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公開日 2014/06/13 10:00
デノン、4K/60pやDSDネットワーク再生対応のAVアンプ「AVR-X2100W」「AVR-X1100W」
Wi-Fi/Bluetoothにも対応
デノンは、Wi-FiやBluetoothを内蔵した同社AVアンプのスタンダードモデル「AVR-X2100W」およびエントリーモデル「AVR-X1100W」を7月中旬より発売する。
・「AVR-X2100W」(7.2ch対応AVアンプ) ¥81,000(税抜)
・「AVR-X1100W」(7.2ch対応AVアンプ) ¥57,500(税抜)
AVR-X2100W、AVR-X1100Wの2モデルともに、7chパワーアンプを搭載した7.2ch対応AVアンプ。搭載された機能はほぼ共通で、新たにWi-FiとBluetoothに対応した。さらにHDMI2.0による4K/60p(4:4:4)入出力や、ネットワーク経由での2.8MHz DSDやAIFF/ALAC再生に対応したことも特徴だ。
両モデルの仕様面の差については、AVR-X2100WのHDMIが8入力/2出力であるのに対し、AVR-X1100WはHDMIを6入力/1出力装備。ともにに7chディスクリートアンプを搭載するが、実用最大出量はAVR-X2100Wが185W、AVR-X1100Wが175Wとなる。また、GUIのフォントやグラフィックが異なっている。
以下に両モデルの詳細を紹介する。
デノンのHi-Fi思想を継承したスタンダード機
Bluetooth&Wi-Fiを内蔵した「AVR-X2100W」
■デュアルトランジスター搭載や瞬時電流供給能力の強化でアンプ能力を高めた
AVR-X2100Wは7chのディスクリート・パワーアンプを搭載。定格出力が95W/ch(8Ω、20Hz-20kHz、THD 0.08%)、実用最大出力が185W(JEITA:1チャンネル駆動、6Ω、1kHz THD 10%)となる。これまでのデノンのAVアンプと同様、同社のHi-Fiオーディオ・アンプの設計思想を継承し、コンテンツの意図に忠実な再現を目指した。
より正確な音の再現を狙い、パワーアンプ初段の差動増幅段に、特性のそろった2個のトランジスターを内包した高性能“デュアルトランジスター”を採用。微小信号の表現力を高め、低域の安定感を向上させたという。
さらにパワーアンプ出力段の回路保護構成を見直し、パワートランジスターの温度変化をリアルタイムにモニターする回路を追加。これにより電流リミッター回路を排除し、ピーク電流が大幅に強化。アンプの瞬時電流供給能力を飛躍的に向上させたことで、微小信号から大きな信号まで余裕のある再生を可能にした。4Ωのスピーカーの駆動にも対応している。
なおアンプの設計思想として、同社が長年培ってきた“ミニマムシグナルパス&ダイレクト・メカニカル・コンストラクション”を従来機に引き続き採用。信号経路を極力短くするレイアウト設計により音質劣化を抑え、ヒートシンクをフットの直近に配して高剛性シャーシにしっかりと固定することなどにより、内部・外部の不要振動を排除。音質の向上を図っている。
音質パーツも厳選。電源部のブロックコンデンサーには、容量10,000uFのカスタム品コンデンサーを採用。高出力時も安定した動作を実現し、より重心が低く、力強いサウンドを狙った。オペアンプも見直しを図り、チップ内部の構成や配線の改良を実施した。結果、高品質なシリコンウェハーの採用によって音質対策が図られ、オーディオ専用オペアンプが新たに搭載された。
DACチップについては、試聴テストを繰り返すことで厳選した192kHz/24bit対応DACを採用。周辺回路とのマッチングも見直された。また、本機は可聴帯域より低い低音域からの再生が可能な周波数特性を実現したという。
・「AVR-X2100W」(7.2ch対応AVアンプ) ¥81,000(税抜)
・「AVR-X1100W」(7.2ch対応AVアンプ) ¥57,500(税抜)
AVR-X2100W、AVR-X1100Wの2モデルともに、7chパワーアンプを搭載した7.2ch対応AVアンプ。搭載された機能はほぼ共通で、新たにWi-FiとBluetoothに対応した。さらにHDMI2.0による4K/60p(4:4:4)入出力や、ネットワーク経由での2.8MHz DSDやAIFF/ALAC再生に対応したことも特徴だ。
両モデルの仕様面の差については、AVR-X2100WのHDMIが8入力/2出力であるのに対し、AVR-X1100WはHDMIを6入力/1出力装備。ともにに7chディスクリートアンプを搭載するが、実用最大出量はAVR-X2100Wが185W、AVR-X1100Wが175Wとなる。また、GUIのフォントやグラフィックが異なっている。
以下に両モデルの詳細を紹介する。
デノンのHi-Fi思想を継承したスタンダード機
Bluetooth&Wi-Fiを内蔵した「AVR-X2100W」
■デュアルトランジスター搭載や瞬時電流供給能力の強化でアンプ能力を高めた
AVR-X2100Wは7chのディスクリート・パワーアンプを搭載。定格出力が95W/ch(8Ω、20Hz-20kHz、THD 0.08%)、実用最大出力が185W(JEITA:1チャンネル駆動、6Ω、1kHz THD 10%)となる。これまでのデノンのAVアンプと同様、同社のHi-Fiオーディオ・アンプの設計思想を継承し、コンテンツの意図に忠実な再現を目指した。
より正確な音の再現を狙い、パワーアンプ初段の差動増幅段に、特性のそろった2個のトランジスターを内包した高性能“デュアルトランジスター”を採用。微小信号の表現力を高め、低域の安定感を向上させたという。
さらにパワーアンプ出力段の回路保護構成を見直し、パワートランジスターの温度変化をリアルタイムにモニターする回路を追加。これにより電流リミッター回路を排除し、ピーク電流が大幅に強化。アンプの瞬時電流供給能力を飛躍的に向上させたことで、微小信号から大きな信号まで余裕のある再生を可能にした。4Ωのスピーカーの駆動にも対応している。
なおアンプの設計思想として、同社が長年培ってきた“ミニマムシグナルパス&ダイレクト・メカニカル・コンストラクション”を従来機に引き続き採用。信号経路を極力短くするレイアウト設計により音質劣化を抑え、ヒートシンクをフットの直近に配して高剛性シャーシにしっかりと固定することなどにより、内部・外部の不要振動を排除。音質の向上を図っている。
音質パーツも厳選。電源部のブロックコンデンサーには、容量10,000uFのカスタム品コンデンサーを採用。高出力時も安定した動作を実現し、より重心が低く、力強いサウンドを狙った。オペアンプも見直しを図り、チップ内部の構成や配線の改良を実施した。結果、高品質なシリコンウェハーの採用によって音質対策が図られ、オーディオ専用オペアンプが新たに搭載された。
DACチップについては、試聴テストを繰り返すことで厳選した192kHz/24bit対応DACを採用。周辺回路とのマッチングも見直された。また、本機は可聴帯域より低い低音域からの再生が可能な周波数特性を実現したという。
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関連リンク
- ジャンルAVアンプ
- ブランドDENON
- 型番AVR-X2100W
- 発売日2014年7月中旬
- 価格¥81,000
【SPEC】●定格出力:フロント/サラウンド/サラウンドバック…95W+95W、センター…95W(8Ω、20Hz〜20kHz、THD 0.08%) ●実用最大出力:185W(1ch駆動時、6Ω、1kHz、THD 10%) ●周波数特性:10Hz〜100kHz(+1,-3dB ダイレクトモード時) ●Bluetoothバージョン:ver.2.1+EDR ●対応プロファイル:A2DP 1.2/AVRCP 1.4 ●対応コーデック:SBC,AAC ●接続端子:HDMI入力×8/出力2、アナログ映像入力…ビデオ×2/コンポーネント×1、アナログ音声入力×4、光デジタル音声入力×2、SWプリアウト×2、ヘッドホン出力×1、USB×1 他 ●消費電力:500W(待機時 通常スタンバイ…0.1W、CECスタンバイ…0.5W) ●外形寸法:434W×167H×339Dmm(突起部含む) ●質量:9.7kg
- ジャンルAVアンプ
- ブランドDENON
- 型番AVR-X1100W
- 発売日2014年7月中旬
- 価格¥57,500
【SPEC】●定格出力:フロント/サラウンド/サラウンドバック…80W+80W、センター…80W(8Ω、20Hz〜20kHz、THD 0.08%) ●実用最大出力:175W(1ch駆動時、6Ω、1kHz、THD 10%) ●周波数特性:10Hz〜100kHz(+1,-3dB ダイレクトモード時) ●Bluetoothバージョン:ver.2.1+EDR ●対応プロファイル:A2DP 1.2/AVRCP 1.4 ●対応コーデック:SBC/AAC ●接続端子:HDMI入力×6/出力1、映像入力…ビデオ×2/ビデオモニター出力×1、アナログ音声入力×2、光デジタル音声入力×2、SWプリアウト×2、ヘッドホン出力×1、USB×1 他 ●消費電力:430W(待機時 通常スタンバイ…0.1W、CECスタンバイ…0.5W) ●外形寸法:434W×151H×339Dmm(突起部含む) ●質量:8.6kg