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公開日 2015/05/16 20:03
【ヘッドホン祭】FOSTEX、今夏発売の新ヘッドホン「T50RPmk3n」公開/AudioQuest「NightHawk」は発売直前
Umbrella Companyのフォノイコ試作機も
フジヤエービック主催のヘッドホン/イヤホン関連イベント「春のヘッドフォン祭 2015」が東京・中野サンプラザにて開催されている。本記事では、FOSTEX、AudioQuest、Umbrella Company/GRACE designの出展内容をレポートする。
■FOSTEX
フォステクスは、同社の“RP”ヘッドホン「T50RP」をブラッシュアップした最新モデル「T50RPmk3n」を公開し、試聴デモを実施している。今夏発売を予定しており、価格は2万円(税抜)。
型式は従来モデルと同じくセミオープン。従来モデルと比較し、ダンパーの設計をブラッシュアップするなどアコースティックな部分を変更してチューニングを変えている。また、本体の側圧も最適になるよう調整しているという。
再生周波数帯域は15Hz〜35kHz。インピーダンスは50Ωで、感度は92dB、最大入力は3,000mWとなる。ケーブルは、3mの6.3mm標準プラグコードと、1.2mの3.5mmステレオミニプラグコードの2種類を付属している。本体質量は315g。
■AudioQuest
AudioQuest製品を取り扱うD&Mホールディングスのブースが6階に出展しているが、AudioQuestのみブランド単独で15階にもブースを設けている。このブランド単独ブースでは、ヘッドホン「NightHawk」の試聴デモを実施している。
NightHawkは、セミオープン方式のオーバーヘッド型ヘッドホン。1.2テスラのスリット・ギャップ磁気回路を用いた50mmドライバーを搭載する。
昨年12月にグローバルで発売がアナウンスされ、今年1月に開催されたCESにて発表および実機が公開。国内では、2月開催の「ポタ研」で正式にリリースされた。なお元々は3月下旬だった発売日が5月下旬へ延期されたため、国内では現在もまだ発売前とあって、今回のイベントでも同社ブースには本機を試聴を希望する来場者の姿が見られた。
■Umbrella Company/GRACE design
Umbrella Company/GRACE designのブースでは、Umbrella Companyブランドから、MM/MC対応のフォノイコライザー試作機「VINYL-103」を参考出展している。発売時期や価格等は未定。
「トータル20万円程度に収まる範囲でアナログ再生を楽しむ」というテーマで2年前より自社開発をスタートしたというフォノイコ。リファレンスのプレーヤーにTechnics「SL-1200(mk3/mk5)」、カートリッジにDENON「DL-103R」を用意し、同社がプロオーディオで培った回路設計のノウハウに新しい発想の技術を取り入れながら開発を進めていったという。今回のイベントに出展されているのは、試作機ながらほぼ最終段階まで仕上がったものとのことだ。
RIAAイコライザーは2段に分けたセパレート式で、特性を切り分けた設計・調整が可能となり、シンプルな特性のフィルターの組み合わせとして使用できる。さらに1台1台トリミングを行うことによりRIAA偏差±0.1dBという高精度を実現するという。
なお、本機はMCモードではLow/Hi/Variableの入力インピーダンスの切替スイッチを搭載し、Variableポジションでは入力インピーダンスを10Ω〜200Ωの範囲で可変できることが大きな特長。使用するカートリッジにあわせた調整が可能で、プレーヤー周りの環境などの影響で変化する音色の補正も行える。
開発に使用したTechnics SL-1200とDENON DL-103Rの組み合わせに最適なポジションも用意しており、この組み合わせでアナログ再生を楽しみたい方におすすめだという。本イベントのブースでも、この組み合わせによる試聴デモを実施している。
さらに、新しい発想のサブソニックスイッチを搭載していることもポイントで、レコードに刻まれた低域の音楽情報はそのままに、低周波ノイズだけを低減できるという。
■FOSTEX
フォステクスは、同社の“RP”ヘッドホン「T50RP」をブラッシュアップした最新モデル「T50RPmk3n」を公開し、試聴デモを実施している。今夏発売を予定しており、価格は2万円(税抜)。
型式は従来モデルと同じくセミオープン。従来モデルと比較し、ダンパーの設計をブラッシュアップするなどアコースティックな部分を変更してチューニングを変えている。また、本体の側圧も最適になるよう調整しているという。
再生周波数帯域は15Hz〜35kHz。インピーダンスは50Ωで、感度は92dB、最大入力は3,000mWとなる。ケーブルは、3mの6.3mm標準プラグコードと、1.2mの3.5mmステレオミニプラグコードの2種類を付属している。本体質量は315g。
■AudioQuest
AudioQuest製品を取り扱うD&Mホールディングスのブースが6階に出展しているが、AudioQuestのみブランド単独で15階にもブースを設けている。このブランド単独ブースでは、ヘッドホン「NightHawk」の試聴デモを実施している。
NightHawkは、セミオープン方式のオーバーヘッド型ヘッドホン。1.2テスラのスリット・ギャップ磁気回路を用いた50mmドライバーを搭載する。
昨年12月にグローバルで発売がアナウンスされ、今年1月に開催されたCESにて発表および実機が公開。国内では、2月開催の「ポタ研」で正式にリリースされた。なお元々は3月下旬だった発売日が5月下旬へ延期されたため、国内では現在もまだ発売前とあって、今回のイベントでも同社ブースには本機を試聴を希望する来場者の姿が見られた。
■Umbrella Company/GRACE design
Umbrella Company/GRACE designのブースでは、Umbrella Companyブランドから、MM/MC対応のフォノイコライザー試作機「VINYL-103」を参考出展している。発売時期や価格等は未定。
「トータル20万円程度に収まる範囲でアナログ再生を楽しむ」というテーマで2年前より自社開発をスタートしたというフォノイコ。リファレンスのプレーヤーにTechnics「SL-1200(mk3/mk5)」、カートリッジにDENON「DL-103R」を用意し、同社がプロオーディオで培った回路設計のノウハウに新しい発想の技術を取り入れながら開発を進めていったという。今回のイベントに出展されているのは、試作機ながらほぼ最終段階まで仕上がったものとのことだ。
RIAAイコライザーは2段に分けたセパレート式で、特性を切り分けた設計・調整が可能となり、シンプルな特性のフィルターの組み合わせとして使用できる。さらに1台1台トリミングを行うことによりRIAA偏差±0.1dBという高精度を実現するという。
なお、本機はMCモードではLow/Hi/Variableの入力インピーダンスの切替スイッチを搭載し、Variableポジションでは入力インピーダンスを10Ω〜200Ωの範囲で可変できることが大きな特長。使用するカートリッジにあわせた調整が可能で、プレーヤー周りの環境などの影響で変化する音色の補正も行える。
開発に使用したTechnics SL-1200とDENON DL-103Rの組み合わせに最適なポジションも用意しており、この組み合わせでアナログ再生を楽しみたい方におすすめだという。本イベントのブースでも、この組み合わせによる試聴デモを実施している。
さらに、新しい発想のサブソニックスイッチを搭載していることもポイントで、レコードに刻まれた低域の音楽情報はそのままに、低周波ノイズだけを低減できるという。