定させるためのストッパーが筐体外部に設けられていることも特徴で、素材にはエラストマーを採用している。
■オンキヨー
オンキヨーは、12月中旬に発売となったばかりの「ES-CTI300」「IE-CTI300」(関連ニュース)を中心に展示していた。
「ES-CTI300」「IE-CTI300」は、ヘッドホン「ES-HF300」とイヤホン「IE-HF300」をベースに、iPhone対応3ボタンマイクを装備させたモデル。iOS機器でDSD再生/DoP伝送も可能にするアプリ「HF Player」を使った試聴デモを行っていた。