公開日 2015/10/21 19:36
ライカ、4K/30p撮影対応のフルサイズCMOS搭載ミラーレス「ライカ SL」
標準ズームレンズも同時発売
ライカカメラジャパン(株)は、4K/30p動画撮影に対応した2,400万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載するミラーレス一眼カメラ「ライカ SL(Typ 601)」を11月末に発売する。価格はボディのみで92万円前後を予定している。また専用の標準ズームレンズ「ライカ バリオ・エルマリート SL f2.8-4/24-90mm ASPH.」も同時発売となり、価格は62万円前後を予定している。
撮像素子に35mmフルサイズの2,400万画素CMOSセンサーを搭載。画像処理エンジンには「LEICA MAESTRO II(ライカ・マエストロ・ツー)」を搭載し、「さまざまな点においてプロフェッショナル仕様のデジタルカメラとしては現時点で最高のパフォーマンスを実現する」としている。
ボディは無垢のアルミニウムから削り出しており、内部を保護する性能を高めるとともに、軽量性にも配慮した。また、カメラ本体の操作系およびレンズにはシーリングが施されており、さらには撮像素子に付着したゴミやほこりを超音波で除去する機能を搭載するなど、過酷な撮影環境にも耐えられるよう配慮している。
背面に備える液晶モニターはタッチパネル式で、広視野角170°の2.95型。カバーガラスには、キズに強く光の反射を防止するコーティングを施した。
電子ビューファインダーには、専用に独自に開発された「EyeRes ファインダー」を搭載する。画面サイズは0.66型、総ドット数は440万ドットで、アイセンサーを内蔵。処理性能が極めて高く、表示タイムラグはほとんど気にならないほどに短縮された高性能ファインダーだとしている。
レンズマウントはライカLで、専用レンズとして同時発売の大口径標準ズームレンズのほか、望遠側の焦点距離をカバーする大口径ズームレンズ「ライカ アポ・バリ オ・エルマリート SL f2.8-4/90-280mm」、50mmレンズ「ライカ ズミルックス SL f1.4/50mm ASPH.」も順次発売予定。今後さらにラインナップを拡充予定だという。
また専用レンズのほかにも、これまでに製造されたライカ製レンズのほぼすべてが使用できるという互換性を達成した。ライカTレンズはそのまま使用できるほか、ライカS、ライカM、ライカRのレンズも専用マウントアダプターを使って装着することが可能。
静止画の記録形式はJPEG、RAW(DNG)で、シャッタースピードは1/8,000秒〜30分(バルブ撮影)、ISO感度は最高50000まで設定できる。記録メディアはSDカードで、UHS-II対応とUHS-I対応のスロットを1基ずつ備える。なお、UHS-II対応のSDメモリーカードには、DNG形式とJPEG形式の2つの形式で同時に記録できる。
動画撮影については、高性能な撮像素子と画像処理エンジンの組み合わせにより、プロ水準の4K動画が撮影可能。また、24fpsのシネマ4K動画のほか、30fpsのUHD動画も撮影できるほか、フルHD動画では120fpsのフレームレートで撮影可能。動画の記録形式はMP4、MOV。
動画撮影と静止画撮影の操作について、直感的かつ合理的に行えるように配慮している。具体的には、動画撮影に切り換えると画面も動画撮影用に切り替わり、セーフティゾーン、アスペクト比、ゼブラパターン、録音レベルなどの情報が表示される。さらに別売のオーディオアダプターを使えば、外部マイクで音声を録音し、カメラのメニューを使わずに音声レベルを調整することが可能。
HDMI1.4端子を備え、4:2:2/10bitの4K画質の映像を伝送できる。なお、SDカード記録時は4:2:0/8bitとなる。
このほか、Wi-Fi内蔵で、iOS/Androidアプリ「Leica SL App」からリモート操作に対応する。USB接続のリモート操作用ソフト「Leica Image Shuttle SL」にも対応。アプリ、ソフトともに専用サイトからダウンロードにより提供される。
外形寸法は147W×104H×39Dmm(幅×奥行き×高さ)、質量は約847g(バッテリー含む)。付属品としてキャリングストラップ、ボディキャップ、充電式リチウムイオンバッテリー、バッテリーチャージャー(電源コード付き)、USB3.0ケーブル、レンズクリーニングクロスを同梱する。
撮像素子に35mmフルサイズの2,400万画素CMOSセンサーを搭載。画像処理エンジンには「LEICA MAESTRO II(ライカ・マエストロ・ツー)」を搭載し、「さまざまな点においてプロフェッショナル仕様のデジタルカメラとしては現時点で最高のパフォーマンスを実現する」としている。
ボディは無垢のアルミニウムから削り出しており、内部を保護する性能を高めるとともに、軽量性にも配慮した。また、カメラ本体の操作系およびレンズにはシーリングが施されており、さらには撮像素子に付着したゴミやほこりを超音波で除去する機能を搭載するなど、過酷な撮影環境にも耐えられるよう配慮している。
背面に備える液晶モニターはタッチパネル式で、広視野角170°の2.95型。カバーガラスには、キズに強く光の反射を防止するコーティングを施した。
電子ビューファインダーには、専用に独自に開発された「EyeRes ファインダー」を搭載する。画面サイズは0.66型、総ドット数は440万ドットで、アイセンサーを内蔵。処理性能が極めて高く、表示タイムラグはほとんど気にならないほどに短縮された高性能ファインダーだとしている。
レンズマウントはライカLで、専用レンズとして同時発売の大口径標準ズームレンズのほか、望遠側の焦点距離をカバーする大口径ズームレンズ「ライカ アポ・バリ オ・エルマリート SL f2.8-4/90-280mm」、50mmレンズ「ライカ ズミルックス SL f1.4/50mm ASPH.」も順次発売予定。今後さらにラインナップを拡充予定だという。
また専用レンズのほかにも、これまでに製造されたライカ製レンズのほぼすべてが使用できるという互換性を達成した。ライカTレンズはそのまま使用できるほか、ライカS、ライカM、ライカRのレンズも専用マウントアダプターを使って装着することが可能。
静止画の記録形式はJPEG、RAW(DNG)で、シャッタースピードは1/8,000秒〜30分(バルブ撮影)、ISO感度は最高50000まで設定できる。記録メディアはSDカードで、UHS-II対応とUHS-I対応のスロットを1基ずつ備える。なお、UHS-II対応のSDメモリーカードには、DNG形式とJPEG形式の2つの形式で同時に記録できる。
動画撮影については、高性能な撮像素子と画像処理エンジンの組み合わせにより、プロ水準の4K動画が撮影可能。また、24fpsのシネマ4K動画のほか、30fpsのUHD動画も撮影できるほか、フルHD動画では120fpsのフレームレートで撮影可能。動画の記録形式はMP4、MOV。
動画撮影と静止画撮影の操作について、直感的かつ合理的に行えるように配慮している。具体的には、動画撮影に切り換えると画面も動画撮影用に切り替わり、セーフティゾーン、アスペクト比、ゼブラパターン、録音レベルなどの情報が表示される。さらに別売のオーディオアダプターを使えば、外部マイクで音声を録音し、カメラのメニューを使わずに音声レベルを調整することが可能。
HDMI1.4端子を備え、4:2:2/10bitの4K画質の映像を伝送できる。なお、SDカード記録時は4:2:0/8bitとなる。
このほか、Wi-Fi内蔵で、iOS/Androidアプリ「Leica SL App」からリモート操作に対応する。USB接続のリモート操作用ソフト「Leica Image Shuttle SL」にも対応。アプリ、ソフトともに専用サイトからダウンロードにより提供される。
外形寸法は147W×104H×39Dmm(幅×奥行き×高さ)、質量は約847g(バッテリー含む)。付属品としてキャリングストラップ、ボディキャップ、充電式リチウムイオンバッテリー、バッテリーチャージャー(電源コード付き)、USB3.0ケーブル、レンズクリーニングクロスを同梱する。
- ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
- ブランドLEICA
- 型番ライカ SL(Typ 601)
- 発売日2015年11月末
- 価格92万円前後(ボディのみ)
●撮像素子:35mmCMOSセンサー、2,400万画素 ●液晶モニター:2.95型、広視野角170° ●記録媒体:SDカード ●外形寸法:147W×104H×39Dmm ●質量:約847g(バッテリー含む)