PHILE WEB

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2019/01/07 15:05
「IQbuds Boost」比5倍の能力を持つDSP搭載

<CES>Nuheara、新完全ワイヤレスイヤホン「IQbuds MAX」。テレビ音声送信機「IQstream TV」も

編集部:小野佳希
AV機器を含む様々な分野の企業が集う国際イベント「CES 2019」。本開幕を前に、前夜祭的イベント「CES Unveiled」が開催された。本稿では、完全ワイヤレスイヤホンの新作「IQbuds MAX」を出展していたNuhearaのブースをレポートする。

IQbuds MAX

Nuhearaは、上記の完全ワイヤレスイヤホン新モデル「IQbuds MAX」に加え、テレビ音声をIQbudsにワイヤレス送信できる「IQstream TV」を発表。IQbuds MAXは2019年後半、IQstream TVは2019年3月の発売を予定しているという。

IQstream TV

IQbuds MAXでは、日本でも展開中の「IQbuds Boost」(関連ニュース)の5倍の能力を持つというトリプルコアのDSPを採用。3基のマイクで周囲と耳の内側の音を集音し、同DSPで分析・処理することで、自然で最適な音楽再生を行えるという。なおIQbuds Boost同様にユーザーひとりひとりの聴覚に合わせる最適化機能「Ear ID」を搭載し、人それぞれに異なる外耳道の形状や聴覚特性をスマートフォンアプリで測定、結果に合わせて自動的に帯域補正を行う。

高度なフィルタリング回路を採用したというハイブリッドアクティブノイズキャンセリング機能と、パッシブノイズアイソレーションを併用したノイズキャンセリング機構を採用。低周波ノイズをアクティブノイズキャンセリングで、高周波ノイズはパッシブアイソレーションで除去するのだという。

ドライバーは、IQbuds BoostがBAドライバーだったのに対し、本機では9.2mmのダイナミックドライバーを搭載。従来のIQbuds同様に外音を聞き取りやすくする機能も備えており、同機能のみを使用する場合は最大32時間、音楽再生では最大20時間(いずれも充電機能装備の付属ケース使用時)利用できる。

IQstream TVは、上記のIQbuds MAXおよびIQbuds Boostとの組み合わせで使用可能。モバイルアプリで簡単にセットアップでき、低遅延かつクリアな音質でテレビの音を聴くことができるようになるという。

本機とIQbuds Boost/MAXを使うことで、例えば家族でテレビを見ているような場合に、自分だけ音量を上げて視聴するといったようなことができる。なお、IQstream TV本体はマルチルーム配信に対応するほか、AUX出力も備えておりサウンドバーや外部スピーカーにも音を出力することができる。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 オンキヨー・カムバック!テレビの音も新鮮に、リビングオーディオ対応プリメイン「TX-8470」レビュー
2 iFi audio、“マスタリング”クオリティのDAC/ヘッドホンアンプ「iDSD Valkyrie」。K2HD搭載
3 高梨康治×オーディオテクニカ「ATH-R70xa」。劇伴音楽の第一人者が語る開放型モニターヘッドホンの魅力とは
4 リビングにも最適なマランツ「MODEL M1」がネットワークプレーヤーで半年ぶりに首位奪取<ハイファイオーディオ売れ筋ランキング2月>
5 名古屋だけ!ヤマハのフラグシップ「HiFi5000シリーズ」を常設するブランドショップでレコードを楽しむ
6 AirPods Max、ロスレスと超低遅延再生に対応。4月のiOS 18.4とUSB-C接続で
7 【こういうのでいいんだよ】イヤホンマニアも高評価。オーディオテクニカのUSB-C有線機「ATH-CKS330NC」が今売れている理由とは?
8 【ミニレビュー】手のひらサイズで効果抜群!LANケーブルに直列接続する「EE1」はQobuzにも効く
9 Netflix、HDR10+での映像配信を開始。25年中に全HDRコンテンツで提供へ
10 クーナル、リビングで効果を発揮するルームチューニングアイテムのユーザーを紹介
3/26 10:56 更新

WEB