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公開日 2022/09/28 13:14
シリーズ初のアナログレコード
『エースコンバット・ゼロ』アナログレコードセットが発売。作曲家陣の新規コメントも
編集部:成藤 正宣
ユニバーサルミュージックは、2006年に発売されたPlayStation 2用ゲーム『エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー』の劇中曲を収録したアナログレコード「エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー オリジナル・サウンドトラック 2LPセット」を、本日2022年9月28日より発売する。価格は6,050円(税込)。
1995年にナムコ(現:バンダイナムコエンターテインメント)から第1作が発売され、2021年時点で世界累計出荷数1,700万本を突破したフライトシューティングゲームシリーズ『エースコンバット』。
この度、国内第6作にあたる『エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー』の劇中曲を収録した、シリーズ初のアナログレコード作品の発売が決定。小林啓樹氏が作曲した、シリーズを通しても高い人気を誇る楽曲「ZERO」や、高木潤一氏が演奏するフラメンコギターの旋律が美しい「Epilogue -Near The Border-」など、20曲を厳選しLP2枚組に収めている。
ジャケットには箔押しの限定ナンバリングが印刷されており、8Pのフルカラーブックレットには小林啓樹氏、中西哲一氏、中鶴潤一氏、大久保博氏ら作曲家陣の新規コメントを収録。コメントについては同商品内に英訳の紙も封入する。
また、本作品の発売に合わせ、「レコードプレーヤーに実際にレコード盤を載せた」紹介PVも公開。本作品にも収録される「ZERO」をバックに、LPを実際にレコードプレーヤーにかけた様子、作品紹介などが映されている。
以下に収録される作曲家のコメントの一部を掲載する。
作曲家:小林啓樹氏
Q. 『ACE COMBAT ZERO』をLP化すると決まった時に何を思ったか
A. "ZERO" のsound trackは、最初からアナログレコードでリリースした方が良かったんじゃないか、と思うほど、レコードがよく似合う音源です。何せ、男同士の決闘、意地のぶつかり合いですからね。古臭く、粗野で荒っぽい、だけどウォームでシルキーなレコードサウンドは、ZEROに合っていますよ。
Q. 改めて、『ZERO』を作り上げた時の思い出等
A. ACECOMBAT5とどこかで継続性を持たせながらも、全く違う世界観を構築しなければならない、しかも短期間で。というのが制作当時のお題でした。ZEROのゲーム全体のテーマは「1対1の決闘」です。男と男の意地のぶつかり合い、しかもかつてのバディとの決闘というのがZEROの最大の見せ場でした。これは、音楽制作者としても燃えるものがあったんですよ。音楽とは、人の心の内を描いてこそ価値が出てくるものですから。言葉で表現できない部分が大半を占めるZEROの制作は、私にとっても忘れ難い良き思い出です。
作曲家:中西哲一氏
Q. 『ACE COMBAT ZERO』をLP化すると決まった時に何を思ったか
A. まず「・・・これはいったい何が起きているのだ?」と状況を理解するまでに少し時間がかかりました。なるほどアナログ回帰とは面白いことが起きていますね。でもZEROの世界観にはとても似合うから、とても素敵な企画だなと思いました。
Q. 改めて、『ZERO』を作り上げた時の思い出等
A. 開発期間の短さ・・も真っ先に思い出しましたが、いいゲームが出来た手ごたえと達成感がありましたね。ACE COMBAT 5では大軍としての戦いであったことに対して、もっと小さくフォーカスした戦いで「騎士道」を感じることができる個人的にもお気に入りのゲームです。ゲームタイトルから物語っている重い空気と複雑な緊張感があり、さまざまな一騎討に撃ち勝っても何か複雑な後味が残るあの感覚。思い出すと今また遊びたくなってきました。
1995年にナムコ(現:バンダイナムコエンターテインメント)から第1作が発売され、2021年時点で世界累計出荷数1,700万本を突破したフライトシューティングゲームシリーズ『エースコンバット』。
この度、国内第6作にあたる『エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー』の劇中曲を収録した、シリーズ初のアナログレコード作品の発売が決定。小林啓樹氏が作曲した、シリーズを通しても高い人気を誇る楽曲「ZERO」や、高木潤一氏が演奏するフラメンコギターの旋律が美しい「Epilogue -Near The Border-」など、20曲を厳選しLP2枚組に収めている。
ジャケットには箔押しの限定ナンバリングが印刷されており、8Pのフルカラーブックレットには小林啓樹氏、中西哲一氏、中鶴潤一氏、大久保博氏ら作曲家陣の新規コメントを収録。コメントについては同商品内に英訳の紙も封入する。
また、本作品の発売に合わせ、「レコードプレーヤーに実際にレコード盤を載せた」紹介PVも公開。本作品にも収録される「ZERO」をバックに、LPを実際にレコードプレーヤーにかけた様子、作品紹介などが映されている。
以下に収録される作曲家のコメントの一部を掲載する。
作曲家:小林啓樹氏
Q. 『ACE COMBAT ZERO』をLP化すると決まった時に何を思ったか
A. "ZERO" のsound trackは、最初からアナログレコードでリリースした方が良かったんじゃないか、と思うほど、レコードがよく似合う音源です。何せ、男同士の決闘、意地のぶつかり合いですからね。古臭く、粗野で荒っぽい、だけどウォームでシルキーなレコードサウンドは、ZEROに合っていますよ。
Q. 改めて、『ZERO』を作り上げた時の思い出等
A. ACECOMBAT5とどこかで継続性を持たせながらも、全く違う世界観を構築しなければならない、しかも短期間で。というのが制作当時のお題でした。ZEROのゲーム全体のテーマは「1対1の決闘」です。男と男の意地のぶつかり合い、しかもかつてのバディとの決闘というのがZEROの最大の見せ場でした。これは、音楽制作者としても燃えるものがあったんですよ。音楽とは、人の心の内を描いてこそ価値が出てくるものですから。言葉で表現できない部分が大半を占めるZEROの制作は、私にとっても忘れ難い良き思い出です。
作曲家:中西哲一氏
Q. 『ACE COMBAT ZERO』をLP化すると決まった時に何を思ったか
A. まず「・・・これはいったい何が起きているのだ?」と状況を理解するまでに少し時間がかかりました。なるほどアナログ回帰とは面白いことが起きていますね。でもZEROの世界観にはとても似合うから、とても素敵な企画だなと思いました。
Q. 改めて、『ZERO』を作り上げた時の思い出等
A. 開発期間の短さ・・も真っ先に思い出しましたが、いいゲームが出来た手ごたえと達成感がありましたね。ACE COMBAT 5では大軍としての戦いであったことに対して、もっと小さくフォーカスした戦いで「騎士道」を感じることができる個人的にもお気に入りのゲームです。ゲームタイトルから物語っている重い空気と複雑な緊張感があり、さまざまな一騎討に撃ち勝っても何か複雑な後味が残るあの感覚。思い出すと今また遊びたくなってきました。