公開日 2024/02/20 06:40
昼と夜とで違うラジオ局が聞こえる!その理由とは
【連載】ガジェットTIPS
手は離せないが人の話は聞ける、そんな状況下のよき伴走者が「AMラジオ」。最近では、スマホアプリでサイマル放送を聞く人が増えているものの、台所では防水バッチリの携帯ラジオに限る、というリアルラジオ派の方もまだまだ多いのではないでしょうか。
そんなAM放送ですが、実は “夜が更ける” と受信環境が変化します。
AM波は地表に沿って進むものと、上空の電離層で反射して進むものに大別され、後者のほうが遠方まで進むことができます。複数ある電離層のうち、上空60 - 90kmにあるD層は太陽光のない夜間は消えてしまうため、AM波は上空100 - 120kmにあり、AM波をはね返す特性があるE層に到達、その結果昼間は聞くことができないAM局を受信できるというわけです。
一方、夜間のAM放送にはデメリットも。いろいろな方向から電波が飛んでくるため、混信しやすくなるのです。その場合、電波が飛んでくる方向に内蔵アンテナが向くようラジオの位置を変えると、受信したい電波がより強くなり、雑音を抑えることができますよ。
そんなAM放送ですが、実は “夜が更ける” と受信環境が変化します。
AM波は地表に沿って進むものと、上空の電離層で反射して進むものに大別され、後者のほうが遠方まで進むことができます。複数ある電離層のうち、上空60 - 90kmにあるD層は太陽光のない夜間は消えてしまうため、AM波は上空100 - 120kmにあり、AM波をはね返す特性があるE層に到達、その結果昼間は聞くことができないAM局を受信できるというわけです。
一方、夜間のAM放送にはデメリットも。いろいろな方向から電波が飛んでくるため、混信しやすくなるのです。その場合、電波が飛んでくる方向に内蔵アンテナが向くようラジオの位置を変えると、受信したい電波がより強くなり、雑音を抑えることができますよ。