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公開日 2016/04/30 08:30
<ヘッドホン祭>Acoustic ResearchのハイレゾDAP入門機「AR-M20」披露/Blueのアンプ内蔵ヘッドホン
独自開発BAの新ブランドEARNiNEも
フジヤエービック主催のヘッドホン/イヤホン関連イベント「春のヘッドフォン祭 2016」が東京・中野サンプラザにて開催されている。本記事では、フロンティアファクトリー、ビーアイ・フォース、TSST、RE・LEAFの出展内容をレポートする。
■フロンティアファクトリー
フロンティアファクトリーは、6月17日の発売を予定しているAcoustic Researchのハイレゾプレーヤー入門機「AR-M20(関連ニュース)」を発売に先駆けて公開している。
「AR-M2」からアナログポテンションメーターによるボリューム調整機能などを省略することで低価格化を図ったエントリーモデル。実売想定価格は74,000円前後。ファイル形式はFLAC、ALAC、DSD64(2.8MHz)/DSD128(5.6MHz)、WAV、DXD、APE、AIFF、MP3、AACに対応する。なお384kHzは192kHz、352.8KHzは176.4kHzへダウンコンバート再生、DSDはPCM変換再生される。
■TSST イヤホン/バランスド・アーマチュア
今回が本イベント初出展となるTSSTは、もともと東芝とサムスンによる合弁会社。これまではPCなどに内蔵される光学ドライブの開発を主に行ってきたが、このたび自社でバランスド・アーマチュアドライバーを開発し、イヤホン事業に参入することがわかった。
ブランド名は“EARNiNE(イヤーナイン)”。第一弾製品として、「EN2」「EN1」の2機種をラインナップする。
上位モデルのEN2は、2基のBAユニットを搭載する2ウェイ構成のモデル。再生周波数帯域は20Hz〜20kHzで、感度は106dB、インピーダンスは18Ωとなる。筐体には、ヘアライン加工を施したメタルハウジングを採用している。付属ケーブルは長さ1.2mのツイストケーブルで、プラグ形状は金メッキ製のL型3.5mmステレオミニプラグの3極タイプ。タッチノイズ対策も施している。なお、リケーブルにも対応する。
下位モデルのEN1は、BAユニットを1基搭載するモデル。再生周波数帯域は20Hz〜20kHzで、感度は104dB、インピーダンスは38Ωとなる。筐体は樹脂製。付属ケーブルは長さ1.2mのツイストケーブルで、プラグ形状は金メッキ製のL型3.5mmステレオミニプラグの4極タイプ。本機は、リケーブルには非対応。
価格は未定とのことだが、2機種とも6月末〜7月末頃の発売を予定している。また、同社では今後、開発したBAドライバーの供給事業も行っていくとのことだ。
■ビーアイ・フォース
ビーアイ・フォースは、同社が取り扱う“Blue”ブランドの半密閉型ヘッドホン「Mo-Fi」「LOLA」を参考出展している。
上位機種のMo-Fiは、内部にヘッドホンアンプを搭載するアクティブタイプのヘッドホン。ヘッドホンアンプ機能のON/OFFを、本体に装備するスイッチで切り替えることが可能で、OFFにすれば通常のパッシブタイプのヘッドホンとして使用できる。内部には50mm口径のファイバー強化ダイナミックドライバーを搭載。インピーダンスは42Ωで、周波数特性は15Hz〜20kHz。バッテリー寿命は12時間で、バッテリーが切れた場合はパッシブモードで動作する。また、本体を頭から外すとそれを内蔵するセンサーが感知して、自動で電源をOFFにする機能も搭載している。
下位機種のLOLAは、通常のパッシブタイプのヘッドホン。上述のMo-Fiと同じ50mm口径のファイバー強化ダイナミックドライバーを搭載する。インピーダンスは42Ωで、周波数特性は15Hz〜20kHz。
いずれも、エンクロージャーを半密閉型としたチューン度ダンピング構造を採用。ヘッドバンドには、頭の形に柔軟に対応する調整可能なテンションとサスペンションを備え、これにより装着性を高めている。
2機種とも5月に発売を予定しているとのことで、価格はMo-Fiが4万円程度で、LOLAが3万円程度を想定。
■RE・LEAF
RE・LEAFは、DSDに対応する据置き型のUSB-DAC搭載ヘッドホンアンプ「E1」の試聴デモを実施。会場内には、E1/iPad/ヘッドホンを一緒に収納できる新開発の木製スタンド「EiT-1」も用意し、強力にアピールしている。
EiT-1は、リクライニングチェアの隣やベッドサイドなどに設置して、室内の音楽を操作できるコントロールセンターとして開発したというスタンド。表面にiPadとアンプの収納スペースを有し、裏面にヘッドホンスタンドを備えている。通常暮らしている室内空間に溶け込むインテリア家具としてデザインされたとのことで、本体には高品位なメープル材を使用し、国内の家具職人によるハンドメイドで仕上げられている。販売価格は38万円(税抜)。
■フロンティアファクトリー
フロンティアファクトリーは、6月17日の発売を予定しているAcoustic Researchのハイレゾプレーヤー入門機「AR-M20(関連ニュース)」を発売に先駆けて公開している。
「AR-M2」からアナログポテンションメーターによるボリューム調整機能などを省略することで低価格化を図ったエントリーモデル。実売想定価格は74,000円前後。ファイル形式はFLAC、ALAC、DSD64(2.8MHz)/DSD128(5.6MHz)、WAV、DXD、APE、AIFF、MP3、AACに対応する。なお384kHzは192kHz、352.8KHzは176.4kHzへダウンコンバート再生、DSDはPCM変換再生される。
■TSST イヤホン/バランスド・アーマチュア
今回が本イベント初出展となるTSSTは、もともと東芝とサムスンによる合弁会社。これまではPCなどに内蔵される光学ドライブの開発を主に行ってきたが、このたび自社でバランスド・アーマチュアドライバーを開発し、イヤホン事業に参入することがわかった。
ブランド名は“EARNiNE(イヤーナイン)”。第一弾製品として、「EN2」「EN1」の2機種をラインナップする。
上位モデルのEN2は、2基のBAユニットを搭載する2ウェイ構成のモデル。再生周波数帯域は20Hz〜20kHzで、感度は106dB、インピーダンスは18Ωとなる。筐体には、ヘアライン加工を施したメタルハウジングを採用している。付属ケーブルは長さ1.2mのツイストケーブルで、プラグ形状は金メッキ製のL型3.5mmステレオミニプラグの3極タイプ。タッチノイズ対策も施している。なお、リケーブルにも対応する。
下位モデルのEN1は、BAユニットを1基搭載するモデル。再生周波数帯域は20Hz〜20kHzで、感度は104dB、インピーダンスは38Ωとなる。筐体は樹脂製。付属ケーブルは長さ1.2mのツイストケーブルで、プラグ形状は金メッキ製のL型3.5mmステレオミニプラグの4極タイプ。本機は、リケーブルには非対応。
価格は未定とのことだが、2機種とも6月末〜7月末頃の発売を予定している。また、同社では今後、開発したBAドライバーの供給事業も行っていくとのことだ。
■ビーアイ・フォース
ビーアイ・フォースは、同社が取り扱う“Blue”ブランドの半密閉型ヘッドホン「Mo-Fi」「LOLA」を参考出展している。
上位機種のMo-Fiは、内部にヘッドホンアンプを搭載するアクティブタイプのヘッドホン。ヘッドホンアンプ機能のON/OFFを、本体に装備するスイッチで切り替えることが可能で、OFFにすれば通常のパッシブタイプのヘッドホンとして使用できる。内部には50mm口径のファイバー強化ダイナミックドライバーを搭載。インピーダンスは42Ωで、周波数特性は15Hz〜20kHz。バッテリー寿命は12時間で、バッテリーが切れた場合はパッシブモードで動作する。また、本体を頭から外すとそれを内蔵するセンサーが感知して、自動で電源をOFFにする機能も搭載している。
下位機種のLOLAは、通常のパッシブタイプのヘッドホン。上述のMo-Fiと同じ50mm口径のファイバー強化ダイナミックドライバーを搭載する。インピーダンスは42Ωで、周波数特性は15Hz〜20kHz。
いずれも、エンクロージャーを半密閉型としたチューン度ダンピング構造を採用。ヘッドバンドには、頭の形に柔軟に対応する調整可能なテンションとサスペンションを備え、これにより装着性を高めている。
2機種とも5月に発売を予定しているとのことで、価格はMo-Fiが4万円程度で、LOLAが3万円程度を想定。
■RE・LEAF
RE・LEAFは、DSDに対応する据置き型のUSB-DAC搭載ヘッドホンアンプ「E1」の試聴デモを実施。会場内には、E1/iPad/ヘッドホンを一緒に収納できる新開発の木製スタンド「EiT-1」も用意し、強力にアピールしている。
EiT-1は、リクライニングチェアの隣やベッドサイドなどに設置して、室内の音楽を操作できるコントロールセンターとして開発したというスタンド。表面にiPadとアンプの収納スペースを有し、裏面にヘッドホンスタンドを備えている。通常暮らしている室内空間に溶け込むインテリア家具としてデザインされたとのことで、本体には高品位なメープル材を使用し、国内の家具職人によるハンドメイドで仕上げられている。販売価格は38万円(税抜)。