PR 公開日 2022/08/02 06:45
BTヘッドホン×ネックスピーカー。攻めまくりのV-MODA「S-80」が想像以上に便利だった
スタイリッシュながらV-MODAらしい重低音サウンド
イタリアに起源を持つヘッドホンブランドV-MODAから、Bluetoothヘッドホン+パーソナルスピーカーシステム「S-80」が発表された。
ミュージシャンでありDJでもあるVal Kolton(ヴァル・コルトン)氏が2004年に設立した、DJやプロフェッショナルオーディオ向けのオーディオブランドであるV-MODA。ローランド社の傘下となってからは、同社の技術やノウハウを活かした製品を送り出している。
そんな同社による最新モデルの「S-80」は、通勤や外出時にはワイヤレスヘッドホン、自宅でくつろぎながら音楽や動画を楽しむ際にはネックスピーカーとしても活用できるという、攻めまくったコンセプトのヘッドホンだ。
■V-MODAのアイコニックデザインを継承しつつ、大胆なスリム化
Bluetoothヘッドホン+ネックスピーカーという他に例のない個性を打ち出したS-80。その見た目は、意外にも(?)普通のBluetoothヘッドホンと呼ぶべきデザインだ。
まず、V-MODAのヘッドホン・イヤホン製品のデザインの基本形として、同時期に発表された中核モデル「Crossfade 3 Wireless」を見て欲しい。ハウジングに大胆に採用された六角形の意匠。これがV-MODAのアイコニックデザインである。
今回のV-MODA「S-80」は、ハウジングに六角形のモチーフを受け継ぎつつも大幅に小型化。ハウジングの外側のシールド部は交換可能なパネルになっていて、カラーやデザインのカスタマイズが出来るという所も、V-MODAとしての世界観を徹底している。
デザインとしては、合皮のヘッドバンド部にスリムな形状のハンガー部。ブラック/ホワイト/ローズゴールドの3カラーを用意しており、精悍なクラシックカメラのようなカッコよさがある。
サウンド面では、独自チューニングを施した40mmダイナミックドライバーの搭載で、現代のエレクトロ音楽のインパクトとエネルギーを最大限実現する再生を目指すという。ヘッドホンの装着タイプとしては耳の上にユニット部が乗るオンイヤー型。なお、僕が装着してみたところ、ヘッドバンドを最大まで伸ばした状態でも若干側圧がキツめだったという所は補足しておきたい。
そしてユニット部は前向きに90°回転させることが可能。これにより音を空間に放出でき、“ネックスピーカーとしても使える”という唯一無二の機能性が実現するのだ。
BluetoothはVer.5.1で、aptX HDコーデックに対応。公式の記載はないがAndroidスマホから確認したところaptX、AACコーデックにも対応していた。Bluetooth機器は最大2台のマルチポイント接続に対応し、aptX HDでも接続したままのマルチポイント動作を確認できた。連続再生時間はヘッドホン時、スピーカーモード時とも約20時間だ。
ミュージシャンでありDJでもあるVal Kolton(ヴァル・コルトン)氏が2004年に設立した、DJやプロフェッショナルオーディオ向けのオーディオブランドであるV-MODA。ローランド社の傘下となってからは、同社の技術やノウハウを活かした製品を送り出している。
そんな同社による最新モデルの「S-80」は、通勤や外出時にはワイヤレスヘッドホン、自宅でくつろぎながら音楽や動画を楽しむ際にはネックスピーカーとしても活用できるという、攻めまくったコンセプトのヘッドホンだ。
■V-MODAのアイコニックデザインを継承しつつ、大胆なスリム化
Bluetoothヘッドホン+ネックスピーカーという他に例のない個性を打ち出したS-80。その見た目は、意外にも(?)普通のBluetoothヘッドホンと呼ぶべきデザインだ。
まず、V-MODAのヘッドホン・イヤホン製品のデザインの基本形として、同時期に発表された中核モデル「Crossfade 3 Wireless」を見て欲しい。ハウジングに大胆に採用された六角形の意匠。これがV-MODAのアイコニックデザインである。
今回のV-MODA「S-80」は、ハウジングに六角形のモチーフを受け継ぎつつも大幅に小型化。ハウジングの外側のシールド部は交換可能なパネルになっていて、カラーやデザインのカスタマイズが出来るという所も、V-MODAとしての世界観を徹底している。
デザインとしては、合皮のヘッドバンド部にスリムな形状のハンガー部。ブラック/ホワイト/ローズゴールドの3カラーを用意しており、精悍なクラシックカメラのようなカッコよさがある。
サウンド面では、独自チューニングを施した40mmダイナミックドライバーの搭載で、現代のエレクトロ音楽のインパクトとエネルギーを最大限実現する再生を目指すという。ヘッドホンの装着タイプとしては耳の上にユニット部が乗るオンイヤー型。なお、僕が装着してみたところ、ヘッドバンドを最大まで伸ばした状態でも若干側圧がキツめだったという所は補足しておきたい。
そしてユニット部は前向きに90°回転させることが可能。これにより音を空間に放出でき、“ネックスピーカーとしても使える”という唯一無二の機能性が実現するのだ。
BluetoothはVer.5.1で、aptX HDコーデックに対応。公式の記載はないがAndroidスマホから確認したところaptX、AACコーデックにも対応していた。Bluetooth機器は最大2台のマルチポイント接続に対応し、aptX HDでも接続したままのマルチポイント動作を確認できた。連続再生時間はヘッドホン時、スピーカーモード時とも約20時間だ。
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