• ブランド
    特設サイト
公開日 2014/05/11 09:00

【ヘッドホン祭】TDK LoR、Kleer通信モデルなど新ワイヤレスヘッドホン参考出展

クリプシュや音茶楽からも新製品続々
ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
フジヤエービック主催「春のヘッドフォン祭 2014」が東京・中野サンプラザで開催されている。本記事では、イメーション(TDK Life on Record)、クリプシュ/フロンティアファクトリー、音茶楽の出展内容をレポートする。

■イメーション(TDK Life on Record)

イメーションは、TDK Life on Recordブランドから、7~8月の発売を予定しているBluetoothヘッドホン「WR780」と、Kleer技術採用ヘッドホン「TH-WR800」のデモ機を参考出展している。

WR780

TH-WR800(デモ機のため、外装は最終仕様ではない)

いずれも内部のダイナミックドライバーの口径は40mmだが、同一ドライバーを搭載するわけではないという。これは、各モデルに最適なドライバーを選択することで、異なるワイヤレス通信技術を搭載する2機種の音質を同社のリファレンスとなる傾向に近づけるため。同じ狙いにより、イヤーパッドの形状も2機種で異なっている。

WR780のイヤーパッド

TH-WR800のイヤーパッド

Bluetooth採用モデルのWR780は、Bluetooth 2.1規格に準拠。再生周波数特製は20Hz~20kHzで、音圧感度は90dB±3dB/mW、入力インピーダンスは32Ω。バッテリーはUSB充電に対応する。価格は1万円前後を予定。

非圧縮音源の伝送に対応するKleer技術採用のTH-WR800の仕様は、再生周波数特製は20Hz~20kHzで、音圧感度は103dB±5dB/mW、入力インピーダンスは28Ω。電源は単四乾電池×4本。価格は16,000円前後を予定している。

TH-WR800の外装はこのようなカラーになる予定

Kleer通信用アダプターが付属する

また、同社ブース内では、先月発売したばかりの新イヤホン“CLEF-X”「TH-XEC300(関連ニュース)」など現行製品の試聴も行っている。


■クリプシュ/フロンティアファクトリー

フロンティアファクトリーは、昨日発表されたばかりである米Klipsch(クリプシュ)の新イヤホン「Reference R6」と、同製品にApple製品対応スリーボタンリモコン付きマイクを追加した「Reference R6i」を早速公開している(関連ニュース)。

Reference R6/R6i

ブース内にはReferenceシリーズ現行モデルがずらり

本機の設計は、同社のスピーカー上位モデル「Reference」シリーズの音響エンジニアリングチームと工業デザイナーが担当した。筐体の素材にはアルミニウムとエラストマーを採用しており、軽量さと耐久性の両立を図っている。内部にはダイナミックなディテールを持ち、広い周波数特性をカバーするという6.5mm径のデュアルマグネット・ムービングコイルドライバーを搭載する。

発売は5月23日を予定。価格はともにオープンだが、「Reference R6」は8,400円前後、「Reference R6i」は9,400円前後での実売が予想される。

ブース内にはヘッドホン製品も用意している


■音茶楽

音茶楽のブースでは、同社の音響技術とTTR社の設計製造技術を融合させた新イヤホンブランド「茶楽音人(Surround)」と従来の「音茶楽」の2ブランドを同時にフィーチャーした展示を行っている。

「音茶楽」と「茶楽音人」を同時にフィーチャー

茶楽音人(Surround)からは、第一弾モデル「Donguri-楽(関連ニュース)」の実機を公開している。φ10mmのダイナミック型ドライバーを搭載し、アコースティック・ターボ回路を内蔵する点が特徴のモデルだ。直販サイト価格は14,000円(税抜)。

Donguri-楽。アコースティック・ターボ回路が見えるデザイン

音茶楽ブランドからは、ユーザー自身の外耳道の長さに合わせて2タイプを用意したカナル型イヤホン「Flat4-玄弐型(KURO Type II)」「Flat4-緋弐型(AKA Type II)」(関連ニュース)を出展している。位相補正チューブの制振塗装としてより制振効果が高いという“弐型塗装”を施しており、制振に関する特許技術「ツイン・イコライズド・エレメント方式」で用いる「位相補正チューブ」の長さが異なる2モデルをラインナップする。直販サイト価格は45,360円(税込)。

Flat4-玄弐型。「位相補正チューブ」の長さが異なる2モデルをラインナップする

位相チューブの模型。なお、同社が行った調査によると外耳道の長い人の方が多いという

いずれも6月上旬の発売を予定しているモデルだが、本イベントでは数量限定で先行販売している。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 Shokz、ビジネス向け骨伝導ヘッドセット「OpenComm2 2025 Upgrade」。専用ワイヤレスアダプタ同梱モデルも
2 Sonos、サウンドバーからヘッドホンまで最大50%オフの「春の新生活キャンペーン」。3/24から
3 「まるで映画館」な"画音一体”体験!スピーカー内蔵スクリーン Bloomsbury.lab「Liberty Wide」レビュー
4 スピーカーケーブルの初アップグレードにも最適!AudioQuest「Rocketシリーズ」徹底比較レビュー
5 栃木県初出店の「Anker Store Outlet 佐野」が3/21オープン。人気製品を400モデル以上展開
6 AVIOT、VTuberグループ『あおぎり高校』コラボTWS。計270種類以上のオリジナルボイス搭載
7 ゼンハイザー新ヘッドホン「HD 505」「HD 550」速攻レビュー! どこが違う? 音質傾向は?
8 インテリアコーディネーターが教える!超大画面・4K Mini LED液晶レグザの“オシャレな置き方”を大公開
9 “1dB”の壁を超えろ!特性と音質向上に賭ける旭化成の最新DACソリューション、新旧徹底比較!
10 「テレビ接続もできる!」マランツの”ミドルクラス” ネットワーク対応プリメインアンプ「MODEL 60n」レビュー
3/21 10:44 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー196号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.196
オーディオアクセサリー大全2025~2026
特別増刊
オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX