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公開日 2020/12/10 13:04

Amazon「Fire TV Stick」の新UI、本日から提供開始。他のFire TVシリーズは2021年初旬から

Fire TV Cubeの強化も
編集部:平山洸太
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Amazonは、「Fire TV Stick」の新ユーザーインターフェース(UI)を本日12月10日より提供開始する。なお段階的にリリースされるため、ユーザーごとに利用できるタイミングが異なるという。

新しい「Fire TV Stick」

また、その他のFire TVシリーズについても、2021年初旬より順次展開を予定する。現行のFire TV Stick 4KやFire TV Cubeだけでなく、初代を含めた全モデルが対応する計画だという。

この新UIは、同社が9月に刷新すると発表していたもの。年内にリリースすると案内されていたが、これが開始された格好だ。

本日メディア向けに説明会が開催され、この新UIについて、新機能や特徴などの内容が明かされた。

新UIでは、「新しいコンテンツをもっと見つけやすく」「お気に入りのコンテンツやアプリにも素早くアクセス」「音声も使ったより統合されたユーザーエクスペリエンス」の3点を追求。これまでのホーム画面が一新され、より直感的にシンプルに使いやすく、ユーザーごとにカスタマイズした体験を実現したという。

ホーム画面では、これまで上部にあったメインメニューを中央に移動した。プロフィール選択/ホーム/探す/ライブ/アプリ/設定という項目を配置。メニューの上側には注目の映画やテレビ番組、下側はメインメニューの選択によって内容が変化するようになっている。

ホーム画面を刷新

なおホームに並ぶコンテンツはAmazon Prime Videoだけでなく、Netflix、hulu、Paravi、U-NEXT、バンダイチャンネルなど、対応しているものであれば横断して表示されるとのこと。デフォルトではAmazon Prime Videoのみだが、アプリをインストールすることでこれを増やすことが可能。優先するサービスも選べるという。

視聴したいコンテンツが決まっている場合は、「探す」を選択し、音声もしくはタイピングで検索。映画やTV番組といったカテゴリーをはじめ、アクション、サスペンス、アニメ、お笑いといった各種ジャンルの選択肢も用意されている。

「探す」ではコンテンツ名だけでなく、各種カテゴリーやジャンルを選ぶことも可能

ライブでは、その名の通りライブ配信を集約して表示する。番組表からはニュース、スポーツ、テレビ番組などのコンテンツを視聴できる。ABEMAやhuluといった対応サービスを横断して表示可能だ。

「ライブ」の項目を配置。その右には各種アプリのアイコンが並んでいる

ほか、ライブラリではウォッチリストや購入したもの、レンタルしたものにアクセス可能。またライブの右には各種アプリのアイコンが並んでおり、選択するだけで、アプリを立ち上げずにサービスのコンテンツをメニュー下部に表示できる。

新たにプロフィール機能も加わった。プロフィールは最大6つまで作成でき、パスワードも設定可能。ユーザーごとにダウンロードしたアプリや表示順、視聴履歴、ウォッチリストなどの設定を保存できる。

プロフィール機能に対応

加えてAlexaによる検索機能では、天気予報などの情報を画面下部に表示する「パーシャルスクリーン」に対応。コンテンツを邪魔せずに調べることが可能になった。なおこの機能は、Alexaやスマートホームなどに順次提供予定だという。

説明会では、Fire TVシリーズのAlexaに関する3つのアップデートも発表された。まず1つめは、Fire TVが「Alexa定型アクション」に対応することだ。

同機能では、ユーザーがフレーズとそれによるアクションを作成できる。これまでEchoなどでは利用できたが、新たにFire TVでも対応するかたちとなる。これにより、「アレクサ休憩するよ」と話しかけることで、コンテンツの一時停止&部屋のライト点灯といった動作にも対応する。

2つめは、Fire TV Cubeがビデオ通話に対応すること。サードパーティ製のウェブカメラと組み合わせることで、テレビの大画面を使って、画面つきスマートスピーカー「Echo Show シリーズ」などと連絡ができるようになる。

「Fire TV Cube」

そして最後に、Fire TV CubeがAlexaでのチャンネル変更に対応する。これまではテレビの電源と音量調整のみだった。今後は、テレビ局の切り替えや地上波/BS/CSといった放送波の切り替え、入力切替などが可能に。これはHDMIの機能ではなく、Fire TV Cubeに搭載されている赤外線(IR)を活用するとのことだ。

先述したように、新UIなどは順次各ユーザーに適用されていくとのこと。今後も継続してアップデートの予定があるとしているので、今後の展開も楽しみだ。

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