公開日 2017/04/26 10:39
静電型ヘッドホンを通常アンプで駆動可能にする製品
iFI-Audio、「Pro iESL」最終量産型デモ機をヘッドフォン祭で世界初展示
編集部:小野佳希
トップウイングサイバーサウンドグループは、今週末4月29日より開催される「春のヘッドホン祭2017」において、iFI-Audioの静電型ヘッドホン用トランス結合エネザイジャー「Pro iESL」の最終量産型デモ機を試聴展示すると発表した。なお正式発売は6月を予定しており、価格は現時点では未定。
Pro iESLは、静電型ヘッドホンを通常のヘッドホン用およびスピーカー用のアンプで使用できるようにする機器。 HDMIケーブルを用いる独自規格のリンク「ESL-Link」で「Pro iCAN」と接続するように設計されているが、通常のヘッドホンアンプ、及びプリメインアンプのスピーカー出力端子と接続しても鳴らすことができるという。
昨年12月の「ポタフェス」でその存在が明らかにされていたモデル(関連ニュース)の最終量産型デモ機が今回展示されることとなった。これまで、一部機能が動作しないプロトタイプの展示が行われたことはあったが、完成版の製品展示は今回のヘッドホン祭が世界で初めてだという。
一般的なヘッドホンアンプとは、アナログ接続で使用することが可能。なお「親機」として接続するヘッドホンアンプは4ピンバランス・ヘッドホン出力付きの製品が最も好ましく、ヘッドホンアンプが十分なパワーと出力電圧を持っていることが必要だとのこと。
スピーカー用アンプ(プリメインアンプまたはボリュームを搭載したパワーアンプ)を「親機」として、スピーカー端子から信号を受けてiESLと接続し、エレクトロスタティック型、ダイナミック型、プラナー型のヘッドホンを使用することも可能。なおスピーカーを使う場合はOutの出力端子でスルーアウトが可能なため、いちいち接続をやり直す必要がない点もメリットだとしている。
そのほか、キャパシティブ・バッテリー電源を搭載し、ACノイズやスイッチング・ノイズを除去。ACターミネーターはPro/Normal/Offから、カスタム・バイアスは230(Normal端子6ピン)、500-640V(Custam/Pro端子5ピン)から、負荷インピーダンスは16Ω-96Ωで調整可能。
Pro iESLは、静電型ヘッドホンを通常のヘッドホン用およびスピーカー用のアンプで使用できるようにする機器。 HDMIケーブルを用いる独自規格のリンク「ESL-Link」で「Pro iCAN」と接続するように設計されているが、通常のヘッドホンアンプ、及びプリメインアンプのスピーカー出力端子と接続しても鳴らすことができるという。
昨年12月の「ポタフェス」でその存在が明らかにされていたモデル(関連ニュース)の最終量産型デモ機が今回展示されることとなった。これまで、一部機能が動作しないプロトタイプの展示が行われたことはあったが、完成版の製品展示は今回のヘッドホン祭が世界で初めてだという。
一般的なヘッドホンアンプとは、アナログ接続で使用することが可能。なお「親機」として接続するヘッドホンアンプは4ピンバランス・ヘッドホン出力付きの製品が最も好ましく、ヘッドホンアンプが十分なパワーと出力電圧を持っていることが必要だとのこと。
スピーカー用アンプ(プリメインアンプまたはボリュームを搭載したパワーアンプ)を「親機」として、スピーカー端子から信号を受けてiESLと接続し、エレクトロスタティック型、ダイナミック型、プラナー型のヘッドホンを使用することも可能。なおスピーカーを使う場合はOutの出力端子でスルーアウトが可能なため、いちいち接続をやり直す必要がない点もメリットだとしている。
そのほか、キャパシティブ・バッテリー電源を搭載し、ACノイズやスイッチング・ノイズを除去。ACターミネーターはPro/Normal/Offから、カスタム・バイアスは230(Normal端子6ピン)、500-640V(Custam/Pro端子5ピン)から、負荷インピーダンスは16Ω-96Ωで調整可能。