HOME > レビュー > 「スマホでハイレゾ」の実力とは? ドコモの “ハイレゾ対応” スマホ一斉比較テスト

<山本敦のAV進化論 第30回>

「スマホでハイレゾ」の実力とは? ドコモの “ハイレゾ対応” スマホ一斉比較テスト

公開日 2014/11/06 11:00 山本 敦
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

お風呂やゲレンデでもハイレゾが聴けるスマホ
サムスン「GALAXY S5 ACTIVE

サムスン「GALAXY S5 ACTIVE」

■音まわりのプロフィール

基本的な機能はシリーズのフラグシップモデルである「GALAXY S5」と共通でありながら、米国国防総省の調達基準「MIL規格」に対応したタフネス・スマホ。防水防塵はIPX5/7、IPX6Xに対応。本体に付いた汚れを水道水で洗い流すことができ、温度耐久性も高いのでスキーやスノボなどウィンターレジャーのお供にもよさそうだ。見方を変えれば「お風呂からゲレンデまで」様々な生活シーンでハイレゾが聴ける、初めてのオーディオプレーヤーということになる。

ハイレゾ再生の基本仕様は「GALAXY Note Edge」に比べ0.5世代前の内容であり、「ミュージック」アプリで96kHz/24bitまでのWAV/FLAC形式のファイルがイヤホン端子から再生できる。インターフェースの見やすさ・使いやすさはEdgeと同レベルで、再生ファイルの詳細も画面から確認ができるほか、「マルチウィンドウ表示」にも対応する。

本機も背面パネルを開けたところにmicroSDカードスロットがある

音まわりの機能では「Adapt Sound」や「Sound Alive」は搭載するが、「K2HD」は非対応。USB端子からのデジタル出力には対応しているが、ハイレゾ再生時のステータスをnano iDSDのインジケーターで確認したところ、96kHz/24bit以上のファイルを再生してもランプが44.1kHz/48kHzのファイル再生時に点灯する緑色になるので、どうやらダウンコンバート再生になるようだ。もっともポタアンが使えて、音楽再生の幅が広がるのは大歓迎だ。

本体上部にイヤホン端子を搭載。タフネスモデルなのに薄型の本体を実現

次ページGALAXY S5 ACTIVEのハイレゾ再生にGALAXY note Edgeとの差はあるのか?

前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE